自律神経失調症と漢方|ストレス・不眠を改善する最適な方法とは?

「最近、寝つきが悪い」「朝起きても疲れが取れない」「ストレスで体調が優れない」――このような症状が続いていませんか?

それは、自律神経の乱れが原因かもしれません。

自律神経失調症は、ストレスや生活習慣の乱れによって自律神経のバランスが崩れることで、不眠や疲労感、頭痛、胃腸の不調など、さまざまな症状を引き起こします。

現代社会では、多くの人がこの不調に悩まされています。

そこで注目されているのが 「漢方」 です。

漢方は、体質や症状に合わせて根本から改善を目指し、自律神経を整えるのに最適な方法の一つです。

本記事では、自律神経失調症に効果的な漢方や、ストレス・不眠を和らげる生活習慣について詳しく解説します。

目次

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【はじめに】自律神経失調症とは?ストレスや生活習慣が引き起こす不調とは

現代社会において、多くの人がストレスや生活習慣の乱れによって「自律神経失調症」に悩まされています。

なんとなく体調がすぐれない、疲れが取れない、寝つきが悪い……こうした症状が続く場合、自律神経の乱れが関係しているかもしれません。

今回は、自律神経失調症とは何か、原因や症状について詳しく解説し、さらに西洋医学と漢方のアプローチの違いについてもご紹介します。

自律神経失調症とは?原因・症状・改善方法をわかりやすく解説!

自律神経失調症とは、自律神経のバランスが乱れた結果、さまざまな身体的・精神的な不調が現れる状態を指します。

「病院で検査をしても異常が見つからないのに、体調が悪い」「原因がわからない不調が続く」といった症状が特徴的です。

自律神経は私たちの体の働きをコントロールしているため、そのバランスが崩れると全身に影響が及びます。

自律神経の役割と重要性とは?健康を支える体内バランスの仕組みを解説!

自律神経は、私たちの意思とは無関係に働く神経系であり、心臓の鼓動や呼吸、消化、体温調整など生命維持に不可欠な機能を管理しています。

大きく分けて「交感神経」と「副交感神経」の2つの神経から成り立っており、これらのバランスが取れていることで、私たちは健康を保つことができます。

交感神経と副交感神経のバランス

  • 交感神経(活動モード):
    • 昼間や緊張時に活発に働く
    • 心拍数の増加、血圧の上昇、筋肉の緊張を促す
    • 「戦うか逃げるか(Fight or Flight)」の状態を作る
  • 副交感神経(リラックスモード):
    • 夜間や休息時に働く
    • 心拍数を下げ、血圧を安定させる
    • 消化・吸収を促進し、体の回復を助ける

この2つの神経がバランスよく機能していれば、健康を維持できます。

しかし、ストレスや生活習慣の乱れによって交感神経が過剰に働くと、副交感神経が十分に機能せず、自律神経のバランスが崩れてしまいます。

自律神経失調症の主な症状とは?めまい・不眠・動悸などの原因を解説!

自律神経が乱れると、体のさまざまな部分に影響を及ぼし、多岐にわたる症状が現れます。

代表的な症状

  1. ストレス・不安感
    • ちょっとしたことでイライラする
    • 気持ちが落ち込みやすい
    • 些細なことでも不安を感じる
  2. 不眠・睡眠の質の低下
    • 寝つきが悪い
    • 夜中に何度も目が覚める
    • 朝スッキリ起きられない
  3. 慢性的な疲労・倦怠感
    • しっかり寝ても疲れが取れない
    • 体が重く感じる
    • 集中力が続かない
  4. 動悸・息苦しさ
    • 突然心臓がドキドキする
    • 深く息を吸えない
    • めまいや立ちくらみがする
  5. 胃腸の不調
    • 食欲不振
    • 胃もたれや胃痛が続く
    • 下痢や便秘を繰り返す

このような症状が長く続く場合、自律神経失調症の可能性が高いです。

西洋医学と漢方の違いを徹底解説!症状を抑えるVS.体質から整える

自律神経失調症の治療において、西洋医学と漢方ではアプローチの方法が異なります。

西洋医学のアプローチ(対症療法)

西洋医学では、主に症状に対して対症療法が行われます。

  • 不眠 → 睡眠薬
  • 動悸 → βブロッカー(心拍数を抑える薬)
  • 不安感 → 抗不安薬

このように、現れている症状を抑える治療が中心です。

しかし、根本的な原因が解決されないと、薬をやめると再発することが多いのが課題です。

漢方のアプローチ(体質改善)

一方、漢方では自律神経失調症を「気・血・水」のバランスの乱れと捉え、根本的な体質改善を目指します。

  • 気虚(エネルギー不足) → 補中益気湯(ほちゅうえっきとう)
  • 気滞(ストレスによる気の停滞) → 加味逍遙散(かみしょうようさん)
  • 血虚(血の不足による不調) → 当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)
  • 瘀血(血流の滞り) → 桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)
  • 水滞(体内の水分バランスの崩れ) → 五苓散(ごれいさん)

漢方は、体の根本から整えることで、自律神経のバランスを正常化し、長期的に健康を維持することを目指します。

まとめ

自律神経失調症は、現代社会において多くの人が抱える不調の一因です。

ストレスや生活習慣の乱れによって交感神経が優位になりすぎると、さまざまな症状が現れます。

西洋医学では主に対症療法が行われますが、漢方では根本的な体質改善を目指します。

自律神経の乱れを感じたら、生活習慣を見直しながら、自分に合った漢方を取り入れてみるのもおすすめです。

あなたの体調に合わせた漢方相談を希望される方は、お気軽に専門家へご相談ください。

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【第1章】漢方で考える自律神経失調症のメカニズム|乱れたバランスを整える方法

現代医学では、自律神経失調症は交感神経と副交感神経のバランスが崩れることで発生すると考えられています。

しかし、漢方の視点では、単なる神経の問題ではなく、気・血・水の乱れや五臓の不調が自律神経のバランスに影響を与えていると考えます。

ここでは、中医学の視点から自律神経失調症を紐解き、どのように体質改善を図るべきかを解説していきます。

中医学における自律神経失調症の捉え方

気・血・水のバランス

漢方では、**「気」「血」「水」**がバランスよく巡ることで健康が保たれるとされています。

  • 気(き):生命エネルギー。ストレスが多いと「気滞(きたい)」が起こり、エネルギーの流れが滞る。
  • 血(けつ):血液とその働き。ストレスや食生活の乱れにより「瘀血(おけつ)」が発生すると、冷えや不眠、頭痛が起こる。
  • 水(すい):体内の水分。代謝が悪くなると「水滞(すいたい)」が起こり、むくみやめまい、消化不良の原因になる。

自律神経失調症は、これらのバランスが崩れることで発症しやすくなります。

陰陽のバランス

中医学では、「陰陽」のバランスが崩れることも自律神経の乱れにつながると考えます。

  • 交感神経(陽):活動的、興奮、エネルギー消費。
  • 副交感神経(陰):リラックス、休息、エネルギー回復。

現代人はストレスや過労によって「陽」が過剰になり、「陰」が不足しがちです。

その結果、寝つきが悪くなったり、イライラや不安を感じたりすることが増えます。

五臓(肝・脾・心・腎・肺)との関係

中医学では、「五臓(肝・脾・心・腎・肺)」が自律神経のバランスに深く関わると考えます。

  • 肝(かん):ストレスと関係が深く、気の流れを調整。
  • 脾(ひ):消化器系を司り、気血の生成をサポート。
  • 心(しん):精神の安定を担い、動悸や不安と関係。
  • 腎(じん):生命エネルギーの源であり、疲労回復を担当。
  • 肺(はい):呼吸と関連し、酸素供給や免疫力に関与。

この中でも特に、「肝」と「脾」は自律神経失調症の中心的な原因となることが多いです。

ストレスと自律神経失調症の関係とは?原因・症状・改善方法を解説!

肝気鬱結(かんきうっけつ):ストレスによる気の滞り

ストレスが溜まると「気」の流れが滞り、

  • イライラしやすい
  • ため息が増える
  • 肩こりや頭痛
  • 胃腸の不調

といった症状が現れます。

漢方では、**逍遙散(しょうようさん)や柴胡疎肝湯(さいこそかんとう)**を用いて気の流れを改善します。

肝火上炎(かんかじょうえん):イライラや不眠、動悸

長期間のストレスで「肝」に熱がこもると、

  • 怒りっぽくなる
  • 顔が赤くほてる
  • 寝つきが悪い
  • 動悸がする

といった症状が現れます。

この場合は、**竜胆瀉肝湯(りゅうたんしゃかんとう)や黄連解毒湯(おうれんげどくとう)**で余分な熱を取り除きます。

心肝火旺(しんかんかおう):不安や焦燥感

心と肝の「火」が過剰になると、

  • 動悸や胸の圧迫感
  • 不安感や焦燥感
  • 寝つきが悪い、悪夢を見る

といった症状が現れます。

この場合は、**加味逍遙散(かみしょうようさん)や酸棗仁湯(さんそうにんとう)**で心を落ち着けます。

消化器系(脾胃)と自律神経を整えよう!東洋医学の視点から見る健康法

胃腸の不調とストレスの関係

ストレスが続くと「脾胃(ひい)」が弱り、

  • 食欲不振
  • 胃もたれ、腹痛
  • 下痢や便秘を繰り返す

といった症状が現れます。

脾虚(ひきょ)と気虚(ききょ)

脾が弱ると「気虚(ききょ)」となり、

  • 疲れやすい
  • 集中力が続かない
  • 冷えやすい

といった症状が出ます。

この場合は、**補中益気湯(ほちゅうえっきとう)や六君子湯(りっくんしとう)**を使います。

腸内環境と自律神経の深い関係|腸を整えてメンタルを安定させる秘訣

近年、腸内環境(腸内フローラ)が自律神経に影響を与えることがわかっています。

腸と脳は「腸脳相関」と呼ばれる関係にあり、腸が健康であれば自律神経も整いやすくなります。

  • 発酵食品(味噌、納豆、ヨーグルト)
  • 食物繊維(野菜、海藻、きのこ)
  • プレバイオティクス・プロバイオティクスの摂取

を意識することで、腸内環境を整え、自律神経のバランスを改善できます。

まとめ

漢方では、自律神経失調症を単なる神経の問題ではなく、気・血・水の乱れや五臓のバランスの崩れと捉えます。

特に「肝」と「脾」のケアが重要であり、適切な漢方薬や食生活の改善によって、根本から体調を整えることが可能です。

「最近ストレスが多い」「なんとなく調子が悪い」という方は、ぜひ漢方の力を試してみてください。

【第2章】ストレス・不安を和らげる漢方薬|心を穏やかにする自然の力とは?

ストレスや不安を抱えている現代人は多く、仕事や家庭の悩み、人間関係のトラブル、環境の変化など、さまざまな要因で心身に負担がかかります。

こうした精神的な不調を和らげるために、西洋医学では抗不安薬や睡眠薬が処方されることが多いですが、漢方では**「気・血・水」の流れを整え、根本的に体質改善を目指す**ことで、ストレスや不安を和らげます。

ここでは、ストレスや不安に有効な漢方薬をタイプ別に解説していきます。

1. 気の巡りを整える漢方薬

ストレスが溜まると、「気」の流れが滞り、イライラや不安感、喉の詰まり感、胃腸の不調などが現れやすくなります。

この状態を「気滞(きたい)」といい、気の巡りを改善することで、精神的な負担を軽減できます。

柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)

適応症状:緊張やイライラ、不眠、動悸、高血圧

柴胡(さいこ)を主成分とし、精神的な緊張を緩和するのに優れた漢方薬です。竜骨(りゅうこつ)と牡蛎(ぼれい)はカルシウムを多く含み、気持ちを落ち着かせる作用があります。

▶こんな人におすすめ:

  • 仕事や対人関係でイライラしやすい
  • 緊張しやすく、動悸や不眠がある
  • 高血圧ぎみで、興奮しやすい

加味逍遙散(かみしょうようさん)

適応症状:ストレス、ホルモンバランスの乱れ、イライラ、月経不順

加味逍遙散は、特に女性のストレス症状に効果的な漢方薬で、更年期障害や月経前症候群(PMS)にもよく使われます。柴胡や当帰(とうき)などが気血の巡りを良くし、ストレスを和らげます。

▶こんな人におすすめ:

  • イライラしやすく、ストレスを感じやすい
  • 月経前に気分の浮き沈みが激しい
  • 肩こりや頭痛があり、寝つきが悪い

半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)

適応症状:喉の詰まり感、ストレス、ヒステリー球

半夏厚朴湯は、ストレスによる「喉の詰まり感(梅核気)」に効果がある漢方薬です。自律神経が乱れて喉の違和感を感じる人に適しています。

▶こんな人におすすめ:

  • 喉が詰まる感じがあり、ストレスを感じる
  • 緊張すると息苦しくなる
  • 不安や焦燥感が強い

2. 不安や動悸を改善する漢方薬

精神的な負担が増えると、不安感や動悸が出ることがあります。

これらの症状には、心を安定させる作用のある漢方薬が効果的です。

桂枝加竜骨牡蛎湯(けいしかりゅうこつぼれいとう)

適応症状:精神的な疲れ、動悸、不眠、神経過敏

桂枝(けいし)を含むことで、体を温めながら心を落ち着かせる作用があります。精神的な疲れやストレスからくる動悸、不眠にも適しています。

▶こんな人におすすめ:

  • 精神的に疲れやすく、動悸がする
  • 些細なことが気になり、不安感が強い
  • 寝つきが悪く、神経が過敏

柴胡桂枝乾姜湯(さいこけいしかんきょうとう)

適応症状:不安感、冷え、疲れやすさ

冷えやすい人の不安感や精神的な疲れに効果的な漢方薬です。柴胡と桂枝が気の巡りを整え、乾姜(かんきょう)が体を温めます。

▶こんな人におすすめ:

  • 不安を感じやすく、落ち込みやすい
  • 手足が冷えやすい
  • 疲れやすく、ストレスが抜けにくい

3. 気力がなく、疲れやすい人向けの漢方薬

エネルギー不足で疲れやすい人には、「気」を補う漢方薬が適しています。

補中益気湯(ほちゅうえっきとう)

適応症状:気力の低下、倦怠感、免疫力低下

気力を補う代表的な漢方薬で、疲れやすい人や風邪を引きやすい人に向いています。

▶こんな人におすすめ:

  • 慢性的に疲れが抜けない
  • 体力が落ち、免疫力が低下している
  • 気力がなく、やる気が出ない

十全大補湯(じゅうぜんたいほとう)

適応症状:体質改善、疲労回復、貧血、冷え性

補中益気湯に加えて、血を補う作用が強い漢方薬です。手足の冷えや貧血、体力低下が気になる人に適しています。

▶こんな人におすすめ:

  • 貧血ぎみで、顔色が悪い
  • 冷え性で、体力が落ちている
  • 疲れが取れにくく、免疫力が低い

まとめ

ストレスや不安に対して漢方薬は、単に症状を抑えるのではなく、体質から改善するアプローチを取ります。

気の巡りを整える、心を安定させる、エネルギーを補うといった働きで、心身のバランスを取り戻します。

自分の症状や体質に合った漢方薬を選ぶことで、より効果的にストレスや不安を軽減できます。

気になる方は、専門家に相談しながら、自分に合った漢方を見つけてみてください。

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【第3章】漢方で自然な眠りを手に入れる!不眠改善のための生活習慣とは?

「眠りたいのに寝つけない」「夜中に何度も目が覚める」「朝早く目が覚めてしまう」――こうした不眠の悩みを抱える人は多いものです。

西洋医学では、睡眠薬を使って一時的に眠れるようにする対症療法が一般的ですが、漢方では**「不眠の根本原因」を探り、体質から改善する**ことを目指します。

本章では、不眠のタイプごとに適した漢方薬や、睡眠の質を高めるための生活習慣について詳しく解説します。

1. 不眠のタイプ別に選ぶ漢方薬

不眠にはさまざまなタイプがあり、それぞれ原因が異なります。

自分の症状に合った漢方薬を選ぶことで、より効果的に睡眠の質を向上させることができます。

① 寝つきが悪い(入眠困難)

「布団に入ってもなかなか眠れない」「頭の中で考え事がぐるぐる回る」といった症状がある場合、精神的ストレスや神経の高ぶりが原因になっていることが多いです。

酸棗仁湯(さんそうにんとう)

適応症状:ストレスによる不眠、神経過敏、動悸

酸棗仁(さんそうにん)は、心を落ち着ける作用があり、緊張やストレスが原因の不眠に適しています。心身をリラックスさせ、自然な眠りをサポートします。

こんな人におすすめ

  • ストレスや不安が強く、寝つきが悪い
  • 夜になると考え事が止まらない
  • 眠りが浅く、すぐ目が覚める
柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)

適応症状:神経の高ぶり、緊張、不眠、高血圧

柴胡(さいこ)や竜骨(りゅうこつ)、牡蛎(ぼれい)などが配合され、神経の高ぶりを抑える効果があります。特に交感神経が過剰に働いてしまうタイプの不眠に適しています。

こんな人におすすめ

  • 仕事のストレスで寝つけない
  • 緊張しやすく、心が落ち着かない
  • 動悸や不安感がある

② 夜中に目が覚める(中途覚醒)

「一度眠れても、夜中に何度も目が覚める」「眠りが浅く、ぐっすり眠れない」――こうした症状がある場合、ストレスや精神的な疲れが影響していることが多いです。

抑肝散(よくかんさん)

適応症状:イライラ、不安、不眠、神経の興奮

抑肝散は、もともと子どもの夜泣きのために作られた処方で、大人のイライラや不安、不眠にも効果を発揮します。

こんな人におすすめ

  • 怒りっぽく、ストレスを抱えやすい
  • 夜中に目が覚めやすく、再入眠が難しい
  • 日中も神経が過敏になっている
加味帰脾湯(かみきひとう)

▶適応症状:心身の疲れ、熟睡できない、夢をよく見る

加味帰脾湯は、血(けつ)を補い、精神の安定を促す漢方薬です。疲労が蓄積し、心が休まらない状態の不眠に適しています。

こんな人におすすめ

  • 仕事や家庭のストレスが多く、疲れが取れない
  • 眠りが浅く、夢をよく見る
  • 朝起きてもスッキリしない

③ 朝早く目が覚める(早朝覚醒)

「まだ寝ていたいのに、朝早く目が覚めてしまう」「睡眠時間が短く、日中眠い」といった症状がある場合は、心(しん)のエネルギー不足が関係していることが多いです。

天王補心丹(てんのうほしんたん)

適応症状:心の疲れ、不安感、熟睡できない

天王補心丹は、心(しん)を養うことで、不安感を和らげ、質の良い睡眠を促します。

こんな人におすすめ

  • 早朝に目が覚めてしまい、睡眠時間が短い
  • 日中、ぼーっとして集中できない
  • 動悸や不安感を感じやすい

2. 漢方と併せて行う不眠対策

漢方薬の効果を高めるために、日常生活の改善も重要です。

① 寝室環境の改善

  • 部屋を暗くし、静かな環境を作る
  • 寝る前にスマホやパソコンを控える(ブルーライトを避ける)
  • 適度な湿度と温度を保つ

② 夜のリラックスルーティン

  • お風呂にゆっくり浸かる
  • 軽いストレッチやヨガをする
  • アロマオイル(ラベンダー、カモミール)を活用する

③ カフェイン・アルコールの制限

  • 寝る4時間前からカフェインを控える
  • アルコールの摂取を減らす(寝つきは良くても眠りが浅くなるため)

④ 就寝前の漢方茶

  • 酸棗仁(さんそうにん)茶:心を落ち着ける
  • なつめ茶:気血を補い、リラックス効果
  • 菊花茶:目の疲れやストレスを和らげる

まとめ

不眠にはさまざまな原因があり、自分のタイプに合った漢方薬を選ぶことで、睡眠の質を改善できます。

また、生活習慣の見直しを併せて行うことで、より効果的に不眠を解消できます。

「最近よく眠れない」「睡眠の質を改善したい」と感じる方は、ぜひ漢方と生活習慣の見直しを取り入れてみてください。

【第4章】ストレス・不眠・疲労に効く!自律神経を整える食事と生活習慣

自律神経のバランスを整えるためには、腸内環境の改善、食生活の見直し、適度な運動やリラックス習慣が重要です。

漢方の視点では、「気・血・水」の巡りを良くし、五臓の働きを整えることが、自律神経の安定につながると考えます。

本章では、腸活や漢方的な食養生、運動習慣について詳しく解説していきます。

1. 腸活と自律神経を整えると健康が変わる!腸と脳の関係を徹底解説

腸は「第二の脳」とも呼ばれ、腸内環境が整うことで自律神経やメンタルが安定することが分かっています。

特に、腸内細菌はセロトニン(幸せホルモン)やGABA(リラックスホルモン)を生成し、ストレス耐性を高める役割を果たします。

腸内細菌とメンタルの関係

腸と脳は**「腸脳相関」**という密接な関係を持ち、腸内環境が乱れると以下のような不調が起こりやすくなります。

  • ストレスや不安が増す
  • 気分が落ち込みやすくなる
  • 眠りが浅くなる
  • 慢性的な疲労を感じる

発酵食品(味噌、納豆、ヨーグルト)の活用

発酵食品には腸内の善玉菌を増やし、腸内環境を整える働きがあります。

特に、日本の伝統的な発酵食品は、腸活に適した栄養素が豊富です。

  • 味噌:腸の粘膜を保護し、消化を助ける
  • 納豆:ナットウキナーゼが血流を改善し、自律神経を安定させる
  • ヨーグルト:乳酸菌が腸内環境を整え、セロトニンの分泌を促進

プレバイオティクス・プロバイオティクスの重要性

  • プレバイオティクス(腸内細菌のエサ):食物繊維、オリゴ糖、発酵食品
  • プロバイオティクス(善玉菌を含む食品):ヨーグルト、ぬか漬け、納豆

これらを意識的に摂取することで、腸内環境が整い、自律神経のバランスも安定しやすくなります。

2. 漢方的な食養生の秘訣|五行の考えを活かした健康的な食生活とは?

気血を補う食材(黒ゴマ、なつめ、クコの実)

漢方では「気(エネルギー)と血(けつ)」を補うことが重要です。

特にストレスや疲れがたまりやすい人は、以下の食材を積極的に取り入れましょう。

  • 黒ゴマ:腎を補い、エネルギーを回復
  • なつめ:血を補い、ストレスを和らげる
  • クコの実:肝を養い、疲れや目の疲れを改善

陰陽のバランスを整える食事

漢方では、体質に応じた食事が重要です。

  • 陰虚(体が熱っぽく、のぼせやすい人):豆腐、ナス、セロリ、梨
  • 陽虚(冷え性で疲れやすい人):生姜、ニラ、羊肉、シナモン

自分の体質を理解し、陰陽のバランスを整える食事を心がけることで、自律神経も安定します。

ストレスを和らげるお茶(カモミール、杜仲茶、ハーブティー)

お茶にはリラックス効果があり、自律神経を整える助けになります。

  • カモミールティー:心を落ち着かせ、寝つきを良くする
  • 杜仲茶(とちゅうちゃ):血圧を安定させ、ストレスを和らげる
  • ハーブティー(ラベンダー、レモンバーム):リラックス効果があり、不安感を和らげる

就寝前に温かいお茶を飲むことで、心が落ち着き、質の良い睡眠を得やすくなります。

3. 適度な運動とストレッチで血流を促進!自律神経を整えてリラックス効果を実感

太極拳やヨガで自律神経を調整

適度な運動は、自律神経のバランスを整えるために不可欠です。

特に、ゆったりとした動きの運動は、副交感神経を活性化させ、ストレスを軽減します。

  • 太極拳:ゆったりとした動きで、気血の巡りを促進
  • ヨガ:呼吸を深め、副交感神経を活性化
  • 気功:体内の「気」を整え、リラックス効果が高い

朝日を浴びることで体内リズムを整える

朝起きてすぐに日光を浴びることで、体内時計がリセットされ、自律神経のリズムが整いやすくなります。

朝日を浴びるメリット

  • メラトニン(睡眠ホルモン)の分泌を促進し、夜の眠りを深める
  • セロトニン(幸福ホルモン)が分泌され、気持ちが安定する
  • 体内時計が整い、日中の活動がスムーズになる

まとめ

自律神経を整えるためには、腸内環境を改善し、漢方的な食養生を取り入れ、適度な運動を行うことが重要です。

  1. 腸活:発酵食品やプレバイオティクス・プロバイオティクスを活用し、腸内環境を整える。
  2. 漢方的な食養生:気血を補い、陰陽のバランスを意識した食事を取り入れる。
  3. 運動と生活習慣:太極拳やヨガを実践し、朝日を浴びて体内リズムを整える。

こうした習慣を取り入れることで、ストレスに強い心と体をつくり、自律神経のバランスを整えることができます。

ぜひ、日々の生活に取り入れてみてください。

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【第5章】漢方の組み合わせで効果アップ!相乗効果で自律神経を整える方法

漢方薬は単独でも効果を発揮しますが、複数の漢方薬を組み合わせることで相乗効果が生まれ、より深い体質改善につながります

体の不調は複数の要因が絡み合っていることが多いため、適切な漢方の組み合わせを選ぶことで、根本から症状を改善しやすくなります。

本章では、自律神経の乱れに関わる代表的な症状ごとに、効果的な漢方の組み合わせをご紹介します。

1. ストレスと不眠のダブル対策|寝つきをよくするリラックス法&漢方

柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう) + 酸棗仁湯(さんそうにんとう)

ストレスによる緊張や興奮状態が続くと、寝つきが悪くなったり、夜中に何度も目が覚めたりすることがあります。

そんな場合には、神経の高ぶりを抑えながら、自然な眠りを促す組み合わせが有効です。

柴胡加竜骨牡蛎湯の作用
  • 精神的な緊張を和らげる
  • 自律神経のバランスを整える
  • 動悸や興奮状態を抑える
酸棗仁湯の作用
  • 精神を落ち着かせ、リラックス効果を高める
  • 眠りの質を向上させる
  • 夜間の目覚めを防ぐ

🔹 こんな人におすすめ

  • ストレスが多く、緊張感が抜けない
  • 仕事や人間関係の悩みで眠れない
  • 交感神経が過剰に働き、不安やイライラが強い

2. 疲労感が強い人向けの組み合わせ

補中益気湯(ほちゅうえっきとう) + 酸棗仁湯(さんそうにんとう)

慢性的な疲労や倦怠感を感じる場合、気(エネルギー)を補いながら、良質な睡眠を確保することが大切です。

補中益気湯の作用
  • 気を補い、疲労回復を促す
  • 免疫力を向上させる
  • 胃腸の働きを改善し、栄養の吸収を高める
酸棗仁湯の作用
  • 自然な眠りを促し、睡眠の質を改善
  • 疲れた神経を鎮める
  • 日中のだるさを軽減する

🔹 こんな人におすすめ

  • 休んでも疲れが取れない
  • 眠りが浅く、日中ぼーっとする
  • 免疫力が低下し、風邪をひきやすい

3. 胃腸の不調とストレス対策

六君子湯(りっくんしとう) + 半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)

ストレスが原因で胃腸の調子が悪くなることはよくあります。

食欲不振や胃のもたれ、喉の詰まり感がある場合は、消化機能を高めながら、ストレスによる気滞(気の停滞)を改善する組み合わせが効果的です。

六君子湯の作用
  • 胃腸の働きを整え、消化吸収をサポート
  • 胃もたれや食欲不振を改善
  • 体力をつけ、気を補う
半夏厚朴湯の作用
  • 喉の詰まり感(梅核気)を和らげる
  • 気の巡りを良くし、ストレスを軽減
  • 胃のムカムカ感や吐き気を改善

🔹 こんな人におすすめ

  • ストレスを感じると胃が痛くなる
  • 食後に胃がもたれる、食欲がない
  • 喉に違和感があり、飲み込みにくい

4. 女性のストレス・自律神経失調症

加味逍遙散(かみしょうようさん) + 桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)

女性はホルモンバランスの変化が激しく、それがストレスや自律神経の乱れを引き起こすことがあります。

特にPMS(月経前症候群)や更年期障害の症状がある場合、気血の巡りを改善し、ストレスを和らげる組み合わせが有効です。

加味逍遙散の作用
  • ストレスによるイライラを和らげる
  • ホルモンバランスを整え、PMSや更年期障害を緩和
  • 血の巡りを良くし、冷えや肩こりを改善
桂枝茯苓丸の作用
  • 血流を改善し、瘀血(おけつ:血の滞り)を解消
  • 月経不順や生理痛を緩和
  • 体の冷えやむくみを改善

🔹 こんな人におすすめ

  • 月経前にイライラしやすい
  • 生理痛が強く、血行不良を感じる
  • 更年期の症状(ほてり・のぼせ・不眠)がある

まとめ

漢方は単独でも効果がありますが、適切な組み合わせを選ぶことで、より幅広い症状に対応し、体質を根本から改善することが可能です。

💡 目的別おすすめ組み合わせ

  • ストレス&不眠対策 → 柴胡加竜骨牡蛎湯 + 酸棗仁湯
  • 疲労感が強い人向け → 補中益気湯 + 酸棗仁湯
  • 胃腸の不調とストレス → 六君子湯 + 半夏厚朴湯
  • 女性のストレス・自律神経失調症 → 加味逍遙散 + 桂枝茯苓丸

自分の体質や症状に合った漢方を選ぶことで、より効果的に不調を改善できます。

専門家と相談しながら、自分に合った組み合わせを試してみてください。

【まとめ】漢方で自律神経を整えるには?不調改善のポイントを徹底解説!

現代社会では、ストレスや生活習慣の乱れによって自律神経のバランスが崩れ、不調を感じる人が増えています。

西洋医学では対症療法が中心ですが、漢方では体質を根本から整え、自律神経を安定させることを目指します。

自律神経の乱れは、一人ひとりの体質や生活環境によって異なります。

そのため、漢方薬は自分の体質に合ったものを選ぶことが重要です。

また、漢方薬だけに頼るのではなく、生活習慣の見直しも合わせて行うことで、より効果的に自律神経を整えることができます。

ここでは、漢方を活用して自律神経を整えるためのポイントを詳しく解説していきます。

1. 漢方薬は体質に合わせて選ぶことが重要

漢方では、「気・血・水」や「五臓(肝・脾・心・腎・肺)」のバランスを整えることで、自律神経の乱れを改善します。

自分の体質を把握し、それに合った漢方を選ぶことが、自律神経を整える第一歩です。

代表的な漢方薬と適応体質

漢方薬適応症状・体質
柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)ストレスが多く、緊張しやすい、イライラしがち
酸棗仁湯(さんそうにんとう)眠れない、精神的な疲れが抜けない
補中益気湯(ほちゅうえっきとう)体力が落ちて疲れやすい、免疫力が低下している
加味逍遙散(かみしょうようさん)女性のストレス、不安定なホルモンバランス、更年期の不調
六君子湯(りっくんしとう)胃腸が弱く、ストレスで食欲不振になる
半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)喉が詰まる感じがする、不安感が強い

🔹 ポイント

  • 同じ「自律神経失調症」でも、人によって原因や症状が異なる。
  • 自分の体質に合った漢方を選ぶことで、より効果的に改善できる。
  • 体調や症状に応じて、複数の漢方薬を組み合わせると効果が高まる。

2. 生活習慣を改善しながら漢方を取り入れる

漢方薬は、生活習慣を改善しながら取り入れることで、より効果を発揮します。

特に、ストレス対策や腸内環境の改善、適度な運動が、自律神経を整える鍵になります。

① 食生活の見直し(腸活がカギ)

腸内環境は「第二の脳」とも呼ばれ、腸の状態が自律神経のバランスに影響を与えます。

  • 発酵食品(味噌、納豆、ヨーグルト)を積極的に摂取し、腸内細菌を整える。
  • プレバイオティクス(食物繊維)を含む野菜や果物を摂る。
  • 冷たい飲食を避け、温かい食事を心がける(特に脾胃が弱い人に重要)。

② ストレス管理(リラックス習慣を取り入れる)

  • ストレスを感じたら深呼吸をする(副交感神経を優位にする)。
  • ハーブティー(カモミール、ラベンダー)を飲んでリラックス
  • 趣味や気分転換を意識的に取り入れる

③ 適度な運動(自律神経を安定させる)

  • 太極拳やヨガでゆったりとした動きを取り入れる。
  • 朝日を浴びることで、体内時計をリセット(セロトニン分泌を促す)。
  • 軽いストレッチやウォーキングを習慣化

🔹 ポイント

  • 漢方薬だけではなく、食事や運動、ストレス管理を組み合わせることが重要。
  • 生活習慣の改善によって、漢方の効果を最大限に引き出すことができる。

3. 漢方薬の選び方は専門家に相談するのがおすすめ

漢方薬は、ドラッグストアやオンラインで手軽に購入できますが、自己判断で選ぶと体質に合わず、効果が十分に得られないことがあります

また、体質や症状は日々変化するため、適切な漢方薬を選ぶには専門家のアドバイスを受けるのが最適です。

漢方相談をするメリット

自分の体質に合った漢方薬がわかる
今の症状に最適な処方を提案してもらえる
生活習慣や食事のアドバイスも受けられる

特に、自律神経の乱れは一人ひとり異なる原因を持つため、専門家の視点から適切な漢方を選ぶことが大切です。

まとめ

自律神経を整えるには、自分の体質に合った漢方を選ぶことが重要
生活習慣の見直し(食事・運動・ストレス管理)と漢方を組み合わせると効果的
漢方薬の選び方は、専門家に相談するのがおすすめ

「最近、ストレスや不眠、胃腸の不調が気になる……」そんな方は、一度自分の体質をチェックし、適切な漢方を取り入れてみませんか?

💡 あなたの体質に合った漢方薬を知りたい方は、ぜひ漢方相談を!

専門家があなたの体質に合った漢方薬を提案し、生活習慣の改善アドバイスも行います。

自律神経の乱れを整え、健やかな毎日を手に入れましょう!

■ 宮崎県川南町の自然の中で、自分を見つめ直す時間を

『ほどよい堂』は、ただの漢方薬局ではありません。

山の風、鳥のさえずり、海の輝き――この自然豊かな環境そのものが、癒しの力を持っています。

ご来店された方が、心地よい空間でリラックスしながら、自分自身の身体と心の声に耳を傾けられるような“居場所”でありたいと願っています。

日常の喧騒から少し離れ、ゆったりとした時間を過ごすことで、自然と「整う」感覚を取り戻してみませんか?

■ アクセス・営業時間

店名:漢方・薬膳処 ほどよい堂
所在地:宮崎県児湯郡川南町(峠の里展望台近く)
※詳細なアクセスは公式ホームページをご覧ください。
営業時間:10:00~18:00(月曜日定休、火曜日は不定休)
駐車場あり/予約優先制

■ ご相談・ご予約はこちらから

・漢方相談(初回カウンセリングは約60分)
・薬膳アドバイス、食養生プラン作成
・オンライン相談(Zoom対応)

[ほどよい堂の漢方相談お問い合わせ方法]

ご相談は基本的にご予約制となっておりますが、時間的な余裕がある場合は飛び入りでの相談もお受けしております。

まずは、下記のいずれかの方法でご連絡ください。

次の予約サイト、LINE、電話のいずれかの方法からアクセスをお願いいたします。

▶予約サイト: https://coubic.com/kampo-hodoyoido

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▶電話:0983-32-7933

※ご来店、オンライン相談に関わらず漢方的な体質診断が必要ですので、予め問診の提出をお願い致します。

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薬剤師
河邊甲介

宮崎県の川南町にある峠の里からの絶景を眺めながら、漢方と薬膳を組み合わせた腸活相談が受けられる「薬局×セレクトショップ」です。

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著者プロフィール

河邊甲介 (薬剤師)

KOSUKE KAWABE

▷有資格

  • 薬剤師
  • 中医薬膳師:本草薬膳学院(学長:辰巳洋)にて資格取得
  • 薬膳素材専門士:本草薬膳学院(学長:辰巳洋)にて資格取得
  • ペットフーディスト

▷経歴

  • 福岡大学薬学部卒
  • 総合病院薬剤部・調剤薬局にて勤務
  • 2024年1月より宮崎県川南町(峠の里)にて漢方×薬膳×腸活のお店「ほどよい堂」を開局

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薬剤師であり、漢方×薬膳×腸活の専門家として、「ほどよい堂」を運営しています。
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