母乳の栄養が気になるママへ|カロテノイドと緑黄色野菜・クロレラの考え方
母乳とカロテノイド|緑黄色野菜・クロレラを授乳期に意識したい理由
母乳には、β-カロテン・ルテイン・ゼアキサンチン・リコペンなど、さまざまなカロテノイドが含まれることが知られています。 授乳期の食事では、緑黄色野菜やクロレラ食品など“色のある食材”を意識しながら、食事全体を整えることが大切です。

目次
- 1 母乳とカロテノイド|授乳期に“色のある食材”を意識したい理由
- 2 カロテノイドとは|植物や藻類に含まれる“色の成分”
- 3 β-カロテン・ルテイン・ゼアキサンチン・リコペンの違い
- 4 母乳中にもカロテノイドが含まれる|授乳中の食事と母乳の関係
- 5 授乳中に緑黄色野菜を食べる意味
- 6 クロレラ食品という選択肢|緑のまるごと食品として考える
- 7 中医学では青菜・緑の食材は肝血を養うイメージ
- 8 「これだけでOK」ではなく食事全体を整える
- 9 まるごと食品で考える授乳期の栄養サポート
- 10 母乳とカロテノイド・授乳中の食事に関するよくある質問
- 11 授乳中の母乳・栄養・食事選びが不安な方へ
- 12 授乳中のカロテノイド・栄養サポートに関連するページ
- 13 漢方薬局ほどよい堂について
- 14 監修者・免責事項
母乳とカロテノイド|授乳期に“色のある食材”を意識したい理由
授乳中の食事では、タンパク質・鉄・葉酸・ビタミンB群などに注目されることが多いですが、 緑黄色野菜に含まれるカロテノイドも意識したい栄養成分のひとつです。
カロテノイドは、野菜や果物、藻類などに含まれる黄色・赤色・緑色に関わる色素成分です。 β-カロテン、ルテイン、ゼアキサンチン、リコペンなどがあり、母乳中にも複数のカロテノイドが含まれるとされています。
授乳期は、ひとつの栄養素だけに頼るのではなく、緑黄色野菜・海藻・きのこ・豆類・発酵食品・まるごと食品を組み合わせて、母乳とママの体を支える食事全体を整えることが大切です。
カロテノイドとは|植物や藻類に含まれる“色の成分”
カロテノイドとは、植物や藻類などが持つ黄色・橙色・赤色などの色素成分の総称です。 私たちの食卓では、にんじん、かぼちゃ、ほうれん草、ブロッコリー、トマト、クロレラなどに含まれます。
緑黄色野菜や藻類などの“色のある食材”には、カロテノイドだけでなく、ビタミン・ミネラル・食物繊維・フィトケミカルなども含まれます。 授乳中は、カロリーだけでなく、このような微量栄養素も意識したい時期です。
にんじん、かぼちゃ、柿など。β-カロテンを意識しやすい食材です。
ほうれん草、小松菜、ブロッコリー、クロレラなど。ルテインなどを含みます。
トマト、すいかなど。リコペンを含む食材として知られています。
β-カロテン・ルテイン・ゼアキサンチン・リコペンの違い
カロテノイドには多くの種類があります。 授乳期の記事では、特にβ-カロテン・ルテイン・ゼアキサンチン・リコペンを分かりやすく整理すると、専門性の高い内容になります。
| カロテノイド | 主なイメージ | 含まれる食材例 |
|---|---|---|
| β-カロテン | 緑黄色野菜に多い橙色系の色素成分 | にんじん、かぼちゃ、ほうれん草、小松菜 |
| ルテイン | 目の健康と関わりが深い成分として知られる | ほうれん草、ケール、ブロッコリー、クロレラ |
| ゼアキサンチン | ルテインとともに黄色系色素として注目される | とうもろこし、卵黄、緑黄色野菜 |
| リコペン | 赤い色素成分として知られる | トマト、すいか、ピンクグレープフルーツ |
カロテノイドは大切な栄養成分ですが、特定成分だけを大量に摂ればよいわけではありません。 授乳中は、食事全体のバランス、体質、胃腸の状態、服薬状況をふまえて整えることが大切です。
母乳中にもカロテノイドが含まれる|授乳中の食事と母乳の関係
母乳には、β-カロテン、ルテイン、ゼアキサンチン、リコペンなど、複数のカロテノイドが含まれるとされています。 つまり、授乳中のママがどのような食事をしているかは、母乳の栄養を考えるうえでも大切な視点になります。
母乳はママが食べたものから吸収された栄養をもとに、血液を通して作られます。 中医学では「血が乳になる」と考え、授乳中は血をつくる食事と、栄養を吸収できる胃腸を整えることを大切にします。
緑黄色野菜や藻類などから、カロテノイド・ビタミン・ミネラル・食物繊維を意識します。
血を養い、脾=消化吸収を整え、母乳の材料となる栄養を体に取り込むことを重視します。
授乳中に緑黄色野菜を食べる意味
緑黄色野菜は、カロテノイドだけでなく、ビタミン・ミネラル・食物繊維も含む大切な食材です。 授乳中は忙しく、食事がごはん・パン・麺類に偏りやすいため、意識して“色のある野菜”を足すことが大切です。
- ほうれん草
- 小松菜
- ブロッコリー
- にんじん
- かぼちゃ
- 春菊
- 味噌汁に入れる
- 野菜スープにする
- 冷凍野菜を使う
- 卵料理に混ぜる
- 作り置きの温野菜にする
- 豆腐や納豆と合わせる
クロレラ食品という選択肢|緑のまるごと食品として考える
クロレラは、緑色の藻類を原料とした食品です。 ほどよい堂では、クロレラ・バイオリンクを緑のまるごと食品・細胞の基礎食という位置づけで考えています。
クロレラ食品は、単一の成分だけを摂るサプリメントというより、クロロフィル・タンパク質・ビタミン・ミネラル・食物繊維・カロテノイドなどを、食品として少しずつ取り入れる考え方に向いています。
忙しくて野菜が不足しがちな授乳中の方が、毎日の食事に“緑の食品”をプラスする選択肢として考えられます。
カロテノイドだけでなく、葉酸・鉄・ビタミンB群・ミネラル・食物繊維なども含めて、食事全体の土台づくりとして考えます。
クロレラ食品は食品ですが、授乳中や服薬中は体質・薬との関係を確認することが大切です。 特にクロレラ食品はビタミンKを含むため、ワーファリン服用中の方は避ける必要があります。
中医学では青菜・緑の食材は肝血を養うイメージ
中医学では、五行の考え方で「青・緑」は肝と関係が深い色とされています。 肝は血を蓄え、巡りや目、情緒とも関わると考えます。
授乳中は「血が乳になる」と考えるため、血を補い、巡りを整え、胃腸で吸収できる状態を作ることが大切です。 青菜や緑の食材は、肝血を養うイメージで、日々の食事に取り入れたい食材です。
| 中医学の視点 | 状態の目安 | 食事の方向性 |
|---|---|---|
| 血虚タイプ | めまい、顔色が白い、爪や髪の弱り、眠りが浅い | 鉄・葉酸・B群・タンパク質を意識 |
| 肝血不足タイプ | 目の疲れ、情緒のゆらぎ、産後の疲れ | 青菜・緑黄色野菜・黒ごま・卵・魚など |
| 脾虚タイプ | 胃もたれ、食欲不振、むくみ、便通の乱れ | 温かい味噌汁・スープ・よく噛む習慣 |
| 肝鬱タイプ | イライラ、胸の張り、ストレスで不調が出やすい | 香味野菜、深呼吸、軽い運動、休養 |
緑黄色野菜やクロレラ食品は、現代栄養学ではカロテノイドや微量栄養素の視点、中医学では血を養い巡りを整える食材のイメージとして活用できます。
「これだけでOK」ではなく食事全体を整える
カロテノイドやクロレラ食品は、授乳中の食事を考えるうえで役立つ視点のひとつです。 しかし、「これだけ食べれば大丈夫」というものではありません。
授乳中は、タンパク質・鉄・葉酸・ビタミンB群・ミネラル・食物繊維・良質な脂質を、日々の食事の中で少しずつ整えることが大切です。
細胞・血液・母乳は、食べたものから作られます。
血が巡ることで、栄養と酸素が体に届きやすくなります。
食べた栄養を活かすには、吸収できる腸を育てることが大切です。
まるごと食品で考える授乳期の栄養サポート
授乳中は、特定の成分だけを極端に摂るよりも、毎日の食事に“まるごとの栄養”を少しずつ足していく考え方が大切です。 一物全体とは、皮・葉・芯・胚芽なども含めて、食材をできるだけまるごといただく考え方です。
母乳とカロテノイド・授乳中の食事に関するよくある質問
カロテノイドとは何ですか?
カロテノイドとは、植物や藻類などに含まれる黄色・橙色・赤色などの色素成分の総称です。 β-カロテン、ルテイン、ゼアキサンチン、リコペンなどがあります。
母乳にもカロテノイドは含まれますか?
母乳には、β-カロテン、ルテイン、ゼアキサンチン、リコペンなど複数のカロテノイドが含まれるとされています。 授乳中は、緑黄色野菜など色のある食材を意識することが大切です。
授乳中に緑黄色野菜はどのように食べればよいですか?
味噌汁、野菜スープ、温野菜、卵料理、豆腐や納豆との組み合わせがおすすめです。 忙しい時は冷凍野菜や作り置きも上手に活用しましょう。
クロレラ食品は授乳中の栄養サポートになりますか?
クロレラ食品は、緑のまるごと食品として、葉酸・鉄・ビタミンB群・ミネラル・食物繊維・カロテノイドなどを食事にプラスする考え方で活用できます。 ただし、服薬中や治療中の方は医師・薬剤師に相談してください。
ルテインは母乳と関係がありますか?
ルテインはカロテノイドの一種で、母乳中にも含まれる成分として知られています。 ルテインだけを単独で考えるのではなく、緑黄色野菜や食事全体のバランスを整えることが大切です。
カロテノイドを摂るにはサプリが必要ですか?
まずは緑黄色野菜や色のある食材を日々の食事に取り入れることが基本です。 サプリや健康食品を使う場合は、授乳中の体質や服薬状況をふまえて専門家に相談しましょう。
授乳中の母乳・栄養・食事選びが不安な方へ
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監修者・免責事項
本記事の信頼性を高めるため、監修者情報と免責事項をまとめています。 体質の整理(中医学)と、現代の栄養学・生活習慣の視点を両輪で扱い、誠実な表現を心がけています。
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監修者情報

監修:河邊 甲介(薬剤師/中医薬膳師/薬膳素材専門士/ペットフーディスト)
漢方薬局「ほどよい堂」代表
宮崎県川南町にて、漢方 × 薬膳 × 腸活のトリプルアプローチによる健康相談を行っています。 体質の言語化と、日常で“続く整え方”をセットでご提案しています。
- 栄養:細胞は“食べたものでしか作られない”
- 循環:巡りが整うと、酸素・栄養が届きやすくなる
- 吸収(腸活):食べるだけでなく“吸収できる腸”を育てる
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本記事は一般的な情報提供を目的としており、診断・治療・処方の代替ではありません。 症状が強い/長引く/不安が大きい場合は、医療機関・専門家へご相談ください。
- 体質・状態・既往歴により、最適な対処は異なります。
- 妊娠中・授乳中・服薬中・通院中の方は、自己判断での実施を避け、必ず確認してください。
- 記事内容は、予告なく更新・変更する場合があります。

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