血流・冷え・肩こりが気になる方へ|毛細血管測定でわかる“血の巡り”と漢方的体質改善
血の巡りと出血を整える中医学|理血類・止血類の違いと体質別養生
肩こり、冷え、生理痛、経血の塊、あざ、鼻血、歯ぐきの出血。これらは中医学では、からだの「血」のバランスと関係して考えることがあります。
ほどよい堂では、血の巡りだけを見るのではなく、栄養・循環・吸収=腸活の3本柱から、今の体質に合った養生を一緒に考えていきます。
栄養の土台
循環と毛細血管
腸活と吸収力
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まずは「今の巡り」と「体質」を確認してみませんか?
毛細血管測定・体質チェック・LINE相談から、あなたに合う整え方を一緒に考えます。
目次
この記事でわかること
- 理血類・活血化瘀類・止血類の違い
- 血瘀・血虚・血熱・血寒の体質サイン
- 血流を良くしたい人が注意すべきポイント
- 毛細血管測定を健康相談に活かす考え方
- ほどよい堂式「栄養・循環・吸収」の整え方
「血流を良くしたい」と思っても、体質によって必要な養生は異なります。出血傾向がある方、妊娠中の方、血液を固まりにくくする薬を服用中の方は、自己判断で巡り系の漢方・薬膳・サプリメントを増やさないことが大切です。
理血類と止血類の違いとは?
中医学では、血に関わる食薬や生薬を大きく「理血類」として捉えます。理血類とは、血の巡りや出血など、血に関する乱れを整える分類です。
その中でも、血の滞りを動かすものを「活血化瘀類」、出血を止める方向に働くものを「止血類」と考えます。
| 分類 | 主な目的 | 体質・症状のイメージ |
|---|---|---|
| 理血類 | 血の異常を整える総称 | 血の滞り、出血、血の乱れを幅広く考える |
| 活血化瘀類 | 血の巡りを促し、瘀血を動かす | 肩こり、生理痛、刺すような痛み、経血の塊 |
| 止血類 | 出血を止める方向に働く | 鼻血、歯ぐきの出血、月経過多、血尿など |
| 補血類 | 血を補い、からだを養う | めまい、顔色不良、爪の弱さ、目の疲れ、乾燥 |
| 清熱涼血類 | 血にこもった熱を冷ます | 熱感、赤み、炎症、熱っぽい出血傾向 |
現代医学で見る「止血」と、中医学で見る「血」
現代医学での止血は、血管・血小板・凝固因子・線溶系が関わる精密な仕組みです。血管が傷つくと、血小板が集まり、さらに凝固因子によってフィブリンが形成され、出血を止める方向へ働きます。
一方で、血が固まりすぎると血栓のリスクにもつながります。つまり現代医学でも、出血を止める力と、血を固めすぎない力のバランスが大切です。
中医学の「血」は、単なる血液だけではなく、からだを栄養し、潤し、精神の安定にも関わるものとして考えます。
栄養とうるおい不足タイプ
血をつくる材料や吸収力が不足し、めまい・乾燥・疲れ・眠りの浅さにつながりやすい状態です。
巡りの停滞タイプ
血の流れが滞り、肩こり・頭痛・生理痛・経血の塊・冷えのぼせなどが出やすい状態です。
熱をもった出血・炎症タイプ
熱がこもり、のぼせ・赤み・イライラ・鼻血・歯ぐきの出血などが出やすい状態です。

血の巡りが気になる方の体質チェック
まずは今の状態を確認してみましょう。複数当てはまる場合は、血の巡り、血の不足、冷え、熱、胃腸の弱りが重なっている可能性があります。
瘀血=血の巡りが滞りやすいタイプ
- 肩こり・首こりが強い
- 頭痛や刺すような痛みがある
- 目の下のクマが気になる
- 唇や舌の色が暗い
- 生理痛が強い、経血に塊がある
- あざが残りやすい
- 冷えのぼせがある
血虚=血の材料とうるおいが不足しやすいタイプ
- 顔色が白い、つやが少ない
- めまい・立ちくらみがある
- 爪が割れやすい
- 髪や肌が乾燥しやすい
- 目が疲れやすい
- 眠りが浅い
- 月経量が少ない
血熱=熱がこもり、出血や炎症が出やすいタイプ
- のぼせやすい
- 口が渇きやすい
- 皮膚が赤くなりやすい
- 鼻血が出やすい
- 歯ぐきから出血しやすい
- 月経量が多い
- 便秘やイライラがある
血寒=冷えで血が巡りにくいタイプ
- 手足が冷える
- 下腹部が冷える
- 温めると痛みが楽になる
- 寒い日に肩こりや頭痛が悪化する
- 冷えると生理痛が強くなる
- 冷たい飲み物でお腹が重くなる
体質別|血を整える養生の考え方
瘀血タイプ|巡りを整え、滞りをほどく
瘀血タイプは、血の巡りがスムーズでない状態です。冷え、ストレス、運動不足、睡眠不足、加齢、胃腸の弱りなどが背景になります。
治則は、活血化瘀。つまり、血の巡りを整え、滞りをほどくことです。ただし、体力不足や出血傾向がある方は、強く巡らせる前に補う養生が必要です。
- 湯船につかり、からだを温める
- 肩甲骨・ふくらはぎを動かす
- 黒きくらげ、玉ねぎ、青魚、酢を取り入れる
- 冷たい飲み物を減らす
- 深呼吸や散歩で気の巡りを整える
漢方では、桂枝茯苓丸などが瘀血による冷えのぼせ・生理痛・肩こりなどに用いられることがあります。体質や服薬状況により適否は異なります。
血虚タイプ|まず血をつくる材料と吸収力を整える
血虚タイプは、血の材料やうるおいが不足しやすい状態です。現代栄養学では、タンパク質・鉄・亜鉛・ビタミンB群・葉酸・良質な脂質などの不足、または胃腸の吸収力低下と重なりやすいと考えます。
- 卵、魚、肉、大豆製品を毎食少しずつ
- なつめ、黒ごま、にんじん、ほうれん草を活用
- 味噌汁や野菜スープで吸収しやすくする
- 夜更かしを減らす
- 甘い飲み物を温かいお茶や味噌汁に置き換える
漢方では、四物湯は血を補い、乾燥・冷え・月経トラブルなどに用いる基本方剤です。気血両虚がある場合は十全大補湯などが検討されることもあります。
血熱タイプ|熱を冷まし、出血・炎症傾向を整える
血熱タイプは、熱がこもり、のぼせ・赤み・イライラ・炎症・出血傾向が出やすい状態です。
- 辛いもの、揚げ物、アルコールを控えめに
- 夜更かしを減らす
- 便通を整える
- 豆腐、海藻、きのこ、緑黄色野菜を取り入れる
- ストレスをため込まず、散歩や深呼吸で熱を逃がす
漢方では、黄連解毒湯は実熱・のぼせ・イライラ・炎症傾向に用いられることがあります。ただし、乾燥や血虚を伴う方では冷やしすぎに注意が必要です。
血寒タイプ|温めて、血が巡りやすい土台をつくる
血寒タイプは、冷えによって血が巡りにくくなる状態です。温めると楽になり、冷えると痛みやこわばりが悪化しやすい傾向があります。
- 朝に温かい味噌汁を飲む
- 生姜、ねぎ、シナモンを少量活用する
- 湯船につかる
- 足首・お腹・腰を冷やさない
- 冷たいサラダより温野菜を選ぶ
漢方では、当帰四逆加呉茱萸生姜湯は手足の冷え、冷えによる痛み、血虚寒凝に用いられることがあります。
血の巡りが気になる方は、まず「見える化」から
肩こり・冷え・疲れやすさ・生理トラブル・あざなどが気になる方は、毛細血管測定をきっかけに、今の巡りと生活習慣を見直してみましょう。
ほどよい堂式|血を整える3本柱
血の巡りを考えるとき、血管だけ、血液だけ、漢方だけを見るのでは不十分です。ほどよい堂では、からだを毎日入れ替わり続ける動的なシステムとして捉えます。
栄養
細胞は食べたものでしか作られません。タンパク質、良質な脂質、ビタミン、ミネラル、食物繊維、フィトケミカルを意識します。
循環
血が巡ると、栄養・酸素・いのちが全身に届きます。毛細血管の状態は、日々の養生を考える大切なヒントになります。
吸収=腸活
食べるだけでなく、吸収できる腸を育てることが大切です。脾=土が整うと、気血水が生まれ、全身へ巡りやすくなります。
まず毎日の食事で整えたいもの
- 味噌汁、野菜スープ
- 海藻、きのこ、豆類
- 卵、魚、肉、大豆製品
- 発酵性食物繊維を含む食品
- 一物全体を意識した丸ごとの食材
- 1口30回を目安によく噛む習慣
カロリーは足りていても、血をつくる材料が不足している状態を、ほどよい堂では「新型栄養失調」として重視しています。
毛細血管測定で「今の巡り」を見える化
ほどよい堂では、無料毛細血管測定を実施しています。毛細血管は、栄養や酸素を細胞へ届ける最前線です。
測って終わりではなく、食事・睡眠・ストレス・腸内環境・栄養状態・体質を確認しながら、今のからだに合う養生法を一緒に考えていきます。

こんな方におすすめ
- 冷えや肩こりが気になる
- 疲れやすい
- 血流や毛細血管が気になる
- 食事や栄養を見直したい
- なんとなく不調が続く
相談で確認すること
- 睡眠・ストレス・疲労感
- 冷え・便通・胃腸の状態
- 食事内容と栄養バランス
- 服用中の薬やサプリ
- 漢方的な体質タイプ
血流を良くしたい方が注意したいこと
血液サラサラの薬を服用中の方へ
ワルファリン、抗凝固薬、抗血小板薬などを服用中の方は、漢方薬・薬膳素材・サプリメント・健康食品との飲み合わせに注意が必要です。
特にクロレラ、青汁、納豆などビタミンKを多く含む食品は、ワルファリンの作用に影響する可能性があります。自己判断で始めたり中止したりせず、医師・薬剤師に確認しましょう。
自然由来のものでも、体質や服薬状況によっては合わない場合があります。ほどよい堂では、薬剤師が服用中のお薬・サプリ・健康食品を確認したうえで、無理のない養生をご提案します。
クロレラ・玄米×麹・腸活アイテムはどう考える?
血を整えるには、まず細胞の材料が必要です。ほどよい堂では、クロレラ、とくにバイオリンクを「緑のまるごと食品・細胞の基礎食」として位置づけています。
クロレラには、タンパク質、クロロフィル、ビタミン、ミネラル、食物繊維、多糖体などが含まれ、日々の栄養の土台づくりを支える食品として活用できます。
また、玄米×麹や大豆食品、腸活アイテムは、食べたものを受け取る腸の土台づくりに役立ちます。プロバイオティクス、プレバイオティクス、バイオジェニックスの三位一体で、からだの内側から整えていくことが大切です。
よくある質問
Q. 理血類と活血化瘀類は同じですか?
完全に同じではありません。理血類は血に関わる食薬全体を指す大きな分類です。その中に、血の滞りを動かす活血化瘀類があります。
Q. 血流を良くする食材は毎日摂ってもいいですか?
体質によります。冷えや瘀血がある方には合う場合がありますが、出血傾向がある方、妊娠中の方、抗凝固薬・抗血小板薬を服用中の方は注意が必要です。
Q. 生理痛や経血の塊は瘀血ですか?
中医学では瘀血のサインとして考えることがあります。ただし、子宮筋腫、子宮内膜症、貧血などが関係する場合もあります。症状が強い場合や急な変化がある場合は、婦人科での確認も大切です。
Q. クロレラは血の巡りに良いですか?
クロレラは血流を直接治療するものではなく、栄養・食物繊維・クロロフィルなどを含む緑のまるごと食品として、日々の栄養の土台づくりに活用します。ただし、ワルファリン服用中の方は注意が必要です。
Q. 毛細血管測定だけ受けることはできますか?
はい。ほどよい堂では無料毛細血管測定を実施しています。測定結果をもとに、必要に応じて漢方・薬膳・腸活・栄養の視点から養生をご提案します。
まとめ|血の巡りは「作る・巡らす・受け取る」で整える
理血類と止血類は、どちらも血に関わる食薬ですが、目的が異なります。活血化瘀は血の滞りを動かし、止血は出血を止める方向に働きます。
ただし、血の悩みは単純ではありません。血が足りない血虚、血が滞る瘀血、熱がこもる血熱、冷えで巡りにくい血寒など、背景によって養生法は変わります。
ほどよい堂では、血の巡りを「血液サラサラ」だけで考えるのではなく、栄養、循環、吸収=腸活の3本柱から整えていきます。

血の巡り・冷え・生理痛・あざ・出血傾向が気になる方へ
「血流を良くしたい」と思っていても、体質によって必要な養生は違います。瘀血タイプなのか、血虚タイプなのか、血熱タイプなのか、血寒タイプなのか。
さらに、服用中のお薬やサプリとの飲み合わせも確認が必要です。ほどよい堂では、漢方薬剤師が漢方×薬膳×腸活の視点から、あなたに合った整え方をご提案しています。

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漢方薬局ほどよい堂について
漢方薬局ほどよい堂は、宮崎県川南町の自然豊かな場所にある漢方薬局です。漢方・薬膳・腸活を組み合わせ、体質に合わせた健康相談を行っています。
からだを「壊れて終わり」ではなく、毎日少しずつ入れ替わる動的なシステムとして捉え、栄養・循環・吸収の3本柱から、無理なく続けられる養生をご提案しています。
所在地:〒889-1301 宮崎県児湯郡川南町川南26197-1(峠の里内)
電話番号:0983-32-7933
監修者・免責事項
本記事の信頼性を高めるため、監修者情報と免責事項をまとめています。 体質の整理(中医学)と、現代の栄養学・生活習慣の視点を両輪で扱い、誠実な表現を心がけています。
Supervisor / Reviewer
監修者情報

監修:河邊 甲介(薬剤師/中医薬膳師/薬膳素材専門士/ペットフーディスト)
漢方薬局「ほどよい堂」代表
宮崎県川南町にて、漢方 × 薬膳 × 腸活のトリプルアプローチによる健康相談を行っています。 体質の言語化と、日常で“続く整え方”をセットでご提案しています。
- 栄養:細胞は“食べたものでしか作られない”
- 循環:巡りが整うと、酸素・栄養が届きやすくなる
- 吸収(腸活):食べるだけでなく“吸収できる腸”を育てる
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- 妊娠中・授乳中・服薬中・通院中の方は、自己判断での実施を避け、必ず確認してください。
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