漢方薬はどれを選べばいい?煎じ薬・エキス剤・薬膳茶・サプリの違いを薬剤師が解説
漢方薬局ほどよい堂の情報発信
漢方薬・薬膳茶・薬膳食材・サプリの違い|煎じ薬とエキス剤の選び方
最終更新日:
「漢方に興味はあるけれど、何を選べばいいか分からない」
「煎じ薬とエキス剤は何が違うの?」
「薬膳茶やサプリは、漢方薬とどう使い分けるの?」
この記事では、宮崎県川南町の漢方薬局ほどよい堂が、 煎じ薬・エキス剤・薬膳茶・薬膳食材・サプリメントの違いを、 漢方相談・薬膳・腸活の視点から分かりやすく解説します。
目次
- 1 まずは体質を知ることから始めませんか?
- 2 この記事でわかること
- 3 漢方は「形」よりも体質との相性が大切です
- 4 煎じ薬・エキス剤・薬膳茶・サプリの違い
- 5 煎じ薬|体質に合わせて細かく調整しやすい本格的な漢方
- 6 エキス剤・粉薬・錠剤|忙しい方でも続けやすい漢方薬
- 7 漢方薬を1包から試したい方へ
- 8 薬膳茶・養生茶|毎日の習慣として体質づくりを支える
- 9 オーダーメイド薬膳茶はこちら
- 10 薬膳食材|毎日の食事から“脾”を整える
- 11 健康食品・サプリメント|不足しやすい栄養を補う選択肢
- 12 ワカサプリ・玄米由来スキンケアもご相談ください
- 13 漢方×薬膳×腸活で考える、ほどよい堂の体質づくり
- 14 体質づくりは「3日・3週間・3ヶ月」で考えます
- 15 どれを選べばいい?タイプ別のおすすめ
- 16 よくある質問
- 17 自分に合う漢方・薬膳茶を相談したい方へ
- 18 漢方薬局ほどよい堂について
- 19 監修者・免責事項
まずは体質を知ることから始めませんか?
漢方は、商品名だけで選ぶよりも、今の体質や生活背景に合わせて選ぶことが大切です。 「自分に合うものが分からない」という方は、無料相談やセルフチェックからご利用ください。
漢方は「形」よりも体質との相性が大切です
漢方薬には、煎じ薬・エキス剤・粉薬・錠剤・液体タイプなど、いくつかの形があります。 また、毎日の養生として取り入れやすい薬膳茶や薬膳食材、栄養の土台を支える健康食品・サプリメントもあります。
ここで大切なのは、「どれが一番良いか」ではなく、「今の体質・生活リズム・続けやすさに合っているか」です。

中医学では「証」を組み立てて考えます
中医学では、今のからだの状態を証(しょう:体質や不調のパターン)として見立てます。 同じ「冷え」「疲れ」「むくみ」「眠れない」でも、背景が違えば整え方も変わります。
虚のタイプ
- 気虚:エネルギー不足タイプ
- 血虚:血や栄養の不足タイプ
- 陰虚:潤い不足タイプ
- 陽虚:温める力の不足タイプ
滞り・余分なもののタイプ
- 気滞:ストレスで巡りが滞るタイプ
- 瘀血:血の巡りが滞りやすいタイプ
- 痰湿:余分な水分・重だるさタイプ
- 湿熱:余分な湿と熱がこもるタイプ
ほどよい堂では、証を組み立てる → 背景を説明する → 治則と養生を提案するという流れで、 漢方薬・薬膳茶・食事・腸活・栄養を組み合わせて考えます。
煎じ薬・エキス剤・薬膳茶・サプリの違い
ほどよい堂では、漢方薬だけでなく、薬膳茶・薬膳食材・健康食品・サプリメントも取り扱っています。 それぞれの役割を知っておくと、自分に合う選び方がしやすくなります。
| 種類 | 特徴 | 向いている方 |
|---|---|---|
| 煎じ薬 | 生薬を煮出して服用する昔ながらの漢方。体質に合わせて細かく調整しやすい。 | 本格的に体質相談をしたい方、慢性的な不調の背景を整理したい方。 |
| エキス剤・粉薬・錠剤 | 煎じ薬を濃縮した顆粒や錠剤タイプ。持ち運びやすく続けやすい。 | 忙しい方、煎じる時間がない方、外出先でも使いたい方。 |
| 薬膳茶・養生茶 | 体質や季節に合わせた食養生のお茶。毎日の習慣として取り入れやすい。 | まずはやさしく養生を始めたい方、飲み物を見直したい方。 |
| 薬膳食材 | なつめ・枸杞の実・黒豆・白きくらげなど、食事に取り入れやすい素材。 | 食事から体づくりを始めたい方、家族で養生を取り入れたい方。 |
| 健康食品・サプリメント | 食事だけでは不足しやすい栄養を補助する選択肢。 | 栄養バランスが気になる方、食生活の偏りがある方。 |
健康食品・薬膳茶・サプリメントは、医薬品の代わりではありません。 持病がある方、服用中のお薬がある方、妊娠中・授乳中の方は、医師・薬剤師へ相談しながら取り入れることが大切です。
煎じ薬|体質に合わせて細かく調整しやすい本格的な漢方

煎じ薬とは、生薬を水で煮出して服用する昔ながらの漢方薬です。 植物の根・葉・実・樹皮などを組み合わせ、体質や状態に合わせて考えます。
煎じ薬が向いている方
- 体質に合わせてしっかり相談したい方
- 市販の漢方薬を試したけれど合うか分からなかった方
- 慢性的な不調の背景を丁寧に整理したい方
- 多少手間がかかっても、自分に合わせた形で続けたい方
煎じ薬のメリットと注意点を見る
煎じ薬のメリットは、体質や状態に合わせて考えやすいことです。 一方で、毎日煮出す手間があるため、生活リズムに合うかどうかも大切です。
服用中のお薬がある方、妊娠中・授乳中の方、持病がある方は、自己判断ではなく薬剤師や医師にご相談ください。
エキス剤・粉薬・錠剤|忙しい方でも続けやすい漢方薬
エキス剤とは、煎じ薬を濃縮して顆粒や粉末にしたタイプの漢方薬です。 水やお湯で服用しやすく、持ち運びやすいのが特徴です。
エキス剤が向いている方
- 仕事や家事で忙しい方
- 煎じ薬の手間が負担になりそうな方
- 外出先でも漢方を続けたい方
- まずは漢方を試してみたい方
方剤名だけで選ばないことが大切です
たとえば葛根湯は有名な漢方薬ですが、すべての風邪タイプに合うわけではありません。 葛根湯は一般的に、寒気があり、汗が出にくく、体表に邪があるような 表寒実証(ひょうかんじっしょう)に用いられることが多い方剤です。
漢方薬は、症状名だけでなく、寒熱・虚実・胃腸の状態・汗の有無などを含めて選ぶことが大切です。
薬膳茶・養生茶|毎日の習慣として体質づくりを支える

薬膳茶・養生茶は、日々の生活に取り入れやすいお茶タイプの養生です。 ほどよい堂では、体質や季節に合わせて、なつめ・枸杞の実・陳皮・黒豆・桑の葉・菊花などの薬膳素材を組み合わせたお茶をご提案しています。
漢方薬と薬膳茶の違い
漢方薬は、証に合わせて不調の方向性を整えるために用いる医薬品です。 一方、薬膳茶は、毎日の暮らしの中で体質づくりを支える食養生として考えます。
薬膳茶が向いている方を見る
- まずは食養生から始めたい方
- 冷たい飲み物や甘い飲み物を減らしたい方
- 季節や体調に合わせたお茶を取り入れたい方
- 漢方薬まではまだ迷っている方
甘い飲み物を急にゼロにするのが難しい場合は、 まず「1日1本を薬膳茶や温かいお茶に置き換える」だけでも始めやすくなります。
薬膳食材|毎日の食事から“脾”を整える
薬膳では、食材にもそれぞれ性質があると考えます。 からだを温めやすいもの、潤いを補いやすいもの、巡りを助けるもの、胃腸を支えるものなど、 食材の個性を体質に合わせて活用します。
薬膳の基本は「脾=消化吸収」を助けること
中医学では、消化吸収の中心を脾(ひ)と考えます。 脾は、食べたものを気血水に変える土台です。
いくら良いものを食べても、胃腸が疲れていて吸収できなければ、体の材料として使いにくくなります。 ほどよい堂では、土=脾胃が整えば、全身の気血水が巡りやすくなるという考え方を大切にしています。
毎日の定番にしたい食養生
- 具だくさん味噌汁
- 野菜スープ
- 海藻・きのこ・豆類
- 発酵食品
- 季節の野菜
取り入れやすい薬膳食材
- なつめ:気血を補う素材として
- 枸杞の実:肝腎や目の養生に
- 白きくらげ:潤いの養生に
- 黒豆:巡りや腎の養生に
- くるみ:年齢に応じた養生に
まず意識したいのは、特別なものを増やすよりも、毎日の食事を整えることです。 1口30回を目安によく噛むことも、消化のスイッチを入れ、脾を助ける養生になります。
健康食品・サプリメント|不足しやすい栄養を補う選択肢
現代の食生活では、カロリーは足りていても、タンパク質・良質な脂質・ビタミン・ミネラル・食物繊維・フィトケミカルが不足しやすいことがあります。 ほどよい堂では、こうした状態を新型栄養失調として捉え、食事の見直しを基本にしながら、必要に応じて健康食品やサプリメントも選択肢として考えます。
サプリメントは食事の代わりではありません
サプリメントは便利ですが、食事の代わりではありません。 ほどよい堂では、次の3本柱を大切にしています。
栄養
細胞は、食べたものでしか作られません。タンパク質・脂質・ビタミン・ミネラル・食物繊維を意識します。
循環
血が巡ることで、栄養と酸素が全身へ届きます。冷え・肩こり・むくみは巡りを見直すサインになることがあります。
吸収=腸活
食べるだけでなく、吸収できる腸を育てることが大切です。脾を整えることは、現代的な腸活ともつながります。
休養
睡眠・軽い運動・リラックス・人やペットとのつながりなど、複数の休養を組み合わせて整えます。
ワカサプリ・玄米由来スキンケアもご相談ください
栄養や美容の土台づくりは、食事・睡眠・腸活と合わせて考えることが大切です。 気になる方は、商品ページもご覧ください。
漢方×薬膳×腸活で考える、ほどよい堂の体質づくり
ほどよい堂では、漢方薬・薬膳茶・薬膳食材・サプリメントを別々に考えるのではなく、 栄養・循環・吸収の3本柱で整理しています。
腸活は「善玉菌」だけではありません
腸活では、善玉菌を摂るだけでなく、菌のエサや、菌が作る有用成分、腸のバリアも一緒に考えることが大切です。
- プロバイオティクス:善玉菌そのもの
- プレバイオティクス:善玉菌のエサになる食物繊維やオリゴ糖など
- バイオジェニックス:菌が作る有用成分
- 腸のバリア:粘膜・炎症・ストレス・睡眠の影響も含めて考える視点
中医学でいう「脾=土」を整えることは、現代的な腸活ともつながります。 体質づくりは、食べることだけでなく、吸収できるからだを育てることが大切です。
体質づくりは「3日・3週間・3ヶ月」で考えます
からだは、止まったものではなく、常に入れ替わっている動的なシステムです。 ほどよい堂では、体質づくりを次の時間軸で考えます。
3日|体感の変化を観察する時期
まずは睡眠・便通・食欲・胃腸の軽さなどを観察します。 温かい味噌汁やスープを取り入れる、よく噛む、冷たい飲み物を減らすなど、小さな変化から始めます。
3週間|習慣が形になりやすい時期
食事・睡眠・運動・お茶の習慣を整えていきます。 完璧を目指すより、「戻れる定番」を作ることが大切です。
3ヶ月|体質の土台を育てる時期
栄養・循環・吸収の3本柱を整えながら、季節やストレスに合わせて微調整していきます。 体質づくりは一直線ではなく、揺れながら整えるものです。
どれを選べばいい?タイプ別のおすすめ
体質に合わせてしっかり相談したい方
煎じ薬または個別相談による漢方薬がおすすめです。 冷え・疲れ・不眠・胃腸・女性の不調など、背景を丁寧に整理したい方に向いています。
忙しくても漢方を続けたい方
エキス剤・粉薬・錠剤がおすすめです。 煎じる手間がなく、仕事や外出が多い方でも続けやすい形です。
まずは毎日の養生から始めたい方
薬膳茶・養生茶がおすすめです。 甘い飲み物や冷たい飲み物を減らしたい方、食養生を気軽に始めたい方に向いています。
栄養の不足感が気になる方
食事の見直しを基本にしながら、必要に応じて健康食品やサプリメントを補助的に考えます。 服用中のお薬がある方は、薬剤師へご相談ください。
よくある質問
Q. 煎じ薬とエキス剤はどちらが良いですか?
どちらが上というより、体質・生活スタイル・続けやすさで選びます。 細かく調整したい方は煎じ薬、手軽さを重視する方はエキス剤が向いています。
Q. 薬膳茶は漢方薬ですか?
薬膳茶は医薬品ではなく、毎日の食養生として取り入れるお茶です。 体質に合わせて素材を選ぶことで、日々の養生を支えます。
Q. サプリメントだけで体質は整いますか?
サプリメントは食事の代わりではありません。 ほどよい堂では、栄養・循環・吸収の3本柱を整えたうえで、必要に応じて補助的に活用します。
Q. 服用中の薬があっても相談できますか?
可能です。お薬手帳や服用中の薬・サプリの写真があると相談がスムーズです。 通院中の方、妊娠中・授乳中の方、持病がある方は、自己判断せずご相談ください。
Q. ほどよい堂はオンライン相談できますか?
はい。店頭相談だけでなく、LINEを使った無料漢方相談もご利用いただけます。 遠方の方や、まずは気軽に相談したい方にもおすすめです。
自分に合う漢方・薬膳茶を相談したい方へ
漢方薬・薬膳茶・薬膳食材・サプリメントは、名前や人気だけで選ぶよりも、 今の体質・胃腸の状態・生活リズム・服用中のお薬・続けやすさまで含めて考えることが大切です。
ほどよい堂では、漢方×薬膳×腸活の視点から、あなたに合う整え方を一緒に考えます。
漢方薬局ほどよい堂について
漢方薬局ほどよい堂は、宮崎県児湯郡川南町にある、漢方相談・薬膳茶・腸活相談を行う漢方薬局です。 漢方×薬膳×腸活を組み合わせ、栄養・循環・吸収の3本柱から、無理なく続けられる養生をご提案しています。
住所:〒889-1301 宮崎県児湯郡川南町
電話:0983-32-7933
本記事は一般的な健康情報です。症状が強い場合、治療中の病気がある場合、服用中のお薬がある場合は、医師・薬剤師へご相談ください。
監修者・免責事項
本記事の信頼性を高めるため、監修者情報と免責事項をまとめています。 体質の整理(中医学)と、現代の栄養学・生活習慣の視点を両輪で扱い、誠実な表現を心がけています。
Supervisor / Reviewer
監修者情報

監修:河邊 甲介(薬剤師/中医薬膳師/薬膳素材専門士/ペットフーディスト)
漢方薬局「ほどよい堂」代表
宮崎県川南町にて、漢方 × 薬膳 × 腸活のトリプルアプローチによる健康相談を行っています。 体質の言語化と、日常で“続く整え方”をセットでご提案しています。
- 栄養:細胞は“食べたものでしか作られない”
- 循環:巡りが整うと、酸素・栄養が届きやすくなる
- 吸収(腸活):食べるだけでなく“吸収できる腸”を育てる
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本記事は一般的な情報提供を目的としており、診断・治療・処方の代替ではありません。 症状が強い/長引く/不安が大きい場合は、医療機関・専門家へご相談ください。
- 体質・状態・既往歴により、最適な対処は異なります。
- 妊娠中・授乳中・服薬中・通院中の方は、自己判断での実施を避け、必ず確認してください。
- 記事内容は、予告なく更新・変更する場合があります。

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