防災グッズリスト|“体調を崩さない”ための持ち出しチェック
防災グッズというと、水や食料、ライトなど「生き延びる準備」が中心になりがちです。
もちろん命を守る備えは最優先ですが、実際の避難生活では “体調を崩さない備え” が同じくらい大切になります。
避難生活で多いのは、
- 便秘・下痢・腹痛(胃腸の乱れ)
- 眠れない・不安(自律神経の乱れ)
- 冷え・むくみ・だるさ(水分代謝と巡りの乱れ)
こうした不調は 被災初日〜数日(初動72時間) に出やすい傾向があります。
この記事では、いざという時に役立つ 「体調管理目線の防災グッズリスト」 を、持ち出しチェック形式でまとめました。
目次
防災は「命を守る+体調を守る」2段構え

防災は大きく分けると、2つの備えがあります。
- 命を守る備え(食料・水・ライト・避難)
- 体調を守る備え(胃腸・睡眠・冷え・衛生)
避難生活では、普段と違う環境で
- 食事が偏る
- 水分が不足する
- トイレを我慢する
- 緊張が続いて眠れない
といった条件が重なりやすく、
結果として 「胃腸(脾=土)」が弱りやすい のがポイントです。
体調が落ちると、行動力も判断力も下がるため、
“体調を守る準備”は、防災の実行力そのものを守る備えになります。
最低限の持ち出し(衛生・口腔・胃腸)

まずは最低限。
「これがあるだけで体調の崩れ方が変わる」ものを優先します。
✅最低限の持ち出しチェックリスト
| カテゴリ | 持ち出しアイテム | なぜ必要?(体調管理の理由) |
|---|---|---|
| 衛生 | アルコール消毒/ウェットティッシュ | 感染・胃腸炎の予防に |
| 衛生 | マスク(家族分) | 乾燥・感染対策 |
| 口腔 | 歯ブラシ/歯磨きシート | 口腔ケアは感染予防の基本 |
| 口腔 | うがい用(可能なら) | 乾燥と喉のケア |
| 胃腸 | ポケットティッシュ | トイレ環境が不安定な時に |
| 胃腸 | 使い捨て手袋 | 衛生確保(食事・介助) |
| 胃腸 | 小分け袋(ジップ) | 薬やサプリをまとめやすい |
| 体温・確認 | 体温計 | 発熱時の判断材料になる |
| 消耗対策 | 使い捨てカイロ | 冷え→胃腸・睡眠悪化を防ぐ |
※赤ちゃん・高齢者・持病がある方は「家族用に増量」が基本です。
✅“胃腸を守る”ために最低限これだけ

- 温かい飲み物の確保(白湯・スープが理想)
- 冷え対策(首・お腹・足の保温)
- 手洗い・消毒(胃腸炎の予防)
避難時の胃腸トラブルは、薬以前に「冷え」「水不足」「衛生」 の影響を強く受けます。
避難生活で効く“体調管理グッズ”
次に、避難生活でじわじわ効くのが「体調管理グッズ」 です。
ここがあるかどうかで3日後の体感が変わりやすくなります。
冷え対策

冷えは「胃腸・睡眠・免疫」に直結します。
とくに冬だけでなく、夏でも避難所は冷えやすいことがあります。
✅おすすめ冷え対策グッズ
- 使い捨てカイロ(貼るタイプ)
- レッグウォーマー/厚手の靴下
- ブランケット(アルミシートでもOK)
- ネックウォーマー(首を温める)
✅ポイント
- まずは「首・お腹・足」
- お腹が冷えると、下痢・腹痛が出やすくなります
睡眠対策

避難所では睡眠の質が落ちやすく、
眠れない日が続くほど体調が崩れやすくなります。
✅おすすめ睡眠対策グッズ
- 耳栓
- アイマスク
- 小さな枕(空気枕もOK)
- 体を温めるもの(ブランケット)
✅眠れない夜のコツ
- 深呼吸(吐く時間を長めに)
- 明かり・音を減らせる工夫を最優先
腸のケア

避難生活では「腸が乱れやすい条件」が重なります。
- 炭水化物中心になりやすい
- 食物繊維が減る
- 水分が不足しやすい
- ストレスで腸が動きにくい
腸が荒れると、便秘・下痢だけでなく、眠や気分の落ち込み にもつながりやすくなります。
✅腸のために持っておきたいもの
- 温かい汁物につながるもの(スープ類)
- 口に入れやすい小分け栄養(必要な方)
- 胃腸の調子を守るアイテム(整腸系など)
まとめ:薬・漢方も一緒に備える

防災グッズは「生きるための道具」だけでなく、
“体調を崩さないための準備” があると安心感が大きく変わります。
とくに避難生活では
胃腸・冷え・睡眠 を守るだけで、回復力が落ちにくくなります。
- 命を守る備え(食料・水・ライト)
- 体調を守る備え(衛生・腸・睡眠・冷え)
- そして 薬・漢方の備え
この3つをセットで準備するのが、現実的で強い防災です。


