その不調、五臓の乱れかも|肝・心・脾・肺・腎チェックで体質の弱点を見つける
五臓チェックでわかる不調の根っこ|肝・心・脾・肺・腎の弱りサインと整える順番
疲れ・眠り・胃腸・PMS・肌荒れ・冷え。検査では大きな異常がなくても、なんとなく続く不調は、からだの「働きの偏り」から見えてくることがあります。
中医学の五臓チェックでは、肝・心・脾・肺・腎のどこに負担が出やすいかを整理し、あなたに合った養生・薬膳・漢方相談につなげていきます。
宮崎県川南町の漢方薬局ほどよい堂が、漢方・薬膳・腸活の視点からわかりやすく解説します。
目次
五臓チェックとは?不調を「からだ全体のつながり」で見る方法
五臓とは、中医学でいう肝・心・脾・肺・腎の5つの働きのことです。ここでいう五臓は、現代医学の臓器そのものだけを指すのではなく、巡り・睡眠・消化吸収・皮膚や粘膜のバリア・回復力などを含めた「働きのチーム」として考えます。
たとえば、胃腸が弱い方は疲れやすく、肌荒れやむくみも出やすいことがあります。ストレスが強い方は、PMS・肩こり・眠りの浅さとして表れることもあります。五臓チェックは、こうした不調をバラバラに見るのではなく、どこから整えるとラクになりやすいかを見つけるための考え方です。

この記事のSEO上の役割
この記事は「五臓とは?」の基礎解説ではなく、五臓チェックで自分の体質傾向を知り、相談・セルフチェック・薬膳茶へ進むための記事です。五臓六腑や五行の詳しい理論記事と役割を分けることで、サイト内のカニバリを避けやすくなります。
30秒セルフチェック|あなたはどの五臓タイプ?
まずは、今のからだのサインを簡単に確認してみましょう。多く当てはまる項目が、今のあなたに出やすい五臓タイプのヒントです。
肝タイプ|ストレス・巡り・PMSが気になる方
- イライラしやすい
- ため息が多い
- 肩こり・頭痛が出やすい
- 胸やお腹が張りやすい
- 月経前に気分や体調が乱れやすい
- 目が疲れやすい
肝タイプは、気滞(きたい=巡り停滞タイプ)が関係しやすいと考えます。まずは深呼吸・軽い散歩・香りのよい薬膳茶などで、こわばった巡りをほどくことが大切です。
心タイプ|睡眠・不安・動悸が気になる方
- 眠りが浅い
- 夢が多い
- そわそわして落ち着かない
- 動悸が気になることがある
- 集中力が続きにくい
- 夕方以降に疲れが出やすい
心タイプは、血虚(けっきょ=栄養不足タイプ)や陰虚(いんきょ=潤い不足タイプ)が関係することがあります。睡眠時間だけでなく、睡眠休養感を高める工夫も大切です。
脾タイプ|胃腸・だるさ・むくみが気になる方
- 食後に眠くなる
- 胃もたれしやすい
- お腹が張りやすい
- 便が安定しにくい
- 体が重だるい
- 甘いものがやめにくい
脾タイプは、脾虚(ひきょ=消化吸収力の弱りタイプ)が中心です。ほどよい堂では、五臓の中でも「脾=土」を土台として大切に考えています。
肺タイプ|肌・鼻・喉・バリアが気になる方
- 風邪をひきやすい
- 鼻や喉が弱い
- 咳が長引きやすい
- 肌が乾燥しやすい
- 敏感肌になりやすい
- 便秘がち
肺タイプは、皮膚・粘膜・呼吸のバリアと関係します。中医学では肺と大腸は関係が深いとされ、腸活と肌・鼻・喉のケアを合わせて考えます。
腎タイプ|冷え・回復力・年齢変化が気になる方
- 疲れが抜けにくい
- 朝が弱い
- 腰や足が冷えやすい
- 尿が近い
- 夜中にトイレで起きる
- 髪・耳・骨・足腰の変化が気になる
腎タイプは、腎虚(じんきょ=回復力や生命力の低下タイプ)が関係しやすいと考えます。睡眠・冷え対策・過労を減らす養生が大切です。
チェック結果をもう少し詳しく知りたい方へ
五臓タイプは1つだけとは限りません。気虚・血虚・陰虚・気滞・瘀血・痰湿などが重なっていることも多いため、まずは漢方的体質セルフチェックで今の状態を整理してみましょう。
五臓と気・血・水の関係|不調は1つではなく重なって見える
中医学では、からだを動かすエネルギーを「気」、栄養や潤いを運ぶものを「血」、体液や潤いの流れを「水・津液」として考えます。五臓は、この気・血・水の生成・巡り・調整に深く関わります。
たとえば、脾が弱ると食べたものから気血を作りにくくなり、疲れやすさや肌の不調につながりやすくなります。肝の巡りが滞ると、ストレス・PMS・肩こり・胃腸の張りとして表れることがあります。

| 五臓タイプ | 出やすいサイン | 整える方向性 |
|---|---|---|
| 肝 | イライラ、PMS、肩こり、目の疲れ、張り感 | 気の巡りを整える。深呼吸、散歩、香り、ストレスケア。 |
| 心 | 眠りが浅い、不安、動悸、集中力低下 | 血と潤いを補い、休養の質を整える。寝る前の刺激を減らす。 |
| 脾 | 胃もたれ、食後眠気、むくみ、だるさ、便の乱れ | 消化吸収を助ける。よく噛む、温かい汁物、腸活。 |
| 肺 | 肌の乾燥、鼻・喉の弱さ、咳、便秘 | 皮膚・粘膜・腸のバリアを守る。乾燥対策と発酵性食物繊維。 |
| 腎 | 冷え、疲労感、頻尿、足腰のだるさ、年齢変化 | 回復力を支える。睡眠、冷え対策、過労を避ける。 |
迷ったら「脾=土」から整える
五臓の中でも、ほどよい堂が大切にしているのが脾=土の考え方です。脾は、食べたものを気・血・津液に変える消化吸収の土台です。
現代的にいえば、栄養を入れるだけでなく、吸収できる腸を育てることが重要です。カロリーは足りているのに、たんぱく質・良質な脂質・ビタミン・ミネラル・食物繊維・フィトケミカルが不足する「新型栄養失調」の視点も欠かせません。
細胞は食べたものでしか作られません。たんぱく質・良質脂質・ビタミンミネラル・食物繊維を毎日の食事で補います。
血が巡ると、栄養・酸素・体温がすみずみに届きやすくなります。軽い運動や入浴、深呼吸も大切です。
食べるだけでなく、吸収できる腸を育てます。善玉菌・菌のエサ・菌が作る有用成分を三位一体で考えます。
睡眠だけでなく、軽い運動・人やペットとのつながり・自然・創作・情報から離れる時間も休養の一部です。
五行で見ると、五臓はお互いに助け合っている
五臓は単独で働いているのではなく、木・火・土・金・水という五行の関係でつながっています。肝・心・脾・肺・腎のどこかに負担がかかると、他の働きにも影響が出やすくなります。
たとえば、ストレスで肝の巡りが乱れると、脾の消化吸収に影響し、胃もたれ・お腹の張り・食欲の乱れにつながることがあります。だからこそ、症状だけでなく「背景」を見ることが大切です。

3日・3週間・3ヶ月で整える五臓養生
からだは、毎日少しずつ入れ替わっています。だからこそ、養生は一度に完璧を目指すより、続けられる小さな一手を積み重ねることが大切です。
よく噛む、温かい汁物を増やす、甘い飲み物を水・お茶・薄い味噌汁に置き換えるなど、負担を減らす一手から始めます。
毎食たんぱく源を入れる、海藻・きのこ・豆類を増やす、座りっぱなしを区切るなど、日常の型を作ります。
栄養・循環・吸収を整え、疲れ・肌・便通・睡眠・冷えなどの変化を丁寧に観察します。
今日からできる「脾」を助ける食べ方
- 一口30回を目安によく噛む
- 冷たい飲み物を控えめにする
- 味噌汁・野菜スープを毎日の定番にする
- 海藻・きのこ・豆類を少しずつ増やす
- 甘い飲み物は頻度を決め、甘味はできるだけ噛んで食べる形にする
よく噛むことは、消化のスイッチを入れ、脾を助ける基本の養生です。
腸活を五臓ケアにつなげる考え方
- プロバイオティクス:善玉菌を意識する
- プレバイオティクス:善玉菌のエサとなる食物繊維を摂る
- バイオジェニックス:菌が作る有用成分も意識する
- リーキガット:腸のバリア低下を防ぐ視点を持つ
腸は、食べたものを自分の力に変える入口です。五臓を整えるうえでも、吸収できる腸を育てることが重要です。
疲れやすい方の休養設計
- 睡眠とリラックスで神経を休める
- 軽い散歩やストレッチで巡りを助ける
- 栄養不足を見直す
- 人やペットとのつながりで安心感を増やす
- 情報・役割・環境から一時的に離れる時間を作る
休養は「何もしないこと」だけではありません。運動・栄養・休養の3つを組み合わせて、回復しやすい環境を整えましょう。
漢方薬・薬膳茶は「証」に合わせて選ぶ
漢方では、症状名だけでなく、体質の背景を見て「証」を組み立てます。たとえば、同じ疲れでも、脾虚による疲れ、腎虚による疲れ、血虚による疲れ、気滞による疲れでは、整える方向性が変わります。
漢方薬名を選ぶときも、「何に効く薬か」だけでなく、どんな証に用いる方剤かを見ることが大切です。ほどよい堂では、店頭・LINE相談・体質セルフチェックを通して、今の状態に合った選び方をご提案しています。

漢方薬は1包から購入できます
「まずは少量で試したい」「自分に合うか相談してから選びたい」という方へ。ほどよい堂では、体質やお悩みに合わせて漢方薬を1包から購入できる仕組みをご用意しています。
自分の五臓タイプを知りたい方へ
五臓の弱りは、1つだけとは限りません。実際には、気虚・血虚・陰虚・気滞・瘀血・痰湿などが重なっていることも多くあります。
「自分はどこから整えるとよいのか知りたい」「薬膳茶や漢方を体質に合わせて選びたい」という方は、まずは無料セルフチェックやLINE相談をご利用ください。
まずは、今のからだのサインを整理しましょう
体質に合った養生は、今の状態を知ることから始まります。ほどよい堂では、漢方・薬膳・腸活の視点で、栄養・循環・吸収の3本柱から整える方法をご提案しています。
よくある質問
五臓チェックだけで体質はわかりますか?
五臓チェックは、体質を知るための入口です。実際の体質は、気虚・血虚・陰虚・気滞・瘀血・痰湿などが複雑に重なることがあります。気になる方は、漢方的体質セルフチェックやLINE相談で詳しく整理するのがおすすめです。
五臓の「脾」は、現代医学の脾臓のことですか?
中医学でいう脾は、現代医学の脾臓そのものだけを指す言葉ではありません。消化吸収・栄養を作る力・水分代謝などを含む「働きのチーム」として考えます。
胃腸が弱い人は、どこから養生すればよいですか?
まずは、よく噛むこと、冷たい飲み物を控えめにすること、味噌汁や野菜スープを増やすことから始めましょう。脾=土が整うと、気血水が巡りやすくなり、全身の土台を整えやすくなります。
漢方薬は少量から試せますか?
ほどよい堂では、漢方薬を1包から購入できる仕組みをご用意しています。体質や服薬状況によって合うものが異なるため、気になる方は相談しながら選ぶことをおすすめします。
薬膳茶はどのように選べばよいですか?
薬膳茶は、味や香りだけでなく、体質に合わせて選ぶことが大切です。冷えが強い方、潤い不足が気になる方、巡りが滞りやすい方では、向いている素材が変わります。オーダーメイド薬膳茶では、体質に合わせたブレンドをご提案しています。
この記事を書いた人
漢方薬局ほどよい堂
宮崎県児湯郡川南町にある漢方薬局。漢方・薬膳・腸活を組み合わせ、栄養・循環・吸収の3本柱から健康相談を行っています。
所在地:〒889-1301 宮崎県児湯郡川南町川南26197-1(峠の里内)
電話:0983-32-7933
最終更新日:
本記事は健康情報としての一般的な内容です。特定の疾患の診断・治療を目的としたものではありません。治療中の方、妊娠中の方、授乳中の方、服薬中の方、強い症状がある方は、医師・薬剤師などの専門家にご相談ください。
監修者・免責事項
本記事の信頼性を高めるため、監修者情報と免責事項をまとめています。 体質の整理(中医学)と、現代の栄養学・生活習慣の視点を両輪で扱い、誠実な表現を心がけています。
Supervisor / Reviewer
監修者情報

監修:河邊 甲介(薬剤師/中医薬膳師/薬膳素材専門士/ペットフーディスト)
漢方薬局「ほどよい堂」代表
宮崎県川南町にて、漢方 × 薬膳 × 腸活のトリプルアプローチによる健康相談を行っています。 体質の言語化と、日常で“続く整え方”をセットでご提案しています。
- 栄養:細胞は“食べたものでしか作られない”
- 循環:巡りが整うと、酸素・栄養が届きやすくなる
- 吸収(腸活):食べるだけでなく“吸収できる腸”を育てる
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「自分の場合はどう整える?」が気になる方へ。
ほどよい堂では、体質(気・血・津液/陰陽・寒熱など)の整理と、食事・生活の整え方をセットでご提案しています。
免責事項 クリックで開閉
本記事は一般的な情報提供を目的としており、診断・治療・処方の代替ではありません。 症状が強い/長引く/不安が大きい場合は、医療機関・専門家へご相談ください。
- 体質・状態・既往歴により、最適な対処は異なります。
- 妊娠中・授乳中・服薬中・通院中の方は、自己判断での実施を避け、必ず確認してください。
- 記事内容は、予告なく更新・変更する場合があります。

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