はしか(麻しん)予防|大人も確認したいMRワクチン・症状・体調管理のポイント
はしか(麻しん)予防|症状・MRワクチン・大人の注意点を漢方薬局がわかりやすく解説
はしか、正式には麻しんは、感染力が非常に強い感染症です。手洗いやマスクだけでは防ぎにくく、予防の中心はMRワクチンの接種歴確認です。 そのうえで、漢方・薬膳・腸活は、日々の体調管理や回復期の土台づくりとして役立てる視点が大切です。
大切なポイント:発熱・発疹・咳・鼻水・目の充血などがあり、麻しんが疑われる場合は、直接医療機関へ行く前に、必ず電話で相談してください。公共交通機関の利用もできるだけ避けることがすすめられています。
目次
はしか(麻しん)はどんな感染症?
麻しんは、麻しんウイルスによって起こる急性の全身感染症です。感染経路は、空気感染・飛沫感染・接触感染で、免疫を持っていない方が感染すると発症しやすいとされています。
初期は、発熱・咳・鼻水・目の充血など、風邪のような症状から始まることがあります。その後、高熱や発疹が出ることがあり、肺炎・中耳炎・脳炎などの合併症にも注意が必要です。
主な症状
- 発熱
- 咳・鼻水
- 目の充血
- 全身の発疹
- 強いだるさ
注意したい方
- 乳幼児
- 妊娠中の方
- 免疫が低下している方
- 医療・保育・教育関係者
- 海外渡航予定の方

2026年最新|国内でも麻しん報告数が増えています
近年、国内でも麻しんの発生報告が確認されています。2026年は全国的にも報告数が増えており、海外渡航歴のある方だけでなく、国内での接触にも注意が必要です。
麻しんは感染力が非常に強いため、「自分だけの問題」ではなく、家族・職場・学校・地域を守るためにも、接種歴の確認が大切です。
確認したいこと:母子健康手帳などで、MRワクチンを2回接種しているか確認しましょう。接種歴が不明な場合や、麻しんにかかった記録がない場合は、医療機関へ相談することがすすめられます。
予防の中心はMRワクチン2回接種です
はしか予防の中心は、MRワクチン、つまり麻しん風しん混合ワクチンです。漢方薬・薬膳茶・サプリメント・腸活は、MRワクチンの代わりにはなりません。
1回接種だけでは免疫が十分につかない方もいるため、現在は2回接種が基本とされています。特に、子ども・大人・妊活中の方・妊娠中の方の同居家族は、接種歴の確認が大切です。

| 対象 | 確認したいポイント | 相談先 |
|---|---|---|
| 子ども | 定期接種の第1期・第2期を受けているか | 小児科・市町村窓口 |
| 大人 | 母子健康手帳などで2回接種歴があるか | 内科・かかりつけ医 |
| 妊活中の方 | 妊娠前に接種歴を確認。接種後の避妊期間も確認 | 婦人科・かかりつけ医 |
| 妊娠中の方 | 妊娠中はMRワクチン接種不可。同居家族の接種歴確認が重要 | 産婦人科・かかりつけ医 |
大人も「2回接種済みか」を確認しましょう
「子どもの頃にかかった気がする」「ワクチンを打ったと思う」という記憶だけでは、確実とは言えません。特に、平成12年4月2日以前に生まれた方は、定期接種の機会が現在と異なる可能性があります。
医療・保育・教育関係者、海外渡航予定者、妊婦さんと同居している方、乳幼児と接する機会が多い方は、早めに接種歴を確認しましょう。
母子健康手帳を確認
MRワクチン、麻しんワクチン、麻しん風しん混合ワクチンの記録があるか確認します。
2回接種済みか確認
1回だけの場合や記録が不明な場合は、医療機関に相談しましょう。
症状がある場合は電話相談
発熱・発疹・咳などがある場合は、直接受診せず、事前に電話で相談してください。
漢方・薬膳・腸活は「ワクチンの代わり」ではありません
ここはとても大切です。漢方薬・薬膳茶・腸活・サプリメントは、麻しんを直接予防するものではありません。はしか対策の中心は、ワクチン接種歴の確認と、必要に応じた医療機関への相談です。
そのうえで、漢方・薬膳・腸活は、日々の体調管理、疲れにくい体づくり、病後の回復を支える食養生として活用できます。
ほどよい堂が大切にしている3本柱
1. 栄養
細胞は食べたものでしか作られません。タンパク質、良質な脂質、ビタミン、ミネラル、食物繊維、フィトケミカルを意識しましょう。
2. 循環
血が巡ると、栄養・酸素・体温が全身に届きやすくなります。軽い散歩、深呼吸、入浴、ストレッチも日々の養生です。
3. 吸収=腸活
食べるだけでなく、吸収できる腸を育てることが大切です。味噌汁、野菜スープ、海藻、きのこ、豆類を毎日の定番にしましょう。
体質に合わせた養生を知りたい方へ
「自分は疲れやすいタイプ?」「胃腸が弱いタイプ?」「薬膳茶や漢方薬をどう選べばいい?」という方は、まず体質チェックやLINE相談をご活用ください。
中医学で見る感染症流行期の体質ケア
中医学では、感染症流行期の体調管理を考えるとき、まず脾=消化吸収の力を重視します。脾が弱ると、食べたものから気血を作りにくくなり、疲れやすい・回復に時間がかかる・胃腸が乱れやすい状態につながりやすいと考えます。
気虚タイプ|エネルギー不足で疲れやすい方
気虚とは、体を動かすエネルギーが不足しているタイプです。疲れやすい、声に力がない、風邪をひきやすい、食後に眠くなる方に見られやすい傾向です。
養生では、温かい食事、よく噛むこと、睡眠の立て直し、無理のない散歩がおすすめです。漢方では、補中益気湯などが、気虚・脾虚の体力低下に用いられることがあります。
脾虚タイプ|胃腸が弱く、栄養を吸収しにくい方
脾虚とは、胃腸の消化吸収力が弱いタイプです。胃もたれ、軟便、食後の眠気、冷たい飲み物でお腹がゆるくなる方に見られやすい傾向です。
養生では、冷たい飲み物を控えめにし、味噌汁・野菜スープ・雑炊など、温かく消化にやさしい食事を意識しましょう。小建中湯などは、虚弱傾向で胃腸が弱い方に用いられることがあります。
陰虚タイプ|潤い不足でほてりや乾燥が気になる方
陰虚とは、体の潤いが不足しているタイプです。喉の乾き、寝汗、ほてり、乾燥感が気になる方に見られやすい傾向です。
養生では、辛いもの・アルコール・夜更かしを控えめにし、豆腐、白きくらげ、梨、山芋、黒ごまなど、潤いを補う食材を取り入れるとよいでしょう。
気滞タイプ|ストレスで巡りが滞りやすい方
気滞とは、ストレスや緊張で気の巡りが滞りやすいタイプです。胸やお腹の張り、ため息、イライラ、眠りの浅さが気になる方に見られやすい傾向です。
養生では、香りのよい食材、深呼吸、軽い運動、自然の中を歩く時間がおすすめです。巡りを整えることは、休養の質を高めることにもつながります。
はしか流行期に意識したい食養生
食事は、体をつくる材料です。カロリーは足りていても、タンパク質・良質脂質・ビタミン・ミネラル・食物繊維・フィトケミカルが不足している状態は、現代型の栄養不足として注意が必要です。
まず1つ変えるなら、温かい汁物
味噌汁、野菜スープ、具だくさんの雑炊は、胃腸にやさしく、栄養・水分・ミネラルを一緒にとりやすい食べ方です。
よく噛むことは、脾を助ける養生
1口30回を目安によく噛むと、唾液が出て消化のスイッチが入りやすくなります。中医学では、消化吸収を担う脾胃を助ける食べ方と考えます。
腸活は三位一体で考える
プロバイオティクス、プレバイオティクス、バイオジェニックスを組み合わせ、発酵食品・海藻・きのこ・豆類・野菜を毎日の定番にしましょう。
3日・3週間・3ヶ月で考える体調管理
体は常に入れ替わっている動的なシステムです。短期間で全てを変えようとするより、3日・3週間・3ヶ月の時間軸で、無理なく整えていきましょう。
3日|まず体感を確認
温かい汁物、早めの就寝、よく噛むことを意識し、胃腸の軽さや疲れ方を観察します。
3週間|習慣として定着
味噌汁、海藻、きのこ、豆類、発酵食品を日常に組み込み、腸と食事の土台を整えます。
3ヶ月|体質の土台づくり
栄養・循環・吸収の3本柱を継続し、疲れにくく回復しやすい体づくりを目指します。
薬膳茶・漢方薬・体質相談をご希望の方へ
ほどよい堂では、体質や生活習慣に合わせた漢方相談、オーダーメイド薬膳茶、1包から試せる漢方薬のご案内を行っています。
よくある質問
Q. はしかはマスクで防げますか?
麻しんは空気感染するため、手洗いやマスクだけでは十分に防ぎにくい感染症です。予防の中心は、麻しん含有ワクチンの接種歴確認です。
Q. MRワクチンは1回だけでも大丈夫ですか?
1回接種でも免疫がつく方はいますが、現在は2回接種が基本とされています。1回のみ、または接種歴が不明な場合は、医療機関へ相談しましょう。
Q. 大人もMRワクチンを確認した方がいいですか?
はい。特に、医療・保育・教育関係者、海外渡航予定者、妊婦さんと同居している方、乳幼児と接する方は確認が大切です。
Q. 妊娠中にMRワクチンは接種できますか?
妊娠中はMRワクチンを接種できません。妊活中の方は、妊娠前に接種歴を確認し、必要に応じて婦人科やかかりつけ医に相談しましょう。
Q. 漢方薬や薬膳茶ではしかを予防できますか?
漢方薬や薬膳茶は、MRワクチンの代わりにはなりません。はしか予防はワクチン接種歴の確認が中心です。漢方・薬膳・腸活は、日々の体調管理や回復期の土台づくりとして考えましょう。
Q. はしかが疑われる症状があるときはどうすればいいですか?
発熱・発疹・咳・鼻水・目の充血などがあり、麻しんが疑われる場合は、医療機関へ直接行く前に、必ず電話で相談してください。移動時は公共交通機関の利用をできるだけ避けましょう。
まとめ|ワクチンは最前線、養生は毎日の土台
はしかは感染力が非常に強く、手洗いやマスクだけでは防ぎにくい感染症です。まずは、MRワクチンを2回接種しているか、母子健康手帳などで確認しましょう。
漢方・薬膳・腸活は、ワクチンの代替ではありません。けれども、栄養・循環・吸収を整えることで、日々の体調管理や回復しやすい体づくりには役立ちます。
ほどよい堂では、漢方薬局として、現代医学の基本を大切にしながら、中医学・薬膳・腸活の視点で、無理なく続けられる養生をご提案しています。
参考情報
感染症情報は更新されるため、最新情報は厚生労働省、国立健康危機管理研究機構、自治体の公式情報もあわせてご確認ください。
監修者・免責事項
本記事の信頼性を高めるため、監修者情報と免責事項をまとめています。 体質の整理(中医学)と、現代の栄養学・生活習慣の視点を両輪で扱い、誠実な表現を心がけています。
Supervisor / Reviewer
監修者情報

監修:河邊 甲介(薬剤師/中医薬膳師/薬膳素材専門士/ペットフーディスト)
漢方薬局「ほどよい堂」代表
宮崎県川南町にて、漢方 × 薬膳 × 腸活のトリプルアプローチによる健康相談を行っています。 体質の言語化と、日常で“続く整え方”をセットでご提案しています。
- 栄養:細胞は“食べたものでしか作られない”
- 循環:巡りが整うと、酸素・栄養が届きやすくなる
- 吸収(腸活):食べるだけでなく“吸収できる腸”を育てる
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本記事は一般的な情報提供を目的としており、診断・治療・処方の代替ではありません。 症状が強い/長引く/不安が大きい場合は、医療機関・専門家へご相談ください。
- 体質・状態・既往歴により、最適な対処は異なります。
- 妊娠中・授乳中・服薬中・通院中の方は、自己判断での実施を避け、必ず確認してください。
- 記事内容は、予告なく更新・変更する場合があります。
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