漢方薬の副作用と長期服用のリスクを専門家が解説！安全に使うための基本ルール

漢方薬は自然由来の成分で構成されており、体にやさしいというイメージがありますが、実は体質や使い方によっては副作用が起こることもあります。

特に、長期間の服用を続けることで体に思わぬ負担がかかるケースも少なくありません。

例えば、胃腸に不調をきたしたり、むくみや肝機能への影響が現れることもあります。

また、体質に合わない漢方薬を無理に続けることで、本来の効果が得られないばかりか、逆に体調を悪化させてしまうことも。

この記事では、漢方薬の副作用と長期服用のリスクについて、漢方の専門家が中医学の視点から丁寧に解説し、安全に漢方薬を使うための基本ルールをわかりやすくお伝えします。

漢方を正しく取り入れ、健康な毎日を送るための参考にしてください。

目次

• 1 八綱弁証で健康への最短ルートを提案
  • 1.1 相談の流れ（3ステップ）
• 2 漢方薬とは？初心者でもわかる伝統的な治療法の基本と効果的な使い方
  • 2.1 1. 漢方薬とは？古代から現代までの自然療法の基本
  • 2.2 2. 漢方医学の核心：気・血・水の調和がもたらす健康
  • 2.3 3. 漢方薬の調合と処方：複数生薬の組み合わせがもたらす効果
  • 2.4 4. 漢方薬がもたらす健康効果：予防から体調管理まで
  • 2.5 5. 漢方薬 vs 現代医学：体全体の調和と特定治療の違い
• 3 漢方薬の副作用と長期服用の落とし穴｜自然でも安心できない理由と対処法
  • 3.1 1. 漢方薬の副作用とは？自然療法でも注意が必要な理由
  • 3.2 2. 漢方薬の長期服用の問題点：注意が必要な理由
• 4 甘草、黄芩、サンシシ、附子の副作用：漢方薬の長期服用に潜むリスク
  • 4.1 甘草（かんぞう）を用いた漢方薬の長期服用：高血圧リスクを回避する方法
  • 4.2 黄芩（オウゴン）と呼吸器系の健康：長期服用時のリスク管理
  • 4.3 山梔子が引き起こす可能性のある腸間膜静脈硬化症とは？
  • 4.4 附子（トリカブトの根）/ 附子を含む漢方薬のメリットと神経麻痺の危険性
  • 4.5 健康維持のための漢方薬使用：正しい情報で安全に
• 5 漢方薬で起こる副作用一覧｜よくある消化器症状・神経系の反応とその改善方法
  • 5.1 漢方薬服用時に注意すべき消化器症状とは？
  • 5.2 漢方薬服用時の神経症状：動悸やしびれに注意！
  • 5.3 漢方薬服用中に発生するその他の副作用リスト
• 6 自然由来でも油断禁物！漢方薬の副作用と安全な飲み方をやさしく解説
  • 6.1 漢方薬の副作用とは？
  • 6.2 ▼ 漢方薬による副作用の発生頻度
  • 6.3 代表的な副作用とその症状
  • 6.4 生薬ごとの副作用リスク
  • 6.5 実際に多い副作用ランキング
  • 6.6 副作用が出た場合の対処法
  • 6.7 漢方薬を安全に活用するために
  • 6.8 漢方薬＝安心ではなく「適切な選択と管理」が大切
• 7 【漢方薬の副作用が重度になったら？正しい対処法と安心の制度を解説】
  • 7.1 まず最優先すべきは「服用の中止」
  • 7.2 専門医への相談が不可欠
  • 7.3 副作用被害救済制度とは？
  • 7.4 重度副作用の予防も大切
  • 7.5 まとめ：漢方薬は信頼と観察が大切
• 8 まとめ / 副作用とリスクを正しく理解する！漢方薬を安全に使うためのまとめガイド
• 9 漢方 × 薬膳 × 腸活のトリプルメソッドでからだとこころを「ほどよく」整えるお手伝い
• 10 からだの内側から「ほどよく」整える
  • 10.1 漢方×薬膳×腸活の専門家としてのメディア実績― 活動の信頼と実績をお伝えします
• 11 薬膳×腸活×漢方＝細胞力を底上げ
  • 11.1 薬膳
  • 11.2 腸活
  • 11.3 漢方
• 12 LINE無料漢方相談の流れ（24時間受付・匿名OK）
• 13 ほどよい堂養生訓
  • 13.1 一物全体食
  • 13.2 よく噛んで(噛ミング30)
  • 13.3 睡眠/運動/朝散歩
  • 13.4 休養を積極的に
  • 13.5 笑顔と感謝
• 14 ほどよい堂人気カテゴリー
• 15 腸活アイテム｜“脾（消化）を立て直し、細胞から整える”
• 16 薬膳茶 ─ 体質に合わせて“内側から整える”
• 17 クロレラ ─ 一物全体のチカラで細胞から元気に
• 18 防災漢方セット ─ “非常食＋からだの備え”という新発想
• 19 植物の“自己防御”を味方にする、新・栄養発想
• 20 温活・妊活・腸活を支える“ひと匙の膏方”
• 21 犬猫の未病ケア・薬膳ごはん・無添加で安心
• 22 うちの子に“ちょうどいい”が見つかる通販
• 23 海と山の恵み×温暖な気候が育てた“食の宝庫”を返礼品で
• 24 匿名OK・八紘弁証で体質を見立て“細胞力”から整える
• 25 未病ケア×漢方×腸活で“細胞力”を底上げ｜漢方薬剤師が解説
• 26 イベントカレンダー
• 27 Access
  • 27.1 🌿「通常の無料漢方相談」をご希望の方へ
  • 27.2 🌸「性のお悩み・デリケートな体調相談」をご希望の方へ

八綱弁証で
健康への
最短ルートを提案

八綱弁証とは、からだの状態を

①陰 or 陽／②表 or 裏／③寒 or 熱／④虚 or 実

の8つの視点で“今のバランス”を見極める方法です。

むずかしい理屈は不要。

ほどよい堂では、生活の言葉（食事・睡眠・運動・休息など）に訳して、まず何から整えるかを一緒に決めます。

相談は完全無料です。

相談の流れ（3ステップ）

▶ステップ1｜LINEで友だち追加 → かんたん問診

・症状（だるさ・冷え・のぼせ・眠り・便通など）と生活リズムを確認
・服用中のお薬・サプリもチェック（飲み合わせ配慮）
・所要5〜10分。舌の写真などは任意です

LINEお友だち追加は
こちら

▶ステップ2｜八綱弁証の判定 → 今やることを明確化

・例）「寒×虚」が強い → 冷え対策＋消化力の底上げ
・例）「熱×実」が強い → 熱・炎症をクールダウン
・心・食・動・休の具体策＋体質に合う漢方候補を提示
・妊娠中・授乳中、他のお薬との相互作用は丁寧に確認

▶ステップ3｜試す → 調整 → 定着（2〜4週間レビュー）

・出す→入れる→巡らすの順で負担なく調整
・2〜4週間の変化（睡眠・お通じ・体温・むくみ等）を確認し、過不足を微調整

漢方薬とは？初心者でもわかる伝統的な治療法の基本と効果的な使い方

1. 漢方薬とは？古代から現代までの自然療法の基本

漢方薬は、中国伝統医学に基づく治療法の一部で、数千年の歴史を持つ自然療法です。

漢方薬は、自然界の植物、動物、鉱物から抽出した成分を組み合わせて作られ、体全体のバランスを整えることを目的としています。

これにより、身体の自然治癒力を引き出し、健康を促進することが期待されます。

2. 漢方医学の核心：気・血・水の調和がもたらす健康

漢方医学の基本的な考え方は、「気」「血」「水」のバランスが健康の鍵であるというものです。

以下の三つの要素が調和を保つことで、体は健康を維持します。

• 気：体内のエネルギーで、生命力や活動力を司ります。
• 血：身体を構成する栄養素や酸素を運び、組織を栄養します。
• 水：体液や体内の潤滑剤として機能し、老廃物を排出します。

このバランスが崩れると、さまざまな症状や病気が発生すると考えられています。

漢方薬は、これらのバランスを整えるために設計されており、症状だけでなく、体全体の調和を目指します。

3. 漢方薬の調合と処方：複数生薬の組み合わせがもたらす効果

漢方薬は、単一の薬草だけでなく、複数の生薬を組み合わせて処方されることが一般的です。

これにより、相互に補い合い、最大限の効果を引き出すことができます。

各生薬の効果や作用を科学的に理解し、組み合わせることで、より効果的な治療が可能となります。

4. 漢方薬がもたらす健康効果：予防から体調管理まで

漢方薬の使用は、単なる病気の治療にとどまらず、以下のような多くの健康維持に役立ちます。

• 予防：病気の予防や健康の維持に使われます。未病を治す。
• 体調管理：季節や生活習慣による体調の変化に対応します。
• 自然療法：副作用の少ない自然由来の療法として利用されます。

5. 漢方薬 vs 現代医学：体全体の調和と特定治療の違い

現代医学が特定の病気や症状に対する治療を重視するのに対し、漢方薬は体全体の調和とバランスを整えることを重視します。

これにより、体の自然治癒力を高め、長期的な健康の維持を目指します。

漢方薬の副作用と長期服用の落とし穴｜自然でも安心できない理由と対処法

1. 漢方薬の副作用とは？自然療法でも注意が必要な理由

漢方薬は自然由来の成分を使用しているため、一般的に副作用が少ないとされていますが、それでも副作用がまったくないわけではありません。

副作用とは、漢方薬が体に与える予期しない影響で、以下のようなものがあります。

• 消化器系の問題：食欲不振、腹痛、下痢、便秘などが起こることがあります。
• アレルギー反応：発疹、かゆみ、呼吸困難などのアレルギー症状が現れることがあります。
• 頭痛やめまい：一部の漢方薬では、頭痛やめまいが報告されることがあります。

これらの副作用は、個々の体質や薬の成分によって異なるため、注意が必要です。

2. 漢方薬の長期服用の問題点：注意が必要な理由

長期間にわたって漢方薬を服用する際には、以下のような問題が考えられます。

• 成分の蓄積：長期間服用することで、体内に成分が蓄積し、過剰な作用が出ることがあります。これが原因で、体調不良や副作用が発生する可能性があります。
• 腸内環境の変化：漢方薬は腸内環境に影響を与えることがあり、長期服用により腸内バランスが崩れることがあります。
• 体質の変化：長期的な服用が体質に影響を与え、元々の体質が変わることがあるため、体調に注意する必要があります。

甘草、黄芩、サンシシ、附子の副作用：漢方薬の長期服用に潜むリスク

漢方薬は自然由来の成分を用いた治療法として広く用いられていますが、長期間の服用により副作用が現れることがあります。

特に「甘草（カンゾウ）、黄芩（オウゴン）、山梔子（サンシシ）、附子（ブシ）」を含む漢方薬には注意が必要です。

ここでは、これらの成分が引き起こす可能性のある副作用と、その対応方法について詳しく解説します。

甘草（かんぞう）を用いた漢方薬の長期服用：高血圧リスクを回避する方法

甘草は多くの漢方薬に含まれる成分で、体調を整える作用があります。

しかし、長期服用によりグリチルリチンが体内に蓄積し、高血圧を引き起こす可能性があります。

また、甘草を含む漢方薬を西洋薬と併用したり、甘草を含む食品や嗜好品（例：甘草茶や甘味料）を摂取したりする場合は、相互作用に注意が必要です。

高血圧のリスクを避けるためには、定期的な血圧測定と医師の相談が推奨されます。

黄芩（オウゴン）と呼吸器系の健康：長期服用時のリスク管理

黄芩は、炎症を抑える作用があり、多くの漢方薬に含まれていますが、長期間の服用が肝障害や間質性肺炎を引き起こす可能性があります。

肝機能や呼吸器系の症状に注意し、肝機能検査や肺の状態を定期的にチェックすることが重要です。

これにより、早期に問題を発見し、適切な対処が可能になります。

山梔子が引き起こす可能性のある腸間膜静脈硬化症とは？

山梔子（サンシシ）は消炎作用があり、特に漢方薬で用いられますが、5年以上の長期服用が腸間膜静脈硬化症を引き起こす可能性があります。

症状としては、腹痛、便秘、下痢、腹部膨満感、血便などがあります。

自覚症状がなくても、検便で潜血が陽性になることがありますので、定期的にCTスキャンや大腸内視鏡検査を受けることが推奨されます。

腸間膜静脈硬化症（静脈硬化性大腸炎）とは？

腸間膜静脈硬化症（静脈硬化性大腸炎）は、大腸周囲の静脈に石灰化が生じて血流が鬱滞し、慢性的な虚血性変化を引き起こす病気で、症状には腹痛、下痢、嘔気・嘔吐があり、無症状の場合もあります。

漢方薬のサンシシの長期服用が原因とされ、腹部単純X線検査、腹部CT、注腸X線検査、大腸内視鏡検査が診断に用いられ、病変が進行すると手術が必要になることもあります。

附子（トリカブトの根）/ 附子を含む漢方薬のメリットと神経麻痺の危険性

附子は強力な作用を持ち、漢方薬で用いられることがありますが、長期間の服用が神経麻痺を引き起こす可能性があります。

附子（ぶし）は、キンポウゲ科のトリカブトの塊茎を乾燥させた生薬で、主に漢方薬として使用されます。

中国原産の多年草で、花の色は紫、白、黄色、ピンクなど多様です。

附子は体を温め、冷えを解消し、痛みを和らげるほか、新陳代謝を促進する効果があります。

通常は高圧蒸気処理を施し、炮附子や加工附子などの名称で呼ばれます。

八味地黄丸や牛車腎気丸など、さまざまな汎用漢方薬に配合されていますが、附子は強い毒性を持ち、中毒を引き起こすと神経系に影響を及ぼし、皮膚のシビレ、痛み、嘔吐、めまいなどの症状を引き起こすことがあります。

最悪の場合、呼吸や心臓の停止に至ることもあるため、使用には注意が必要です。

神経麻痺の症状には、手足のしびれや感覚異常がありますので、これらの症状が現れた場合にはすぐに使用を中止し、専門家に相談することが必要です。

健康維持のための漢方薬使用：正しい情報で安全に

漢方薬を安全に使用するためには、以下の点に注意しましょう。

• 定期的な診察：定期的に医師や専門家の診察を受け、体調の変化や副作用の有無を確認します。
• 適切な服用量：推奨される服用量を守り、過剰摂取を避けるようにします。
• 相互作用の確認：他の薬や食品との相互作用に注意し、併用する際は専門家に相談します。

漢方薬を適切に使用し、健康を維持するための参考にしてください。

健康的な生活をサポートするために、適切な情報をもとに安全に利用しましょう。

漢方薬で起こる副作用一覧｜よくある消化器症状・神経系の反応とその改善方法

漢方薬は古来からの治療法として多くの人に利用されていますが、その使用には副作用のリスクも伴います。

特に、消化器症状や神経症状、その他の副作用に注意が必要です。

ただし、これらの副作用には消化器症状や神経症状、その他の反応が含まれることがありますが、幸いにも、服用を中止すれば多くの症状は迅速に改善することがほとんどです。

ここでは、漢方薬に見られる一般的な副作用と、特定の漢方薬によるリスクについて詳しく解説します。

漢方薬服用時に注意すべき消化器症状とは？

漢方薬の服用により、次のような消化器症状が現れることがあります。

• 食欲不振：食事が進まない、または食欲が減退することがあります。
• 下痢や腹痛：特に大黄を含む方剤は、下剤作用が強いため、腹痛や下痢を引き起こすことがあります。
• 胃もたれ、悪心、嘔吐：胃腸に負担をかける場合があり、不快感や嘔吐が生じることがあります。

漢方薬服用時の神経症状：動悸やしびれに注意！

神経系への影響も注意が必要です。以下のような症状が見られることがあります。

• 動悸、のぼせ：交感神経を興奮させる方剤（例：マオウを含む方剤）では、高血圧や狭心症、不整脈が悪化することがあります。
• 口や舌のしびれ、不眠、興奮：神経系に作用する生薬（例：附子）では、しびれや不眠などが報告されています。
• 頻脈：心臓に影響を与える場合があり、心拍数の増加を引き起こすことがあります。

漢方薬服用中に発生するその他の副作用リスト

その他にも、以下のような副作用が考えられます。

• 発疹、発赤、かゆみ：アレルギー反応として現れることがあります。
• むくみ、高血圧：甘草を含む漢方薬では、高血圧やむくみが見られることがあります。
• 排尿障害、肝機能の異常：特に長期服用時には、これらの症状が現れることがあります。

自然由来でも油断禁物！漢方薬の副作用と安全な飲み方をやさしく解説

自然の恵みを生かした漢方薬。

多くの方が「副作用が少なくて安心」と感じていらっしゃるかもしれませんね。

たしかに、漢方薬は体にやさしい印象がありますが、まったく副作用がないというわけではありません。

今回は、漢方薬を安全に活用するために知っておきたい"副作用"について、わかりやすくお話していきますね。

漢方薬の副作用とは？

まず結論からお伝えすると、漢方薬にも副作用はあります。

ただし、頻度は比較的少なく、多くは軽微で適切な対応で改善が可能です。

▼ 漢方薬による副作用の発生頻度

代表的な副作用とその症状

以下に、特に注意したい副作用とその主な症状をまとめました。

① 偽アルドステロン症（低カリウム血症）

• 原因生薬：甘草（かんぞう）
• 症状：むくみ、血圧上昇、体重増加、手足のしびれ、こわばり

② 肝機能障害・黄疸

• 症状：倦怠感、白目や皮膚の黄染

③消化器症状

• 症状：食欲不振、胃部不快感、嘔吐、便秘、腹痛、下痢など

④間質性肺炎

• 症状：空咳、発熱、呼吸困難

⑤ 皮膚症状

• 症状：発疹、蕁麻疹、かゆみ

生薬ごとの副作用リスク

漢方薬に使われる生薬の中には、特定の副作用を引き起こしやすいものもあります。

実際に多い副作用ランキング

実際の副作用データから、発生頻度の高いものをまとめました。

副作用が出た場合の対処法

副作用が疑われたら、まずは服用を中止しましょう。

医師や薬剤師に相談し、以下のような対処が行われます。

• 多くは【中止・減量】で改善（約80%）
• 重篤な副作用は【1%未満】と極めて稀

漢方薬を安全に活用するために

副作用を最小限にするためには、以下のようなポイントを心がけましょう：

1. 体質・体調に合った処方を選ぶ
   • 弁証論治をもとにした選薬が重要です。
2. 長期服用には定期的な健康チェックを
   • 血液検査や肝機能・腎機能の確認をおすすめします。
3. 自己判断で併用しない
   • 西洋薬との相互作用にも注意。
4. 副作用が気になる場合は早めの相談を
   • 些細な不調でもご相談ください。

漢方薬＝安心ではなく「適切な選択と管理」が大切

漢方薬は決して怖いものではありません。正しい処方と適切な管理のもとでは、体にやさしく、自然治癒力を高めてくれる心強い味方です。

ですが、「自然のものだから大丈夫」と過信せず、身体としっかり向き合いながら使うことが何より大切です。

当店「ほどよい堂」では、体質に合わせた丁寧なカウンセリングと漢方選びを行っています。

もしご自身やご家族の体調に不安がある方は、ぜひお気軽にご相談ください。

安心・安全に、そして自然の力を味方にした暮らしを一緒に育てていきましょう。

【漢方薬の副作用が重度になったら？正しい対処法と安心の制度を解説】

自然由来でやさしいイメージのある漢方薬ですが、実はまれに“重度の副作用”が現れることもあります。

今回は、そのような万が一のケースに備えて知っておきたい「重度副作用への対処法」と「副作用被害救済制度」について、わかりやすくご紹介します。

まず最優先すべきは「服用の中止」

漢方薬で重い副作用が出た場合、第一にすべきことは服用の即時中止です。

副作用の多くは、服用を止めるだけで改善するケースが多いです。

▼ 対応フロー

1. 症状に気づいたらすぐに中止
2. 体調の変化をメモしておく
3. 医療機関に連絡・相談

専門医への相談が不可欠

重度の副作用が疑われるときには、自己判断で様子を見るのではなく、すぐに医師の診察を受けましょう。

特に以下のような症状が出た場合は、迅速な対応が必要です。

副作用被害救済制度とは？

「適正使用していたにもかかわらず副作用が出た」そんなとき、頼りになるのが【医薬品副作用被害救済制度】です。

医療費や障害年金などの給付を受けられる公的な制度です。

▼ 対象となる副作用

• 入院治療が必要な症状（例：肝障害、間質性肺炎、SJSなど）
• 永続的な障害、死亡

▼ 給付内容

▼ 手続きの流れ

1. 医師の診断書や投薬証明書の準備
2. PMDA（医薬品医療機器総合機構）への申請
3. 厚労省による審査・判定

▼ 注意点

• 医薬品との因果関係が確認できないと対象外
• 不適切な使用（過量服用など）は対象外
• 請求期限を過ぎると給付対象外

重度副作用の予防も大切

副作用を未然に防ぐための工夫も忘れてはいけません。

▼ 予防のポイント

• 少量から始めて体調を観察する
• 定期的な血液・肝機能検査を行う
• 他の薬との相互作用を事前に確認
• 「なんとなく不調」も見逃さない

まとめ：漢方薬は信頼と観察が大切

漢方薬は本来、体質に合えばとても頼れる自然療法です。

しかし、どんなに良薬でも、使い方を誤れば思わぬ副作用が起こることも。

重度の副作用に対しては「早期発見・早期対応」が鍵です。

また、公的救済制度があることを知っておくことで、安心して漢方薬と付き合っていけますね。

「体に優しいからこそ、丁寧に使う」——これが、漢方の本質です。

当店「ほどよい堂」では、体質に合わせた安全な漢方薬の選び方をサポートしています。

ご心配ごとがあれば、どうぞお気軽にご相談くださいね。

自然の力を活かし、安心・安全に漢方と向き合う暮らしを応援しています。

まとめ / 副作用とリスクを正しく理解する！漢方薬を安全に使うためのまとめガイド

漢方薬は自然由来の治療法として有効ですが、副作用や長期服用に関する注意も必要です。

一般的な副作用には、消化器症状（食欲不振、下痢、腹痛）、神経症状（動悸、のぼせ、不眠）、および発疹や高血圧などがあります。

特に、「甘草」を含む漢方薬は高血圧を引き起こす可能性があり、「黄芩」は肝障害や間質性肺炎のリスクがあります。

「山梔子（サンシシ）」は腸間膜静脈硬化症を、「附子」は神経麻痺を引き起こすことがあります。

副作用が現れた場合でも、服用を中止すれば通常は改善します。

漢方薬を安全に使用するためには、適切な用量の遵守と定期的な医師の診察が重要です。

他の薬との相互作用にも注意し、健康を維持しながら漢方療法を活用するための基本的なガイドラインを守りましょう。

漢方 × 薬膳 × 腸活のトリプルメソッドでからだとこころを「ほどよく」整えるお手伝い

こんにちは。宮崎県川南町・日向灘を望む自然豊かな峠の里にある漢方相談薬局「ほどよい堂」代表・河邊甲介（かわべこうすけ）です。

私は、薬剤師・中医薬膳師・薬膳素材専門士・ペットフーディストとして、“漢方×薬膳×腸活”を組み合わせた独自の【トリプルメソッド】で、からだとこころを「ほどよく」整えるお手伝いをしています。

中医学の理論――気血水・陰陽五行・土王説――をベースに、食（薬膳）・腸（腸活）・心（気の巡り）をトータルで整えることで、細胞レベルからの再生と巡りの回復を目指します。

更年期・アトピー・便秘・疲労感・不眠・ストレスなど、「病院では異常がないけれど、なんとなく不調」という方こそ、ぜひご相談ください。

一人ひとりの体質と生活環境に寄り添い、自然の力で“ほどよい健康”を育てていくことが、ほどよい堂の使命です。

からだの内側から「ほどよく」整える

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河邊 甲介（かわべ こうすけ）

• 薬剤師（国家資格）
• 中医薬膳師
• 薬膳素材専門士
• ペットフーディスト

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漢方×薬膳×腸活の専門家としてのメディア実績― 活動の信頼と実績をお伝えします

📚 雑誌『Tarzan（ターザン）』に掲載されました！
2025年2月13日号 No.895「その不調は、漢方で治せる！」

当薬局「ほどよい堂」は、漢方・薬膳・腸活を組み合わせた健康相談スタイルが評価され、人気健康雑誌『Tarzan』の漢方特集号にて掲載されました。

💬 お客様の声（一部抜粋）

冷えと疲れが続いていたのですが、薬膳の食事アドバイスと漢方で毎日が楽になりました。相談もとても丁寧で、信頼できます。（30代・女性・宮崎県）

『病院では原因不明』と言われた不調も、ここで話したら納得できた！自分の体と向き合うきっかけになりました。（60代・女性・児湯郡）

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薬膳×腸活×漢方
＝細胞力を底上げ

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腸から整える健康習慣を学ぶ

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ほどよい堂では、中医学の基本理論「八綱弁証（はっこうべんしょう）」に基づき、からだの状態を〈陰・陽〉〈表・裏〉〈寒・熱〉〈虚・実〉の8つの視点から見極めます。

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※所要時間は5～10分ほど、スマホから簡単に入力できます。

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さらに希望者には、ZOOMによる40分のオンライン無料相談も受付中です。

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お支払い方法は以下の2通りからお選びいただけます。

• クレジット決済（VISA／Mastercard／JCB／American Express／Diners Club／Discover）
  　※一回払いのみ対応
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  　※手数料はお客様ご負担（目安：500円前後）

送料もお客様のご負担となります。
内容にご同意いただいた後、発送手続きを進めます。

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ほどよい堂
養生訓

一物全体食

- いちぶつぜんたいしょく -

食材を丸ごと使用しましょう。
野菜は皮まで、小魚は頭から尾まで
お米なら玄米、小麦粉なら全粒粉
環境にもやさしい藻類に注目！

藻活には
クロレラバイオリンク

よく噛んで
(噛ミング30)

- ひと口30回 -

• 腸内環境改善⇒消化器系が元気に
• 唾液↑⇒口腔環境改善・虫歯の予防
• 美容効果・ダイエット効果
• 生活習慣病の予防
• ストレス解消（セロトニンアップ）

睡眠/運動/朝散歩

- 生活習慣改善 -

東洋医学では、病気と健康の間には「未病」という状態があると考えます。
未病は可逆的で、未病であれば、自分で生活習慣を改善するなど、適切に対処すれば元通りになれます。

休養を積極的に

- 休養の７タイプ-
休息／運動／栄養／親交／娯楽／造形・想像／転換

【休養7式の使い分け】

逆張りで抜く、土王説で支える

頭疲れに身体、身体疲れに静けさ。

“逆張り”のコツと脾胃ケアを結合。

笑顔と感謝

- Smile Thank you -

感謝することで、セロトニンやノルアドレナリン（情動や感情に作用）、サイトカイン（抗炎症および免疫力）、コルチゾール（ストレスホルモン）、血圧、心拍数 、血糖値など、様々な体内のシステムのバランスが取れ、心身の多くの機能に好影響を与えてくれます。

ほどよい堂人気カテゴリー

“未病ケア”は、調和を取り戻す学び。
ほどよい堂のカテゴリーラインは、自然素材のちからと中医学の理（ことわり）を融合。
細胞の巡りをととのえ、“消耗”ではなく“再生”の方向へ導くための提案です。

腸活

腸活アイテム｜“脾（消化）を立て直し、細胞から整える”

腸が変わると、毎日が軽くなる。
中医学の〈気・血・水〉と土王説にもとづく“腸活×薬膳×漢方”。
プロバイオティクス＋プレバイオティクス＋バイオジェニックスを、一気通貫でご提案します。

食の材料（一物全体）× 腸の吸収（腸活）× 血の巡り ＝ 細胞力アップ
今日の選択が、明日の細胞をつくる。

今すぐ体質に合う腸活を選ぶ

薬膳茶

薬膳茶 ─ 体質に合わせて“内側から整える”

ほどよい堂の薬膳茶は、中医学の「気・血・水」バランスを整える発想から生まれた、“整えたい体質別ブレンド”です。
冷え・疲れ・むくみ・ストレスなど、あなたの体質に寄り添いながら、日々の一杯が“体の声を整える時間”に変わります。

“飲む養生”を始める

クロレラ

クロレラ ─ 一物全体のチカラで細胞から元気に

筑後産の上質なバイオリンククロレラを使用。
丸ごと摂れる“一物全体食”として、たんぱく質・ビタミン・ミネラル・クロロフィルなど細胞を支える栄養素がぎゅっと詰まっています。
腸から吸収され、血の巡りと代謝を高め、毎日の“再生力”を底上げします。

細胞から元気になる秘密を知る

防災漢方セット

防災漢方セット ─ “非常食＋からだの備え”という新発想

被災直後の3日間（＝72時間）は、避難所生活・停電・断水・物流の停止など、インフラの途絶が「脾（腸）・睡眠・水分・体温調節」を急激に崩す時間です。

そんな非常時こそ、「食べる」だけでなく「整える」備えを。
ほどよい堂監修の防災漢方セットは、被災72時間を支える“コアセット”に、あなた専用の症状別ワンセットをプラスできる“オーダーメイド型の防災セルフケア”です。

中医学の知恵を活かした「未病で守る漢方レジリエンス」を、宮崎県川南町の漢方薬局・ほどよい堂がご提案します。

防災漢方セットの詳細を見る

サルベストロール

植物の“自己防御”を味方にする、新・栄養発想

植物が自分を守る力を、私たちの毎日に。
サルベストロールは、果物・野菜・ハーブが外敵（カビなど）から身を守るために作り出す天然成分「フィトケミカル」の一種。
オーガニック栽培（無農薬・減農薬）の植物ほど多く含まれ、“自然のままの恵み”を体に届けるサポートをします。

💡 どう働く？

サルベストロールは、体内でCYP1B1酵素と反応して活性化されるとされる成分（基礎研究段階）。
「がん細胞内でのみ反応する可能性」が研究テーマとなっており、植物が持つ自己防御の知恵が注目されています。
（※臨床応用は進行中であり、治療効果を保証するものではありません。）

海玉膏

温活・妊活・腸活を支える“ひと匙の膏方”

海玉膏は、からだの“中心（土）”＝消化吸収の要をいたわり、冷えによる停滞をやさしく整える膏方です。温める・巡らせる・育むの三方向から、日々の体調管理を後押し。妊活期の土台づくり、季節の冷え対策、腸活の習慣化に“ひと匙ルーティン”。朝晩スプーン1杯の積み重ねで、内側からポカポカのめぐりと健やかなリズムへ。

まろやかな蜂蜜ベースの自然な甘さに、生薬特有のクセがほとんどなく、“濃いハチミツ”のようなコクととろみが特徴。
口に含むと、クコのやさしい甘味に続いて、陳皮の爽やかな柑橘香と桂皮（シナモン）のほんのり温かいスパイス感が広がり、後味はすっきり。
誰でも飲みやすく、“薬膳スイーツのような膏方”として日々の温活・妊活・腸活に続けやすい味わいです。

和漢みらいペットフード

犬猫の未病ケア・薬膳ごはん・無添加で安心

和漢みらいは、医食同源の思想を犬猫の毎日に落とし込んだ薬膳ペットフード。不要な添加物を避け、素材の力をいかす設計で日々の体調の波をならす“整うごはん”を提案します。
気血水の巡りと脾（胃腸）を意識した中医学ベースの食養生で、今日からできる未病対策を。

特典つきで詳しく見る

GREEN DOG & CAT

うちの子に“ちょうどいい”が見つかる通販

GREEN DOG & CATは、初回送料無料と初回500円OFFの特典でスタートしやすい公式通販。独自の安全基準と賞味期限公開で“見える安心”を提供し、15時までの注文は当日発送にも対応（条件あり）。
GDCメンバーには“6つの購入サポート”。ドライフード全額返金サポートや、専門家の無料食事相談「ごはんの窓口」、オンラインのフード診断、少量お試し・お試しセット、翌月クーポンまで。試しやすく続けやすい仕組みが整っています。ほどよい堂紹介コードでお得にゲット！紹介コード：fd4789

うちの子に合うフードを見つける

宮崎県川南町 ふるさと納税

海と山の恵み×温暖な気候が育てた“食の宝庫”を返礼品で

宮崎県川南町は、温暖で災害の少ない気候に恵まれ、海と山の幸が一度に楽しめる自然豊かな町。全国有数の農業・畜産の町として、宮崎牛・ブランド豚・地鶏、旬野菜や果物、新鮮な魚介まで“川南ならでは”の味をふるさと納税返礼品でお届けします。観光・移住の検討にも役立つ地域情報も満載。川南町の“おいしい日常”を、まずは返礼品から体験しませんか。

川南町の返礼品一覧へ

ほどよい堂
LINE無料漢方相談

匿名OK・八紘弁証で体質を見立て“細胞力”から整える

宮崎県川南町「ほどよい堂」のLINE無料漢方相談は、ニックネームだけの匿名OK。中医学の八紘弁証（八綱弁証）×気血水×腸活で体質を見極め、薬膳の考えで“出す→入れる→巡らす”を設計。まずは症状やお悩みをトークで送るだけ。細胞力を底から引き上げるプランをご提案します。

LINEで今すぐ相談

ほどよい堂のブログ記事

未病ケア×漢方×腸活で“細胞力”を底上げ｜漢方薬剤師が解説

「不調になる前に整える」――ほどよい堂のブログ記事では、気血水・八綱弁証・土王説（脾＝腸）をベースに、薬膳・発酵・一物全体食の実践法をやさしく解説。睡眠・便通・肌・メンタルまで、今日からできる養生を生活言語で読めます。

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住所	〒889-1301 宮崎県児湯郡川南町大字川南26197-1 （店舗は井尻太郎茶園 峠の里さんと同じ敷地内にあります）
TEL	0983-32-7933
営業時間	10：00～18：00
定休日	月・火（※火曜日は不定休、祝祭日は月曜日営業あり） 詳しくはホームページ内カレンダーでご確認ください
駐車場	店舗横に無料駐車場あり
支払い 方法	現金、地域通貨「chiica（チーカ）」
アクセス	川南町中心街より車で約10分

☎ TEL 0983-32-7933（タップで通話）