授乳中の食事が不安なママへ|母乳は“血”から作られるという考え方

漢方薬局ほどよい堂|授乳中の食事・母乳・栄養コラム

授乳中の食事で大切なこと|母乳はママの血液から作られるという考え方

母乳は赤ちゃんにとって大切な食事です。そして、母乳はママが食べたものをもとに、血液を通して作られていきます。 この記事では、授乳中の食事・母乳の栄養・中医学の「血が乳になる」という考え方を、薬剤師・中医薬膳師の視点でやさしく解説します。

授乳中の食事をやさしく整理
母乳と血液の関係を解説
薬膳×腸活で産後の土台づくり
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授乳中のママの食事と母乳づくりを支える栄養イメージ。温かい食事、味噌汁、野菜スープ、まるごと食品を取り入れた産後の養生食
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授乳中の食事で大切なこと|まずは“不安になりすぎない”こと

授乳中は「母乳のために何を食べればいい?」「甘いものはダメ?」「栄養が足りているか不安」と感じる方が多い時期です。 産後の体は、出産による消耗、睡眠不足、ホルモン変化、育児疲れなどが重なり、思った以上に気血を消耗しやすくなっています。

ほどよい堂では、授乳中の食事を母乳のためだけでなく、ママの回復と赤ちゃんの栄養を支える土台づくりとして考えます。

授乳中の食事の基本:
完璧な食事を目指すより、温かい汁物・タンパク質・野菜・海藻・きのこ・豆類を、毎日の食事に少しずつ足していくことが大切です。

母乳は赤ちゃんの大切な食事

母乳は、赤ちゃんにとって毎日の大切な食事です。 赤ちゃんの成長を支える栄養だけでなく、授乳の時間そのものが、ママと赤ちゃんの安心感やふれあいにもつながります。

赤ちゃんの栄養

母乳は赤ちゃんの成長を支える大切な栄養源のひとつです。

ママの体力

授乳はエネルギーを使うため、ママ自身の栄養補給も大切です。

安心の時間

授乳の時間は、赤ちゃんとのふれあいにもつながります。

ただし、母乳育児は「絶対にこうしなければならない」というものではありません。 体調や状況に合わせて、医師・助産師・薬剤師などの専門家に相談しながら、無理のない形を選ぶことが大切です。

母乳はママの血液から作られるという考え方

母乳は、ママが食べたものをもとに、血液を通して作られていきます。 つまり、授乳中の食事は「母乳のため」だけでなく、ママの血液・体力・回復を支えるためにも大切です。

食べたものが、血となり、母乳の材料になる

授乳中は、食べたものから栄養を吸収し、血液を通して母乳の材料へとつながっていきます。 そのため、カロリーだけでなく、タンパク質・鉄・葉酸・ビタミンB群・ミネラル・食物繊維などを意識した食事が大切です。

食事の質が大切

甘いものや菓子パンでカロリーは摂れていても、血や母乳の材料になる栄養が不足することがあります。

吸収力も大切

食べた栄養は、胃腸で吸収されて初めて体の材料になります。腸活も授乳期の大切な土台です。

中医学の「血が乳になる」|授乳中は血を消耗しやすい時期

中医学では、母乳は「血」と深く関係すると考えます。 わかりやすく言えば、血が乳になるという考え方です。 そのため、授乳中は血を消耗しやすく、血虚=血の不足タイプのサインが出やすい方もいます。

血虚=血の不足タイプに見られやすいサイン

体のサイン
  • 疲れやすい
  • 顔色が白っぽい、ツヤが少ない
  • めまい・立ちくらみが気になる
  • 爪が割れやすい
  • 髪がパサつく、抜け毛が気になる
心と睡眠のサイン
  • 眠りが浅い
  • 夢をよく見る
  • 不安になりやすい
  • イライラしやすい
  • 疲れると気分が落ちやすい
弁証論治の流れ:
①証を組み立てる:血虚・気虚・脾虚・肝鬱の有無を見る
②背景を考える:睡眠不足、食事不足、胃腸の弱り、ストレスを確認する
③治則を立てる:血を補い、脾を整え、巡りを助ける

授乳中に意識したい“血をつくる食事”

授乳中は、血や母乳の材料になる栄養を意識したい時期です。 鉄だけでなく、葉酸・ビタミンB12・ビタミンB6・タンパク質・ミネラルなどを、食事全体で整えることが大切です。

栄養の視点食材の例授乳中の取り入れ方
タンパク質魚、肉、卵、豆腐、納豆、大豆製品味噌汁・スープ・卵料理に少しずつ足す
赤身肉、魚、小松菜、ほうれん草、ひじき、大豆胃腸に負担が少ない形で無理なく取り入れる
葉酸緑黄色野菜、ブロッコリー、春菊、クロレラ食品温野菜・汁物・まるごと食品で補う
ビタミンB群魚、肉、卵、玄米、豆類、発酵食品疲れやすさが気になる方は特に意識
食物繊維・ミネラル海藻、きのこ、豆類、野菜、玄米腸活と栄養吸収の土台に

まずは味噌汁・野菜スープを“栄養の受け皿”に

産後は忙しく、食事をゆっくり作る時間がないことも多いものです。 そんな時は、味噌汁や野菜スープに、豆腐・卵・わかめ・きのこ・小松菜・大豆食品などを入れるだけでも、栄養の足し算がしやすくなります。

授乳中の食事にタンパク質を足したい方へ

血や母乳の材料として、タンパク質や大豆食品を毎日の食事に取り入れることも大切です。

冷え・甘いもの・加工食品との付き合い方

授乳中は「これは食べてはいけない」と考えすぎると、かえってストレスになることがあります。 大切なのは、完全禁止ではなく、頻度と量、そして置き換えの工夫です。

冷え対策

冷たい飲み物や生ものが多いと、胃腸が冷えやすくなります。白湯・味噌汁・スープで温かさを足しましょう。

甘いもの

甘い飲み物を毎日飲むより、頻度を決め、甘味はできるだけ噛んで食べる形にすると満足感が出やすくなります。

加工食品

忙しい時は便利に使いながら、味噌汁・野菜・海藻・きのこ・豆類を足してバランスを整えましょう。

まず1つ変えるなら:
甘い飲み物を毎日飲んでいる方は、水・麦茶・白湯・温かいお茶・薄めの味噌汁に置き換える日を作ってみましょう。

授乳中こそ腸活と吸収力が大切|食べるだけでなく“吸収できる腸”へ

食べた栄養は、腸で吸収されて初めて血や母乳の材料として活かされます。 そのため、授乳中は「何を食べるか」だけでなく、「吸収できる腸を育てること」も大切です。

プロバイオティクス

乳酸菌やビフィズス菌など、善玉菌として知られるもの。

プレバイオティクス

食物繊維やオリゴ糖など、腸内細菌のエサになるもの。

バイオジェニックス

発酵食品などに含まれる、菌が作る有用成分に着目する考え方。

脾=消化吸収の土台を整える

中医学では、胃腸の消化吸収力を「脾」と考えます。 脾が弱ると、食べても疲れやすい、むくみやすい、便通が乱れやすい、甘いものが欲しくなりやすいといった状態につながることがあります。

産後の腸活が気になる方へ

便秘・お腹の張り・冷え・食欲不振がある方は、腸活の視点からも体づくりを見直してみましょう。

バイオリンク・玄米酵素など“まるごと食品”の考え方

授乳中は、葉酸・鉄・ビタミンB群・ミネラル・食物繊維など、さまざまな栄養を意識したい時期です。 ただし、何か一つの成分だけを極端に摂るよりも、毎日の食事に“まるごとの栄養”を少しずつ足す考え方が大切です。

クロレラ・バイオリンク

緑のまるごと食品として、葉酸・鉄・ビタミンB群・ミネラル・食物繊維・クロロフィルなどを、食事にプラスしたい方に。

クロレラについて詳しく見る
玄米×麹

玄米をまるごと活かした食品として、発酵・食物繊維・腸活の視点を取り入れたい方に。

玄米×麹を見てみる
授乳中・服薬中の方は確認を

健康食品は食品であっても、授乳中や服薬中は体質・薬との関係を確認することが大切です。 特にクロレラ食品はビタミンKを含むため、ワーファリン服用中の方は避ける必要があります。

3日・3週間・3ヶ月で考える授乳中の食事改善

3日

味噌汁を足す、白湯を飲む、よく噛むなど、胃腸の軽さや食事意識の変化を感じやすい時期。

3週間

食事のリズム、便通、甘いものの頻度、疲れ方など、習慣の変化を意識しやすい時期。

3ヶ月

血液・肌・髪・爪など、体質の土台づくりを意識する時期。産後の回復も焦らず整えましょう。

授乳中の食事・母乳・栄養に関するよくある質問

授乳中の食事で一番大切なことは何ですか?

完璧な食事を目指すより、タンパク質・鉄・葉酸・ビタミンB群・ミネラル・食物繊維を、毎日の食事に少しずつ足すことが大切です。 まずは温かい味噌汁や野菜スープを定番にするのがおすすめです。

母乳は本当に血液から作られるのですか?

母乳は、ママが食べたものから吸収された栄養をもとに、血液を通して作られていきます。 中医学でも「血が乳になる」と考え、授乳中は血を補う食事と胃腸の吸収力を大切にします。

授乳中に甘いものは食べない方がいいですか?

完全に禁止する必要はありません。 ただし、甘い飲み物や菓子パンが毎日の習慣になると栄養が偏りやすくなります。 頻度を決め、温かい飲み物や噛んで食べる甘味に置き換える工夫がおすすめです。

授乳中に腸活は必要ですか?

食べた栄養は腸で吸収されて初めて血や母乳の材料になります。 便秘や胃もたれがある方は、味噌汁・野菜スープ・海藻・きのこ・豆類・発酵食品などから始めてみましょう。

授乳中にバイオリンクや玄米酵素を取り入れてもよいですか?

バイオリンクや玄米酵素は食品として、食事にプラスする考え方で活用できます。 ただし、授乳中や服薬中は体質や薬との関係もあるため、不安がある場合は医師・薬剤師に相談してください。 ワーファリン服用中の方はクロレラ食品を避ける必要があります。

授乳中に疲れやすいのは栄養不足ですか?

栄養不足だけでなく、睡眠不足、育児疲れ、ストレス、冷え、胃腸の弱りなども関係します。 中医学では気虚・血虚・脾虚などのタイプとして考え、食事・休養・腸活を組み合わせて整えます。

授乳中の食事・母乳・栄養不足が不安な方へ

授乳中は、母乳のこと、食事のこと、甘いもの、冷え、疲れやすさ、健康食品の選び方など、迷いやすいことがたくさんあります。 ほどよい堂では、薬剤師・中医薬膳師の視点から、体質・食事・腸内環境・服薬状況をふまえて、無理のない整え方をご提案しています。

「何を食べればいいか分からない」「授乳中に健康食品を使ってよいか不安」という方は、お気軽にLINE無料相談をご利用ください。

漢方薬局ほどよい堂について

漢方薬局ほどよい堂は、宮崎県川南町にある「漢方×薬膳×腸活」を大切にした漢方薬局です。 ほどよい堂では、栄養・循環・吸収=腸活の3本柱をもとに、妊娠中・授乳中の方の食事や体質相談も承っています。

※本記事は一般的な健康情報です。授乳中の体調不良、強い疲労感、発熱、乳房の痛み、服薬中の方、治療中の方は、必ず医師・助産師・薬剤師などの専門家にご相談ください。

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薬剤師監修|漢方・薬膳・腸活

この記事の監修者と
ほどよい堂の考え方

健康情報は、「何が書いてあるか」だけでなく、誰が確認し、どのような考え方で発信しているかも大切です。
ほどよい堂では、現代の医学・栄養学と中医学の両面を大切にしながら、日常生活に取り入れやすい情報提供を心がけています。

薬剤師が監修 専門資格をもつ相談者が内容を確認
対面・オンライン対応 体質や生活背景まで一緒に整理
メディア掲載実績 雑誌『Tarzan』掲載
漢方薬局ほどよい堂代表・薬剤師 河邊甲介

SUPERVISOR

河邊 甲介

薬剤師/中医薬膳師/薬膳素材専門士/ペットフーディスト
漢方薬局「ほどよい堂」代表

宮崎県川南町の漢方薬局「ほどよい堂」で、漢方 × 薬膳 × 腸活の視点から健康相談を行っています。
症状名だけを見るのではなく、体質・食事・胃腸の状態・生活習慣などを一緒に整理し、今の生活の中で続けやすい整え方を考えていきます。

薬剤師 中医薬膳師 薬膳素材専門士 ペットフーディスト 漢方相談 薬膳 腸活

ほどよい堂が大切にする「からだを整える3つの土台」

つくる|栄養 からだをつくる材料を満たす
めぐらす|循環 必要なところへ栄養や酸素を届ける
受け取る|腸活 食べたものを受け取れる土台を整える
相談だけでも大丈夫と伝える、ほどよい堂の無料漢方相談案内
はじめての方へ

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「漢方が自分に合うのか分からない」「食事や腸活も含めて見直したい」「何から始めればよいか迷っている」という段階からご相談いただけます。
体質・食事・胃腸・生活習慣を整理し、今の状態に合わせて無理なく取り入れやすい方法を一緒に考えます。
購入を前提とした相談ではありません。

相談無料 相談だけでもOK 無理な販売なし 対面・オンライン対応
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無料で相談する

※相談だけで終了しても大丈夫です。商品の購入を無理におすすめすることはありません。

こんな段階から
ご相談いただけます

病名や商品を決めてから相談する必要はありません。まずは「今、何が気になっているか」を言葉にするところから始められます。

自分の体質を一度整理してみたい
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まず「整理すること」から

一方的に商品を選ぶのではなく、現在の状態や生活背景を確認しながら、その方にとって続けやすい方法を一緒に考えていきます。

STEP 1 今のお悩みをうかがう

気になる症状、困っていること、生活の中で変えたいことなどを確認します。

STEP 2 体質と生活背景を整理

食事・胃腸・睡眠・生活習慣なども含めて、今の状態を一緒に整理します。

STEP 3 できることから考える

必要に応じて、漢方・薬膳・腸活・生活習慣などの選択肢を検討します。

メディア掲載実績

ほどよい堂の活動を知っていただくための参考情報として、メディア掲載実績をご紹介しています。

雑誌Tarzanに掲載された宮崎県川南町の漢方薬局ほどよい堂
雑誌『Tarzan』掲載

漢方薬局「ほどよい堂」は、雑誌『Tarzan』に掲載された実績があります。掲載実績は、ほどよい堂の活動や取り組みを知っていただくための一例として掲載しています。

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日向灘を望む宮崎県川南町の自然豊かな環境にある漢方薬局ほどよい堂

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ほどよい堂は、宮崎県川南町の自然豊かな場所にある漢方薬局です。落ち着いた環境で、ゆっくりご相談いただけます。

漢方薬局 ほどよい堂

〒889-1301
宮崎県児湯郡川南町川南26197-1(峠の里内)

TEL:0983-32-7933

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体質、食事、胃腸の状態、生活習慣などを一緒に整理しながら、漢方・薬膳・腸活を含めた日常生活で取り入れやすい方法を考えていきます。

この記事の情報発信方針

ほどよい堂では、現代の医学・栄養学と中医学の両面を大切にしながら、日常生活に取り入れやすい情報提供を心がけています。

健康状態や体質、既往歴、服薬状況などによって適切な対応は異なるため、記事だけで個別の診断や治療を行うことはできません。必要に応じて医療機関や専門家への相談をご検討ください。

免責事項

本記事は一般的な健康情報の提供を目的としており、医師による診断・治療・処方の代替を目的とするものではありません。

  • 体質・症状・既往歴・服薬状況などにより、適切な対応は異なります。
  • 症状が強い場合、急激に悪化した場合、長期間続いている場合は、医療機関への受診をご検討ください。
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