頭痛の原因と対策を徹底解説|片頭痛・緊張型頭痛・薬物乱用頭痛を中医学×腸活で整える
頭痛は「脳」だけでなく「体質・巡り・吸収」から整える|片頭痛・緊張型頭痛・群発頭痛を中医学×腸活でやさしく解説
「ズキズキする」「締めつけられる」「目の奥が痛い」──ひとくちに頭痛といっても、背景はひとつではありません。 ほどよい堂では、①栄養 ②循環 ③吸収=腸活の3本柱で、 頭痛を“その場しのぎ”ではなく、体質の土台から見直すご相談を大切にしています。
痛み止めだけで繰り返す毎日から、体質を読み解く一歩へ。※相談は24時間受付。購入前のご相談だけでも可能です。
目次
この記事でわかること
- 片頭痛・緊張型頭痛・群発頭痛の違い
- 中医学でみる頭痛の体質タイプ
- 「脾=消化吸収」と頭痛の関係
- 薬物乱用頭痛(MOH)を防ぐ見方
- 3日・3週間・3ヶ月で整える頭痛養生
目次を見る
- まず確認したい「危険な頭痛」
- 頭痛の基本3タイプ
- 中医学でみる頭痛のしくみ
- ほどよい堂流・頭痛の5タイプ分類
- 薬物乱用頭痛(MOH)とは
- 頭痛と腸活・リーキーガット視点
- 今日からできる養生法
- FAQ
まず最初に|この頭痛は早めの受診が大切です
頭痛の多くは「一次性頭痛」と呼ばれるタイプですが、なかには脳血管障害や感染症など、 早めの医療評価が必要なケースもあります。“いつもの頭痛と違う”は大切なサインです。
- 突然、数秒〜1分ほどでピークになる激しい頭痛
- 今までにない強さ・質の頭痛
- 発熱、首のこわばり、意識のぼんやりを伴う
- 手足のしびれ、麻痺、ろれつの回りにくさ、見えにくさがある
- 50歳以降に初めて始まった頭痛
- 妊娠中・産後に始まった頭痛
- 咳、いきみ、運動、性行為で誘発される頭痛
- 立つと悪化・横になると悪化など体位で大きく変わる頭痛
- がんの既往、免疫低下、頭部外傷後の頭痛
病院で大きな異常がないと確認された慢性的な頭痛こそ、 体質・睡眠・ストレス・胃腸の状態まで含めて見直す価値があります。
頭痛の基本3タイプ|まずは違いを知る

片頭痛(へんずつう)
ズキズキ・吐き気・光や音がつらいタイプ。月経、睡眠不足、寝すぎ、空腹、気圧変化、ストレスなどで起こりやすく、日常動作で悪化しやすい傾向があります。
緊張型頭痛
締めつけられる・重い・首肩こりとつながりやすいタイプ。長時間同じ姿勢、眼精疲労、睡眠不足、ストレスの影響を受けやすい頭痛です。
群発頭痛
目の奥をえぐられるような強い痛みが片側に出やすいタイプ。涙、鼻づまり、まぶたの下がりを伴うことがあり、我慢せず早めの受診が大切です。
見分け方のコツ
「痛み方」「吐き気の有無」「光・音への過敏」「肩首こりとの関係」「いつ起こるか」をメモすると、体質相談でも医療受診でも役立ちます。
ほどよい堂の見方
頭痛は「頭だけの問題」ではなく、気・血・津液(しんえき=水分や潤い)の巡りと、 脾=消化吸収の状態が影響していることがあります。
中医学でみる頭痛のしくみ|不通則痛と不栄則痛

不通則痛(ふつうそくつう)
流れが悪いと痛むという考え方です。ストレスで気が滞る、血の巡りが悪い、余分な水分や痰湿が上にたまる──こうした“詰まり”が痛みにつながります。
不栄則痛(ふえいそくつう)
養えないと痛むという考え方です。気血不足、胃腸の弱り、睡眠不足、慢性疲労などで頭を養う材料が不足すると、鈍い頭痛や疲れると出る頭痛につながりやすくなります。
ほどよい堂では、ここを ①栄養(細胞は食べたものでしか作られない)、 ②循環(血が巡ると栄養と酸素が届く)、 ③吸収=腸活(食べても吸収できる腸を育てる) の3本柱で整理します。

ほどよい堂流|頭痛を5つの体質タイプでみる
1. 肝陽上亢(かんようじょうこう=のぼせ・高ぶりタイプ)
特徴:イライラ、のぼせ、目の充血、こめかみのズキズキ、寝不足で悪化しやすいタイプ。
背景:ストレスや睡眠不足で“上に昇る力”が強くなり、頭に熱や圧がのぼりやすい状態です。
養生:夜更かしを減らす、アルコールや刺激物を控えめに、朝の散歩や深呼吸で気を下ろす。
2. 気滞血瘀(きたいけつお=ストレス停滞+巡り不良タイプ)
特徴:肩首こり、ストレスで悪化、刺すような痛み、生理前後に強まりやすいタイプ。
背景:気が滞ると血も巡りにくくなり、“詰まり”が頭痛に出やすくなります。
養生:1時間に1回は立ち上がる、首肩を温める、深い呼吸、噛む回数を増やす。
3. 痰湿上擾(たんしつじょうじょう=重だるい・むくみタイプ)
特徴:頭が重い、雨の日に悪化、むくみやすい、胃もたれしやすいタイプ。
背景:脾の弱りで水分代謝が乱れ、余分な水分や老廃物が上にのぼりやすくなります。
養生:冷たい飲み物を減らす、味噌汁や野菜スープを定番に、海藻・きのこ・豆を増やす。
4. 気血両虚(きけつりょうきょ=疲れると悪化する不足タイプ)
特徴:疲れると頭痛、朝からだるい、食後に眠い、立ちくらみしやすいタイプ。
背景:食べていても“つくる・巡らせる・吸収する”力が弱く、頭を養う材料が不足しやすい状態です。
養生:朝食を抜きっぱなしにしない、たんぱく質を毎食少しずつ、1口30回を目安によく噛む。
5. 腎虚(じんきょ=土台の消耗タイプ)
特徴:慢性的な頭痛、加齢とともに増えた、疲れが抜けにくい、腰膝のだるさを伴いやすいタイプ。
背景:長年の消耗、睡眠不足、過労などで“土台の貯金”が減りやすい状態です。
養生:休む予定を先に入れる、冷え対策、睡眠優先、無理な詰め込みを減らす。
薬物乱用頭痛(MOH)とは|「効かないから増やす」が悪循環になる頭痛
頭痛に対して頓用で頻回に使いやすい薬を続けているうちに、 かえって頭痛の頻度が増えていくことがあります。これが 薬物乱用頭痛(MOH:Medication-Overuse Headache)です。
- 薬を飲む日がだんだん増えている
- 頭痛が月の半分以上ある
- 以前より薬が効きにくい
- 「頭痛が来そう」で先回りして飲むことが増えた
- 市販薬を何となく常備して毎週使っている
主な原因薬剤群を見る
| 薬剤群 | 代表例 | 実務上の注意点 |
|---|---|---|
| NSAIDs・アセトアミノフェン | イブプロフェン、ロキソプロフェン、ジクロフェナク、ナプロキセン、アスピリン、アセトアミノフェンなど | 比較的身近ですが、使う日数が増えるとMOHの背景になりやすいです。 |
| トリプタン系 | スマトリプタン、ゾルミトリプタン、リザトリプタン、エレトリプタン、ナラトリプタンなど | 片頭痛急性期薬として有用ですが、使用日数の増加には注意が必要です。 |
| エルゴタミン製剤 | エルゴタミン・カフェイン配合剤など | 少ない日数でも乱用の背景になりやすいとされます。 |
| オピオイド系鎮痛薬 | コデイン、トラマドールなど | 依存とMOHの両面に注意が必要です。 |
| カフェイン配合の複合鎮痛薬 | 鎮痛薬+カフェイン、エルゴタミン、向精神薬などの複合製剤 | 成分が複雑で、服用回数が増えやすい傾向があります。 |
| 鎮静・催眠成分を含む市販薬 | ブロモバレリル尿素、アリルイソプロピルアセチル尿素などを含む鎮静鎮痛薬・総合感冒薬 | 市販薬でも常用に注意が必要です。 |
| バルビツール酸系を含む薬剤 | 一部の鎮静薬・鎮痛薬 | 現在は限定的ですが、国際的にもMOHの原因薬として記載があります。 |
頻度の目安(覚えやすい実務ポイント)
- NSAIDs・アセトアミノフェン・複合鎮痛薬:月15日以上の使用でMOHリスクに注意
- トリプタン・エルゴタミン・オピオイド・バルビツール酸系:月10日以上の使用でMOHリスクに注意
現場では「何錠飲んだか」より「月に何日使ったか」を確認する方が、 ご本人も振り返りやすく、指導にもつながりやすいです。
ほどよい堂からの実務的アドバイス
- 頭痛の回数と薬を使った日をカレンダーやスマホに記録する
- 片頭痛でトリプタンの回数が増えているなら、予防治療の相談も検討する
- 市販薬では、カフェイン配合・鎮静成分入りの複合薬の常用に注意する
- 「薬をやめる」だけでなく、体質・睡眠・ストレス・腸活も同時に立て直す
ここが大切
痛み止めが悪いのではなく、使う頻度が増えてきたこと自体が“土台を立て直すサイン”です。 頭痛が続くときほど、予防・体質改善・生活設計を一緒に考える方が、結果的に楽になりやすくなります。
頭痛と腸活|脾=土が整うと、頭も整いやすい

中医学では、脾(ひ)=消化吸収のはたらきが、気血水の材料づくりを担います。 ここが弱ると、栄養をうまく取り込めず、余分な水分がたまりやすくなり、 重だるい頭痛にも疲れると出る頭痛にもつながりやすくなります。
プロバイオティクス
善玉菌を補う視点。発酵食品などを暮らしに取り入れやすくする発想です。
プレバイオティクス
善玉菌のエサになる食物繊維やオリゴ糖を意識する視点です。
バイオジェニックス
菌がつくる有用成分まで含めて、腸内環境を“働く状態”に整える視点です。
リーキーガット視点
腸のバリア低下があると、食べていても整いにくいことがあります。吸収できる腸を育てることが大切です。

今日からできる頭痛養生|まず1つ変えるならここ
1. 1口30回を目安によく噛む
よく噛むことは“消化のスイッチ”です。脾を助け、食べたものを細胞の材料として受け取りやすくします。
2. 味噌汁・野菜スープを毎日の定番に
温かく、胃腸にやさしく、余分な冷えや水分の偏りを整えやすくなります。
3. 甘い飲み物を少しずつ減らす
完全NGではなく、頻度を決めて、水・お茶・薄い味噌汁へ置き換える形がおすすめです。
4. 1時間に1回は立ち上がる
首肩こりや気滞タイプでは、小さく動くだけでも巡りの停滞をゆるめやすくなります。
5. 休養を戦略的に入れる
睡眠だけでなく、軽い運動、栄養の立て直し、人やペットとのつながり、娯楽、創作、環境転換も休養です。
6. 新型栄養失調に注意する
カロリーは足りていても、たんぱく質・良質脂質・ビタミンミネラル・食物繊維・フィトケミカルが不足すると整いにくくなります。
3日・3週間・3ヶ月でみる頭痛養生の変化
体感の変化が出やすい時期
胃腸の負担感、むくみ感、首肩のこわばり、眠りの質に小さな変化を感じやすくなります。
習慣の変化が見えやすい時期
頭痛の引き金や生活リズムの乱れに気づきやすくなり、セルフケアが“続けられる形”に変わりやすくなります。
体質の土台が動きやすい時期
頭痛の頻度、回復力、疲れにくさ、胃腸の安定感などに差が出やすくなります。
からだは「壊れて終わり」ではなく、常に入れ替わる動的平衡のシステムです。 小さな積み重ねが、体質の土台をつくります。
こんな方は、ほどよい堂の漢方相談と相性がよいです
- 検査では大きな異常がないが、頭痛を繰り返している
- 痛み止めの回数が増えてきた
- 生理、天気、ストレス、睡眠不足で頭痛が揺れやすい
- 頭痛と一緒に、冷え・むくみ・胃腸の弱さ・眠りの乱れもある
- “薬だけ”ではなく、体質全体を見直したい
- 腸活、薬膳、漢方をまとめて相談したい
FAQ|よくあるご質問
Q1. 頭痛がある日は、まず何を見直せばいいですか?
まずは「睡眠不足」「空腹」「水分不足」「首肩こり」「ストレス」「冷たい物や甘い物の取りすぎ」を振り返ってみてください。片頭痛か緊張型頭痛かでも対処は変わるため、記録を残すと相談がしやすくなります。
Q2. 痛み止めは飲まない方がいいですか?
必要な場面で使うこと自体は悪くありません。ただし、使う日数が増えてきたらMOHの可能性も含めて見直しが必要です。「月に何日使ったか」を確認するのが大切です。
Q3. 頭痛と腸活は本当に関係ありますか?
ほどよい堂では、脾=消化吸収の状態が気血水の土台になると考えます。胃腸が弱ると、栄養不足タイプの頭痛にも、痰湿タイプの重だるい頭痛にもつながりやすくなります。
Q4. クロレラや玄米麴のような食品は頭痛相談でも使いますか?
体質や食事内容によりますが、細胞の材料づくり、吸収の底上げ、日々の栄養サポートという視点でご提案することがあります。薬の代わりではなく、土台づくりの一部として考えます。
まとめ|頭痛は「痛み」だけでなく、体質・巡り・吸収から見直す
頭痛は、片頭痛・緊張型頭痛・群発頭痛で見方が異なります。 そして、検査で大きな異常がない慢性的な頭痛ほど、 気血水の乱れ、脾の弱り、睡眠、ストレス、腸内環境まで含めて整理することで、 “なぜ繰り返すのか”が見えやすくなります。
ほどよい堂では、 ①栄養 ②循環 ③吸収=腸活 の3本柱で、あなたの体質に合わせた現実的な整え方を一緒に考えます。
※頭痛が急に強くなった場合、神経症状を伴う場合、今までにない頭痛の場合は、セルフケアより先に医療機関へご相談ください。
※本記事は一般的な健康情報であり、診断や治療の代替ではありません。
監修者・免責事項
本記事の信頼性を高めるため、監修者情報と免責事項をまとめています。 体質の整理(中医学)と、現代の栄養学・生活習慣の視点を両輪で扱い、誠実な表現を心がけています。
Supervisor / Reviewer
監修者情報

監修:河邊 甲介(薬剤師/中医薬膳師/薬膳素材専門士/ペットフーディスト)
漢方薬局「ほどよい堂」代表
宮崎県川南町にて、漢方 × 薬膳 × 腸活のトリプルアプローチによる健康相談を行っています。 体質の言語化と、日常で“続く整え方”をセットでご提案しています。
- 栄養:細胞は“食べたものでしか作られない”
- 循環:巡りが整うと、酸素・栄養が届きやすくなる
- 吸収(腸活):食べるだけでなく“吸収できる腸”を育てる
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ほどよい堂では、体質(気・血・津液/陰陽・寒熱など)の整理と、食事・生活の整え方をセットでご提案しています。
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本記事は一般的な情報提供を目的としており、診断・治療・処方の代替ではありません。 症状が強い/長引く/不安が大きい場合は、医療機関・専門家へご相談ください。
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