なんとなく不調を“ほどよく”整える|漢方・薬膳・腸活で見つける私の中庸
中庸とは?漢方・薬膳・腸活で心と体を“ほどよく”整える養生法
中庸とは、過不足なく調和がとれている状態のこと。漢方の気血水・陰陽・脾胃の考え方に、薬膳・腸活・休養を組み合わせ、毎日の不調を“ほどよく”整える養生法を、宮崎県川南町の漢方薬局 ほどよい堂がわかりやすく解説します。
がんばりすぎない。でも、放置もしない。
あなたの体に合う“ちょうどいい整え方”を見つけましょう。
中庸とは?漢方でいう“ほどよいバランス”
中庸とは、簡単にいうと「過不足がなく、調和がとれている状態」です。冷えすぎてもつらい、熱がこもりすぎてもつらい。休みすぎても巡りが滞り、がんばりすぎても消耗します。
漢方・中医学では、体を「気・血・津液」「陰陽」「五臓六腑」のバランスで見ます。中庸とは、すべてを同じ量にすることではなく、その人の体質・季節・生活環境に合わせて、ちょうどよく整っている状態です。

自然豊かな峠の里から、心と体に合う“ほどよい養生”をご提案します
中医学で見る中庸のポイント
- 気:体を動かすエネルギー。疲れやすさ・やる気・巡りと関係します。
- 血:栄養とうるおい。顔色・睡眠・月経・不安感とも関係します。
- 津液:体の水分。乾燥・むくみ・痰・重だるさと関係します。
- 陰陽:冷やす力と温める力、休む力と動く力のバランスです。
- 脾:消化吸収の土台。食べたものを気血に変える中心です。
漢方で見る「中庸から外れたサイン」
なんとなく不調が続く時、体は小さなサインを出しています。漢方では、症状だけでなく、冷え・熱感・便通・睡眠・食欲・ストレス・舌の状態などを総合的に見て、体質の方向性を考えます。
気虚タイプ|エネルギー不足・疲れやすい
気虚とは、体を動かすエネルギーが不足している状態です。疲れやすい、食後に眠い、声に力がない、風邪をひきやすい、朝からだるい方に見られやすいタイプです。
背景には、脾虚=消化吸収力の弱りがあることも多く、まずは胃腸を助けながら気を補う「補気健脾」が養生の方向になります。方剤では、補中益気湯は気虚・脾虚で疲れやすいタイプに用いられることがあります。
血虚タイプ|栄養とうるおい不足・眠りが浅い
血虚とは、血の不足により、栄養とうるおいが届きにくい状態です。顔色が淡い、めまい、爪が割れやすい、眠りが浅い、不安感、月経量が少ない方に見られやすいタイプです。
治則は「補血養血」。タンパク質・鉄・ビタミン・ミネラルを意識しつつ、吸収できる胃腸を整えることが大切です。方剤では、四物湯は血虚タイプの基本方剤として知られています。
気滞タイプ|ストレス・張り・イライラ
気滞とは、気の巡りが滞っている状態です。ため息が多い、胸やお腹が張る、イライラしやすい、緊張で胃腸が乱れる、PMSがつらい方に見られやすいタイプです。
治則は「疏肝理気」。香りのよい薬膳素材、深呼吸、朝散歩、情報量を減らすことも養生になります。方剤では、加味逍遙散は気滞に熱感や血虚が重なるタイプに用いられることがあります。
痰湿タイプ|むくみ・重だるさ・胃もたれ
痰湿とは、余分な水分や老廃物がたまりやすい状態です。むくみ、体が重い、胃もたれ、舌苔が厚い、眠気、甘いものや脂っこいものが多い方に見られやすいタイプです。
治則は「健脾化湿」。脾=胃腸を助け、水はけを整えることが中心です。冷たい飲み物や甘い飲み物を減らし、温かい汁物、海藻、きのこ、豆類を日々の定番にしていきます。
陰虚タイプ|潤い不足・ほてり・寝汗
陰虚とは、体をうるおし冷ます力が不足している状態です。口や喉の乾き、手足のほてり、寝汗、夕方以降の熱感、眠りの浅さが気になる方に見られやすいタイプです。
治則は「滋陰清熱」。がんばりすぎ、睡眠不足、辛いもの・アルコールの摂りすぎに注意し、黒ごま、豆腐、山芋、白きくらげ、桑の実などの潤い食材を取り入れます。
陽虚タイプ|冷え・寒がり・温める力の不足
陽虚とは、体を温め動かす力が不足している状態です。冷え、寒がり、朝が弱い、下痢しやすい、腰や足が冷える、むくみやすい方に見られやすいタイプです。
治則は「温陽補腎」「温中散寒」。冷たい飲食を控え、湯船、腹巻き、温かい味噌汁やスープなどで、内側から土台を温めます。
ほどよい堂の養生は「栄養・循環・吸収」の3本柱
ほどよい堂では、漢方・薬膳・腸活を組み合わせ、体づくりを「栄養」「循環」「吸収」の3本柱で考えます。細胞は食べたもので作られ、血流に乗って届き、腸から吸収されて初めて力になります。
1. 栄養|細胞は食べたものでしか作られない
カロリーは足りているのに、タンパク質・良質脂質・ビタミン・ミネラル・食物繊維・フィトケミカルが不足する状態を、新型栄養失調として考えます。
味噌汁、野菜スープ、海藻、きのこ、豆類、発酵食品を毎日の定番にし、まずは「足りない材料」を満たすことが大切です。
2. 循環|血が巡ると、栄養・酸素・いのちが届く
栄養を摂っても、巡りが悪ければ細胞に届きにくくなります。中医学では、気が巡ることで血も水も動くと考えます。
朝の光、軽い散歩、深呼吸、湯船、ふくらはぎを動かす習慣など、毎日続けられる“巡る習慣”を作りましょう。
3. 吸収|食べるだけでなく“吸収できる腸”を育てる
中医学では、胃腸の働きを「脾=土」として重視します。土が整えば、全身の気血水が育ちやすくなります。
腸活は、プロバイオティクス、プレバイオティクス、バイオジェニックスの三位一体に、腸のバリア機能を守る視点も加えて考えます。

一物全体・身土不二を意識し、毎日の食卓から体質の土台を整えます

食べるだけでなく、“吸収できる腸”を育てることが大切です
腸活は「善玉菌・エサ・有用成分」の三位一体
腸のケアは、ただ乳酸菌を摂るだけではありません。善玉菌そのもの、善玉菌のエサ、菌が作る有用成分を組み合わせることで、毎日の消化吸収を支えやすくなります。
プロバイオティクス
乳酸菌・ビフィズス菌など、善玉菌そのもの。発酵食品やサプリメントなどで取り入れられます。
プレバイオティクス
食物繊維・オリゴ糖など、腸内細菌のエサになるもの。海藻、きのこ、豆、雑穀、野菜に多く含まれます。
バイオジェニックス
菌が作る有用成分や発酵代謝物のこと。腸内環境を通じて、体調管理を支える考え方です。
リーキガットの視点
腸のバリアが乱れると、食事・ストレス・睡眠不足の影響を受けやすくなります。まずはよく噛むことから始めましょう。
3日・3週間・3ヶ月で考える体質づくり
体質改善は、一晩で大きく変えるものではありません。ほどよい堂では、体の入れ替わりを意識して「3日・3週間・3ヶ月」の時間軸で養生を組み立てます。
3日|まず体感の変化を観察
お腹の張り、便通、食後の眠気、冷え、睡眠、気分の波を観察します。朝の白湯、味噌汁1杯、甘い飲み物をお茶に置き換えるなど、小さな一歩で十分です。
3週間|習慣の変化を作る
食べ方、眠り方、動き方のクセに気づきやすい時期です。薬膳茶、漢方、腸活素材も、体質に合わせて見直しやすくなります。
3ヶ月|体質の土台を育てる
栄養状態、腸内環境、巡り、休養の質を見直しながら、体質の土台を整えます。焦らず、でも放置せず、“ほどよい継続”を大切にします。
クロレラは「緑のまるごと食品」として考える
ほどよい堂では、食事の土台を支える選択肢の一つとして、クロレラ、とくにバイオリンクを扱っています。クロレラは、タンパク質、クロロフィル、ビタミン、ミネラル、食物繊維、多糖体などを含む、緑のまるごと食品です。
位置づけとしては、薬のように症状を抑えるものではなく、毎日の「つくる・守る・巡らす」を支える基礎食。体調維持のための維持量から、食生活の乱れや疲れやすさが気になる方のしっかり整える量まで、体調を見ながら段階的に考えます。
休養も“戦略的な養生”です
疲れは、ただ寝れば必ず取れるとは限りません。物理ストレス、化学ストレス、生物ストレス、心理ストレス、社会ストレスが重なることで、心身のバランスは乱れやすくなります。
休息|睡眠・リラックスで回復する
夜はスマホや情報量を減らし、陰を養う時間に。寝る前の白湯、照明を落とす、深呼吸などもおすすめです。
運動|軽く動いて巡らせる
疲れている時ほど、軽い散歩やストレッチで気血を巡らせると、体がほぐれやすくなります。
栄養|胃腸を助けて材料を満たす
味噌汁、野菜スープ、卵、豆腐、魚、海藻、きのこなど、消化しやすい形で栄養を満たしましょう。
親交・娯楽・創作|心の気を巡らせる
人やペットとのつながり、好きな音楽、香り、手仕事、自然の中で過ごす時間は、気の巡りを助ける養生になります。
何から始めればいいか迷ったら、まず体質を整理しましょう
「病院では異常なし。でも、なんとなく不調」 「健康情報が多すぎて、自分に合う方法がわからない」 「漢方・薬膳・腸活を自分の体質に合わせて取り入れたい」
そんな方は、まずはセルフチェックやLINE無料相談で、今の体の状態を整理してみてください。
よくある質問
中庸とは、何もしないという意味ですか?
いいえ。中庸は「放置」ではなく、今の体に合わせて、補う・巡らせる・休ませる・余分なものを減らすなどを調整する考え方です。
漢方相談では、どんなことを見ますか?
症状だけでなく、冷え・熱感・便通・睡眠・食欲・ストレス・月経・生活習慣などを総合的に見ます。中医学では、これを弁証論治と呼びます。
薬膳や腸活だけでも相談できますか?
はい。漢方薬だけでなく、食事、薬膳茶、腸活、休養、生活習慣の整え方まで、できる範囲から一緒に考えます。
甘い飲み物や人工甘味料は完全にやめるべきですか?
完全NGではなく、頻度を決めることが大切です。まずは水、お茶、薄い味噌汁へ置き換え、甘味はできるだけ“噛んで食べる形”にすると、胃腸への負担を減らしやすくなります。
オンラインでも相談できますか?
はい。LINEから無料相談が可能です。問診内容をもとに、体質の方向性や養生の優先順位を整理します。
漢方薬局 ほどよい堂について
漢方薬局 ほどよい堂は、宮崎県川南町の自然豊かな峠の里にある、漢方・薬膳・腸活の健康相談薬局です。薬剤師・中医薬膳師・薬膳素材専門士・ペットフーディストの視点から、体質に合わせた“ほどよい整え方”をご提案しています。
所在地:〒889-1301 宮崎県児湯郡川南町川南26197-1(峠の里内)
電話:0983-32-7933
本記事は一般的な健康情報であり、診断・治療を目的としたものではありません。持病がある方、妊娠中・授乳中の方、服薬中の方は、医師・薬剤師にご相談ください。漢方薬・健康食品・薬膳素材は、体質や状態により合うものが異なります。
監修者・免責事項
本記事の信頼性を高めるため、監修者情報と免責事項をまとめています。 体質の整理(中医学)と、現代の栄養学・生活習慣の視点を両輪で扱い、誠実な表現を心がけています。
Supervisor / Reviewer
監修者情報

監修:河邊 甲介(薬剤師/中医薬膳師/薬膳素材専門士/ペットフーディスト)
漢方薬局「ほどよい堂」代表
宮崎県川南町にて、漢方 × 薬膳 × 腸活のトリプルアプローチによる健康相談を行っています。 体質の言語化と、日常で“続く整え方”をセットでご提案しています。
- 栄養:細胞は“食べたものでしか作られない”
- 循環:巡りが整うと、酸素・栄養が届きやすくなる
- 吸収(腸活):食べるだけでなく“吸収できる腸”を育てる
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ほどよい堂では、体質(気・血・津液/陰陽・寒熱など)の整理と、食事・生活の整え方をセットでご提案しています。
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本記事は一般的な情報提供を目的としており、診断・治療・処方の代替ではありません。 症状が強い/長引く/不安が大きい場合は、医療機関・専門家へご相談ください。
- 体質・状態・既往歴により、最適な対処は異なります。
- 妊娠中・授乳中・服薬中・通院中の方は、自己判断での実施を避け、必ず確認してください。
- 記事内容は、予告なく更新・変更する場合があります。



