ニキビの種類別原因と治し方を徹底解説|白ニキビ・黒ニキビ・赤ニキビの漢方対策ガイド

漢方薬局ほどよい堂|肌トラブル情報発信

ニキビの種類と原因、効果的な対策法完全ガイド

ニキビは、同じように見えても「赤く痛い」「黄色く膿む」「白く小さい」「紫~黒く硬い」など、 状態によって背景や整え方が異なります。ここでは、ニキビの種類ごとの特徴、お肌以外に出やすい症状、 漢方薬の考え方と日常対策を、できるだけわかりやすくまとめました。

ニキビの種類がわかる画像
まずはニキビの種類を見分けることが、対策の第一歩です。
赤ニキビ 黄ニキビ 白ニキビ 黒・紫ニキビ 漢方対策

繰り返すニキビ、まずは体質の傾向を確認しませんか?

スキンケアだけでは整いにくいニキビは、食事・ストレス・月経周期・胃腸の状態が重なっていることがあります。 体質を知ると、今の自分に合う方向性が見えやすくなります。

ニキビタイプ別|特徴・出やすい症状・漢方の考え方

下のアコーディオンでは、ニキビの種類ごとの特徴を整理しています。 「どのタイプが今の自分に近いか」を確認しながら読み進めていただくと、記事全体がわかりやすくなります。

赤ニキビの画像
炎症が強く、赤みと痛みを伴いやすい赤ニキビ。

▷赤ニキビの特徴

赤ニキビは、炎症が強く、見た目も痛々しいブツブツしたニキビです。 暴飲暴食後や生理前後にひどくなりやすく、普段から肉や辛いもの、甘いものが好きな方に多いのが特徴です。

▷お肌以外の出やすい症状

便秘気味、口の乾き、イライラしやすい、目の充血などがあります。 これらの症状は血に熱がこもった「血熱(けつねつ=血に熱がこもった状態)」の状態です。

▷漢方薬と対策

漢方薬では、十味敗毒湯排膿散及湯黄連解毒湯などで 清熱解毒や血熱をとっていきます。女性の場合、血熱のこもりやすい生理前は、 ストレスを溜めないようにし、辛いものや脂っこいもの、チョコレートなどの甘味を控えることがポイントです。

黄ニキビの画像
化膿が進み、熱っぽさと痛みを伴いやすい黄ニキビ。

▷黄ニキビの特徴

黄ニキビは赤ニキビ同様に腫れて化膿が進み、熱っぽさと痛みを伴います。 オイリー肌でニキビ跡が残りやすく、ファーストフードや揚げ物、ジュースなどの甘い飲み物が好きな方に多いタイプです。

▷お肌以外の出やすい症状

便秘気味、イライラしやすい、暑がり、のぼせ、女性では黄色いおりものが増えるなど、 体に「湿熱毒(しつねつどく=熱と余分な湿がこもった状態)」が溜まった状態です。

▷漢方薬と対策

漢方薬では、黄連解毒湯などで湿熱毒をとります。

白ニキビの画像
小さいけれど数が多く、治療に時間がかかりやすい白ニキビ。

▷白ニキビの特徴

白ニキビは皮膚色から白色に近く、小さいが数が多く治療に時間がかかります。 押すと黄白色の角栓(コメド)が出て、額や小鼻の辺りのTゾーンに出やすいです。

▷お肌以外の出やすい症状

のどや鼻が乾燥しやすく、よく咳き込み、普段から風邪をひきやすいなど、 肺(はい=呼吸器系)が弱く、体の皮膚に 「肺熱(はいねつ=肺に熱がこもった状態)」がこもりやすい状態です。

▷漢方薬と対策

漢方薬では、清上防風湯などで肺熱をとります。

黒ニキビの画像
芯が硬く、色が紫~黒っぽく見えやすい黒・紫ニキビ。

▷紫ニキビの特徴

紫ニキビは紫から赤黒い色で、触ると硬く芯のあるニキビです。 このニキビの色は、体内の血の巡りの悪さや、老廃物の溜まりやすさを表しています。

▷お肌以外の出やすい症状

肩こり、頭痛、生理痛などの痛みの症状、顔のくすみやくま、唇の色が暗紫色、 婦人科系のトラブル(子宮筋腫、子宮内膜症、卵巣嚢腫、経血に塊が多いなど)、 太りやすいなど。これらは、血と津液(水)の巡りが悪く熱がこもった状態です。

▷漢方薬と対策

漢方薬では、田七人参茶温胆湯桂枝茯苓丸などで 血行を改善し代謝を良くします。紫ニキビの改善は、婦人病の予防や改善にも繋がります。

今のニキビがどのタイプ寄りか、迷う方へ

赤みが強いのか、膿みやすいのか、硬く跡になりやすいのかによって、見るポイントは変わります。 迷うときは、セルフチェックや個別相談から始めると整理しやすくなります。

ニキビタイプ別漢方一覧

ここでは、ニキビの種類ごとに代表的な漢方薬と、記事内の説明に沿った効果・適応を一覧でまとめています。

ニキビの種類漢方薬効果・適応症
白ニキビ清上防風湯皮脂分泌が多く、顔面の熱や炎症を抑える効果があります。白ニキビや脂ぎった症例に用います。
黒ニキビ桂枝茯苓丸顔面が赤いか、ややくすみのある場合や青黒いニキビに適しています。生理不順や生理痛、頭痛などを伴う症例にも効果的です。
赤ニキビ十味敗毒湯皮膚の赤みや痒みを発散し、腫れや化膿を抑えます。体質改善も期待できます。
赤・黄ニキビ黄連解毒湯顔面の赤みや炎症が強い場合のニキビに適応します。
赤ニキビ排膿散及湯赤みや腫れを伴った化膿症、瘍、面疔に使います。
ニキビの種類一覧画像
見た目の違いから、今の状態を整理しやすくなります。

特定の症状に応じた漢方薬

ニキビそのものだけでなく、冷え、胃腸障害、ホルモンの影響など、背景の状態によって選ばれることのある漢方薬もあります。

漢方薬効果・適応症
当帰芍薬散冷え性で艶のないニキビに適応。色白で冷え症、やせ型の体力がない人向けです。
半夏瀉心湯不摂生な食事や胃腸障害を伴う口周りのニキビに適応します。
芍薬甘草湯高アンドロゲン血症に関連するニキビに使用。テストステロンを抑制し、皮脂分泌を減少させます。

補助的な漢方薬

漢方薬効果・適応症
人参湯、六君子湯、補中益気湯ニキビがなかなか改善しない場合に脾胃の改善を目的として併用します。

主な漢方薬の効果まとめ

十味敗毒湯

皮膚の赤みや痒み、腫れや化膿を抑えます。

黄連解毒湯

顔面の赤みや炎症を抑えます。

清上防風湯

顔面の熱や炎症を抑えます。

排膿散及湯

化膿症、瘍、面疔に効果的です。

当帰芍薬散

冷え性で艶のないニキビに適応します。

桂枝茯苓丸

くすみや青黒いニキビに効果的です。

半夏瀉心湯

胃腸障害を伴うニキビに適応します。

芍薬甘草湯

テストステロンを抑制し、皮脂分泌を減少させます。

日常で意識したい対策ポイント

いただいた内容に沿うと、特に赤ニキビや黄ニキビでは、 生理前のストレスや辛いもの・脂っこいもの・甘いものの摂りすぎに注意することがポイントです。

  • 暴飲暴食のあとに悪化しやすい場合は、食生活の乱れを見直す
  • 辛いもの、脂っこいもの、チョコレートなどの甘味を控えめにする
  • 甘い飲み物やファーストフードが続く生活を減らしていく
  • 生理前はとくにストレスを溜めないよう意識する
  • なかなか改善しない場合は、脾胃(消化吸収)の立て直しも考える

ニキビの相談先を探している方へ

「自分はどのタイプなのか知りたい」「漢方や腸活も含めて相談したい」 そんな方は、セルフチェックや無料相談から始めると整理しやすくなります。

まとめ

ニキビは、赤ニキビ、黄ニキビ、白ニキビ、黒・紫ニキビで特徴が異なり、 背景として考える体質や使われる漢方薬も変わってきます。

赤ニキビでは血熱、黄ニキビでは湿熱毒、白ニキビでは肺熱、 黒・紫ニキビでは血や津液の巡りの悪さがポイントになります。

そのため、見た目だけでなく、便秘、イライラ、冷え、胃腸障害、生理周期との関係まで含めて見ていくことが、 体質に合った対策を考える近道になります。

※本記事は一般的な情報提供を目的とした内容です。強い炎症や長引く症状がある場合は、医療機関への相談もご検討ください。

薬剤師監修|漢方・薬膳・腸活

この記事の監修者と
ほどよい堂の考え方

健康情報は、「何が書いてあるか」だけでなく、誰が確認し、どのような考え方で発信しているかも大切です。
ほどよい堂では、現代の医学・栄養学と中医学の両面を大切にしながら、日常生活に取り入れやすい情報提供を心がけています。

薬剤師が監修 専門資格をもつ相談者が内容を確認
対面・オンライン対応 体質や生活背景まで一緒に整理
メディア掲載実績 雑誌『Tarzan』掲載
漢方薬局ほどよい堂代表・薬剤師 河邊甲介

SUPERVISOR

河邊 甲介

薬剤師/中医薬膳師/薬膳素材専門士/ペットフーディスト
漢方薬局「ほどよい堂」代表

宮崎県川南町の漢方薬局「ほどよい堂」で、漢方 × 薬膳 × 腸活の視点から健康相談を行っています。
症状名だけを見るのではなく、体質・食事・胃腸の状態・生活習慣などを一緒に整理し、今の生活の中で続けやすい整え方を考えていきます。

薬剤師 中医薬膳師 薬膳素材専門士 ペットフーディスト 漢方相談 薬膳 腸活

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