愛犬に合うフードがわからない方へ|中医学の五性で見るタンパク源と体質別フード選び
愛犬・愛猫のタンパク源は「中医学の五性(ごせい)」で相性チェック
フード選びで迷ったら、まず見るのは主原料=タンパク源。
中医学では、肉や魚にも「体を温める/冷ます」方向性があると考え、これを五性(熱・温・平・涼・寒)と呼びます。
体質や季節に合わせてタンパク源を整えると、便・皮膚・耳・目やになどが安定しやすくなります(※目安)。

まずは体質チェックから。合うフードを探す流れが整いやすくなります
「どのタンパク源が合うか分からない」という場合は、先に体質の傾向を確認してから、フード・発酵食品・腸活ケアを組み合わせるのがおすすめです。
この記事でわかること
五性は便利な“地図”ですが、実際の体感は便と皮膚に出やすいです。
ポイント:単一タンパクで試すと、合う・合わないの原因が追いやすくなります。
熱(ねつ)しっかり温める/ 温(おん)ほどよく温める/ 平(へい)偏りが少ない/ 涼(りょう)熱を冷ます/ 寒(かん)しっかり冷ます
「炎症が強い=熱っぽい」時は、熱・温に偏りすぎないのがコツ。
「冷え・軟便が続く」時は、温・平が選びやすい傾向があります。
中医学の五性で見る、タンパク源の相性チェック
お肉・魚の五性(タンパク源の目安)
同じ“肉”でも、体質や季節で相性が変わることがあります(※五性は目安)。
- 熱:羊(ラム)
- 温:鶏、鹿(ベニソン)
- 平:牛、豚、ガチョウ(グース)、うずら(クエール)、猪 など
- 涼:うさぎ(ラビット)
- 寒:馬
- 涼〜寒:魚(種類で体感が変わるため“幅”として扱う)
五性は便利ですが、フードは脂質量・食物繊維・添加物・おやつでも体感が変わります。
だからこそ、原材料(主タンパク)× 体の反応で判断するのが確実です。
体質別:おすすめタンパク源の早見(熱証/寒証/平)
| タイプ | こんなサイン | 基本の候補 | 状況で調整 | 偏ると不調が出やすい |
|---|---|---|---|---|
| 熱証 ねっしょう=熱がこもりやすい | 皮膚の赤み・かゆみ/ベタつき/耳が汚れやすい/目やに/口臭/便が臭い/暑がる・水をよく飲む | 牛・豚・うずら・ガチョウ・猪 | 熱感が強い→うさぎ/魚(様子見) | 羊/鶏/鹿(熱・温に固定しすぎない) |
| 寒証 かんしょう=冷えやすい | 冷えると軟便/朝方に下痢しやすい/寒がる/元気が出にくい/お腹が冷たい | 鶏・鹿/牛・豚 | 冷えが強い→羊(少量で様子見) | うさぎ/馬(冷えやすい子は慎重に) |
| 平 迷ったらここ | 大きな偏りがない/季節で体調が変わる/フード迷子/まず安定させたい | 牛・豚・うずら・ガチョウ・猪 | 便が緩い→鶏・鹿/皮膚が赤い→うさぎ | 同じタンパクに固定しすぎ注意 |
「迷ったら平(牛・豚など)」を基準にして、便・皮膚・耳を見ながら微調整すると失敗しにくいです。
GREEN DOG & CATで見つかる「主なタンパク源」分類(例)
以下は五性別に整理した「主タンパク源」例です(商品は一例)。
まずは“単一タンパク”で反応(便・皮膚)を確認すると、合う方向が見えやすくなります。
熱 ラム(羊)
- Ziwi Peak「エアドライ ドッグフード ラム」 GREEN DOG & CAT
- ナチュラルハーベスト「メンテナンススモール ラム」 GREEN DOG & CAT
冷えやすい子の“底上げ”で合うこともありますが、皮膚が赤い・ベタつく子は偏りすぎに注意。
温 鶏肉(チキン)
- ナチュラルハーベスト「シンプレックス チキン」(チキン、チキンレバー) GREEN DOG & CAT
- K9ナチュラル「チキン・フィースト」(鶏肉が主原料) GREEN DOG & CAT
お腹が弱い子の“様子見”で選ばれやすい一方、熱っぽい子は固定しすぎないのがコツ。
温 鹿肉(ベニソン)
- テラカニス「グレインフリー 鹿肉」 GREEN DOG & CAT
冷え・虚弱寄りの子で合うことも。皮膚の赤み・かゆみが強い時は“温”の積み重ねに注意。
温寄り 合鴨(おやつで見かける)
- 合鴨ささみの干し肉(合鴨ささみ肉) GREEN DOG & CAT
おやつは“量が少なくても反応が出る”ことがあります。皮膚・耳が荒れる子は一度外して観察を。
平〜温寄り 七面鳥(ターキー)
- アニモンダ(犬)胃腸ケア:肉類(七面鳥のみ) GREEN DOG & CAT
- アニモンダ(猫)アレルギーケア:肉類(七面鳥のみ) GREEN DOG & CAT
“単一タンパク”として検討しやすいカテゴリー。療法食は使用中の治療方針と合わせて。
平 牛肉(ビーフ)
- キアオラ「グラスフェッドビーフ&レバー」:ビーフ生肉、ビーフレバー GREEN DOG & CAT
- ペトコトフーズ「フレッシュドッグフード ビーフ」:国産牛肉 GREEN DOG & CAT
迷ったら“平”を基準に。便・皮膚が安定したら季節に合わせて微調整しやすいです。
平 豚肉(ポーク)
- アカナ「ヨークシャーポーク」:豚肉、豚肉ミール、豚レバー等 GREEN DOG & CAT
“平”の候補。切り替えはゆっくり、便の変化を見ながら。
平 うずら(クエール)
- N&D(キヌア スキン&コート):タンパク源はウズラ肉のみ GREEN DOG & CAT
単一タンパクとして整理しやすい一方、レシピ全体(脂質・繊維)も合わせて観察を。
涼 うさぎ肉(ラビット)
- テラカニス「グレインフリー うさぎ」 GREEN DOG & CAT
皮膚の赤み・熱感が強い時の“調整候補”。冷えやすい子は少量から慎重に。
涼〜寒 魚(サーモン/白身魚 など)
- NOW FRESH(サーモン):サーモン生魚(骨抜き) GREEN DOG & CAT
- ドットわん魚ごはん:白身魚(瀬戸内海産) GREEN DOG & CAT
魚は種類・脂質・加工で体感が変わります。“涼寄り”として使うと調整しやすいことも。
寒 馬肉(ホース)
- テラカニス「グレインフリー 馬肉」 GREEN DOG & CAT
冷えやすい子(寒証寄り)は合わないことも。便が緩む・元気が落ちる時は見直しを。
和漢みらいドッグフードを検討する時の見方
和漢みらいドッグフードを選ぶ時も、まずは現在の体質・便・皮膚・年齢・持病・食欲を確認します。 和漢素材が配合されたフードは、毎日の食事で体調管理を考えたい方にとって選択肢の一つになります。
療法食を使用中、持病がある、投薬中、食物アレルギーがある場合は、自己判断だけで切り替えず、獣医師の方針を優先してください。
実践:タンパク源の選び方(失敗しにくい手順)
- まず「平」を基準にする(迷ったら牛・豚など)。
- 単一タンパクで2〜3週間、便・皮膚・耳の反応を見る(※切り替えは徐々に)。
- 熱っぽいサインが強い→「涼」方向(うさぎ/魚など)を候補に。
- 冷え・軟便が強い→「温・平」方向(鶏/鹿/牛豚など)を候補に。
- うまくいったら季節で微調整(夏は涼寄り、冬は温寄り…のように“偏りすぎない”範囲で)。
切り替え中に不調が出たら、いったん量を戻す/変更点を減らすのがコツです。
持病・アレルギー・投薬中の子は、必ず獣医師にご相談ください。
腸活の視点:食べるだけでなく「吸収できる腸」を育てる
体質に合うフードを選んでも、腸が乱れていると栄養をうまく受け取れないことがあります。 ほどよい堂では、ペットの腸活もプロバイオティクス・プレバイオティクス・バイオジェニックスの三位一体で考えます。
- プロバイオティクス:善玉菌を補う考え方
- プレバイオティクス:善玉菌のエサになる食物繊維など
- バイオジェニックス:菌が作る有用成分を活かす考え方
便のにおい、軟便、皮膚のかゆみ、耳の汚れが気になる場合は、フードだけでなく腸内環境も一緒に見直すと、土台が整いやすくなります。
3日・3週間・3ヶ月で見るフード切り替えの目安
食いつき・便の変化を確認
急に全量を切り替えず、少量から混ぜて様子を見ます。
皮膚・耳・目やにを観察
おやつやトッピングも含め、変化をメモしておくと判断しやすくなります。
体質の土台を確認
毛づや、体重、便、元気さなど、全体のコンディションを見ます。
不調が出た場合は、いったん元の量に戻す、変更点を減らす、獣医師に相談するなど、無理に続けないことが大切です。
関連リンク・購入導線まとめ
体質チェック、フード選び、腸活ケアを組み合わせることで、毎日の食事管理が続けやすくなります。 GREEN DOG & CATをご利用の際は、ほどよい堂紹介番号もあわせてご活用ください。
監修者・免責事項
本記事の信頼性を高めるため、監修者情報と免責事項をまとめています。 体質の整理(中医学)と、現代の栄養学・生活習慣の視点を両輪で扱い、誠実な表現を心がけています。
Supervisor / Reviewer
監修者情報

監修:河邊 甲介(薬剤師/中医薬膳師/薬膳素材専門士/ペットフーディスト)
漢方薬局「ほどよい堂」代表
宮崎県川南町にて、漢方 × 薬膳 × 腸活のトリプルアプローチによる健康相談を行っています。 体質の言語化と、日常で“続く整え方”をセットでご提案しています。
- 栄養:細胞は“食べたものでしか作られない”
- 循環:巡りが整うと、酸素・栄養が届きやすくなる
- 吸収(腸活):食べるだけでなく“吸収できる腸”を育てる
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本記事は一般的な情報提供を目的としており、診断・治療・処方の代替ではありません。 症状が強い/長引く/不安が大きい場合は、医療機関・専門家へご相談ください。
- 体質・状態・既往歴により、最適な対処は異なります。
- 妊娠中・授乳中・服薬中・通院中の方は、自己判断での実施を避け、必ず確認してください。
- 記事内容は、予告なく更新・変更する場合があります。

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