- 「薬膳茶って、夜に飲んでいいの?」
- 「ノンカフェインって書いてあるけど本当?」
- 「妊娠・授乳中や、お薬と一緒は大丈夫?」
ここを曖昧なままにすると、“合う一杯”のはずが、眠れなかったり、体に合わなかったりしやすくなります。
この記事では、中医学(体質)×現代の安全性(カフェイン・相互作用)で、はじめてでも失敗しにくい見分け方をまとめます。
結論:薬膳茶は「全部ノンカフェイン」ではありません

- 茶葉由来(緑茶・紅茶・烏龍茶など)が入ると、基本的にカフェインは含まれます(量は抽出で変動)。食品安全委員会のファクトシートには、茶類のカフェイン含有量の目安が整理されています。 (※森林政策局)
- ハーブ系(ルイボス、麦茶、黒豆茶など)はカフェインを含まないことが多い一方、“妊娠中・授乳中・薬の併用”は別の注意点があります。
- 「ノンカフェイン」表記でも、成分(原材料)確認が最重要です。飲料のカフェイン含有量には幅があり、国民生活センターも調査・情報提供しています。 (※国民生活センター)
「ノンカフェイン/カフェインレス/デカフェ」表示の見方

表示は似ていますが、一般にニュアンスが違います。
- カフェインレス(デカフェ):カフェインを90%以上除去したもの(コーヒー飲料等の公正競争規約で定義)。 (※一般社団法人全国公正取引協議会連合会 Official Web Site)
- ノンカフェイン:カフェインを含まない意図で使われる表現(※製品ごとに確認が確実)
✅ポイント
「カフェインレス=ゼロではない」ことがあるので、夜の一杯・妊娠授乳中は特に慎重に。
どれくらいで“睡眠に影響”?夜に飲むときの目安

厚生労働省の「睡眠指針」では、就寝前3〜4時間以内のカフェイン摂取は、入眠を妨げたり睡眠を浅くする可能性があるため控えるのが望ましいとされています。 (※厚生労働省)
また、個人差があるため、敏感な人は就寝の5〜6時間前から控える考え方も紹介されています。 (※健康日本21アクション支援システム)
夜に飲むなら、この3ルール
- 夕方以降は「茶葉入り」を避ける(緑茶・紅茶・烏龍など)
- 迷ったら ノンカフェイン系(麦茶・ルイボス等)を選ぶ
- 温度と飲み方は “温かく・少量”(利尿・冷えの刺激を避ける)
カフェイン量の目安(ざっくり早見)

※抽出条件で変わります。目安として。 (※森林政策局)
| 飲み物(浸出液) | カフェイン目安 |
|---|---|
| コーヒー | 約60mg/100ml |
| 紅茶 | 約30mg/100ml |
| せん茶 | 約20mg/100ml |
| 烏龍茶 | 約20mg/100ml |
| 玉露 | 約160mg/100ml |
夜に飲む薬膳茶は、まず「茶葉が入っていないか」を見るのが安全です。
妊娠中・授乳中:カフェインは「200mg/日」を一つの目安に

妊娠・授乳中は、カフェインの影響を受けやすいとされ、各機関が注意喚起しています。
- 農林水産省の情報では、海外機関の推奨として妊婦・授乳婦は1日200mgを超えない目安が示されています。 (※農林水産省)
- EFSA(欧州食品安全機関)も、妊娠中の総カフェイン摂取が200mg/日までなら胎児への安全性懸念は高くない旨を整理しています。 (※European Food Safety Authority)
妊娠授乳中の“薬膳茶”はここに注意
- カフェイン以外にも、ハーブ・素材の影響は個体差が大きい(濃い抽出・大量・常用は避ける)
- はじめての素材は、まず薄め・少量から
- つわり、切迫の既往、持病、通院中は主治医・薬剤師へ確認(ここが一番安全)
薬との併用:まず押さえたい「相互作用」ルール

厚生労働省は、医薬品と健康食品の相互作用に注意喚起し、診療時に摂取状況の確認・情報提供を促しています。 (※厚生労働省)
要注意の代表例:セントジョーンズワート(セイヨウオトギリソウ)
セントジョーンズワートは、薬の代謝に関わる酵素に影響し、併用薬の効き方を変える可能性が報告され、厚生労働省からも情報提供があります。 (※厚生労働省)
✅チェック目安(当てはまる方は相談推奨)
- 抗うつ薬、抗不安薬、睡眠薬などを使用中
- 抗凝固薬(いわゆる“血液サラサラ”系)、不整脈の薬など使用中
- 免疫抑制薬、抗てんかん薬、ホルモン剤など使用中
- 妊娠中・授乳中、持病がある、体質が繊細
ほどよい堂では、体質(中医学)だけでなく、お薬・生活習慣・カフェイン耐性も含めて、無理のない選び方をご一緒に整理します。
「健康茶」系の落とし穴:下剤成分が入るケースも

“お茶だから安心”とは限りません。
東京都の注意喚起では、キャンドルブッシュを含む健康茶に下剤成分(センノシド)が含まれ、激しい下痢などの可能性があるとして、原材料表示の確認を呼びかけています。 (※tmiph.metro.tokyo.lg.jp)
✅薬膳茶選びの安全チェック
- 「すっきり・デトックス・痩身」系の強い訴求は、まず原材料を丁寧に
- 下剤系素材(センナ類など)が入る場合は、体質によって負担になりやすい
ほどよい堂式:夜に向く“体質×一杯”の考え方

中医学では、睡眠は「心(しん)=メンタルと眠り」「肝(かん)=ストレスと巡り」「脾(ひ)=消化吸収=土台」の影響を受けやすいと考えます。
- 気滞(きたい)=ストレス停滞タイプ:香り・温かさで“ほどく”方向が合いやすい
- 陰虚(いんきょ)=潤い不足タイプ:熱っぽさ・乾きがある時は“潤いを守る”発想
- 陽虚(ようきょ)=冷えタイプ:温めて巡らせるが、刺激(カフェイン)は避けたい
- 痰湿(たんしつ)=重だるタイプ:夜は“軽く・温かく・少量”が基本
※ここは体質や症状によって変わるため、購入前に迷ったら相談が確実です。
よくある質問(FAQ)

漢方×薬膳×腸活|宮崎の漢方相談
薬膳茶はノンカフェイン?夜に飲める?妊娠授乳・薬との併用の注意(ほどよい堂)
「薬膳茶 ノンカフェイン」「薬膳茶 夜」「妊娠中 薬膳茶」「授乳中 薬膳茶」「薬との併用」—— よくある疑問を、中医学(気血津液・陰陽/脾=消化の土台)×腸活の視点でまとめました。 体質(証)は人それぞれのため、最終判断は個別相談がおすすめです。
よくある質問(FAQ)
Q1. 薬膳茶は基本的にノンカフェインですか?
多くの薬膳茶(ハーブ・穀物・乾燥果実ベース)はノンカフェインです。 ただし、緑茶・紅茶・烏龍茶・抹茶・マテなどを含むブレンドはカフェインが入ります。 「薬膳茶=必ずノンカフェイン」とは限らないため、原材料表示の確認が安心です。
Q2. カフェインが入る薬膳茶の原料は何がありますか?
代表例は茶葉(緑茶・紅茶・烏龍茶)、抹茶、マテ、ガラナなどです。 商品名に「◯◯茶」とあっても、茶葉由来かハーブ由来かで違います。
- チェックのコツ:原材料の先頭付近に「茶葉」「緑茶」「紅茶」「烏龍茶」などがあればカフェインの可能性
- 不明な場合:夜用は「ノンカフェイン表記」か、販売者へ確認
Q3. 薬膳茶は夜に飲めますか?寝る前でも大丈夫?
ノンカフェインの薬膳茶なら夜に飲めることが多いです。 ただし寝る直前は、温かい飲み物でも利尿で目が覚めやすくなることがあります。 目安は就寝の1〜2時間前・少量です。
Q4. 夜におすすめの飲み方(温度・量・タイミング)は?
夜は「温かい・薄め・少量」が基本。中医学でいう脾(ひ=消化)は冷えや過飲に弱いため、 胃腸がラクな形にすると続けやすくなります。
- 温度:熱すぎない温かめ(胃腸がほっとする温度)
- 量:コップ半分〜1杯程度から
- タイミング:入浴後〜就寝の1〜2時間前
Q5. 薬膳茶で“眠くなる”ことはありますか?
配合や体質によって、リラックスしやすくなり「眠気を感じる」ことはあり得ます。 ただし効果は個人差が大きく、断定はできません。 眠気が出るタイプの方は、夜の習慣として取り入れ、運転前は避けると安心です。
Q6. 妊娠中(妊婦)は薬膳茶を飲めますか?
妊娠中は体が敏感になり、ハーブや生薬でも合わない場合があります。 妊娠中は自己判断で新しい薬膳茶を常用しないのが基本方針です。 原材料がシンプルなものでも、飲み始めは少量から、必ず主治医・薬剤師へ確認してください。
Q7. 妊娠中に避けたほうがよい可能性がある薬膳素材は?
配合や量で評価が変わるため一概には言えませんが、 刺激が強いもの、下す方向に働きやすいもの、 体を大きく動かす(強く巡らす)方向の素材は慎重に。 原材料が不明・多種配合の場合は、いったん控えて相談するのが安全です。
Q8. 授乳中は薬膳茶を飲めますか?赤ちゃんへの影響は?
多くは問題になりにくい一方で、香りや成分により母体の体調や乳児の様子に影響することもあります。 初めは薄め・少量から始め、赤ちゃんの便・皮膚・機嫌の変化を観察してください。 気になる変化があれば中止し、医療者へ相談しましょう。
Q9. 授乳中に“乳量を増やす”目的の薬膳茶は安全ですか?
乳量サポートをうたうブレンドは配合が多様で、体質に合わないと張り・詰まり・下痢などにつながることもあります。 まずは土台として食事・水分・睡眠を整え、必要なら個別に確認するのが安心です。
Q10. 子ども(小児)も薬膳茶を飲めますか?
子どもは体が小さく反応が出やすいので、基本は薄め・少量が前提です。 アレルギー体質や喘息がある場合、香りの強い素材で刺激になることも。 年齢・体調・原材料によって判断が変わるため、心配ならご相談ください。
Q11. 薬(処方薬・市販薬)と薬膳茶は一緒に飲んでもいい?
原料によっては薬の作用に影響する可能性があります。 服薬中は「薬の種類」「薬膳茶の原材料」をセットで確認し、 まずは同時摂取を避けて1〜2時間ずらすのが無難です。 特に、血液を固まりにくくする薬、血圧・血糖に関わる薬、睡眠薬などは要注意です。
Q12. ワルファリンなど抗凝固薬(血液サラサラ薬)と併用の注意は?
一部のハーブや健康食品で、抗凝固薬の効き方が変わる報告があります。 抗凝固薬を服用中の方は、自己判断で新しい薬膳茶を始めず、 必ず医師・薬剤師へ「原材料名」を伝えて確認してください。
Q13. 漢方薬と薬膳茶は併用できますか?
併用できるケースは多いですが、体質(証)や目的が重なると「効き過ぎ」「胃腸の負担」になることがあります。 漢方はどんな証に用いる方剤かで選び方が変わるため、 服用中の方は、薬膳茶の配合を合わせて調整すると安心です。
Q14. 飲む量の目安は?飲みすぎるとどうなりますか?
目安は1日1〜2杯から。体調に合わせて増減します。 飲みすぎると、胃もたれ・お腹がゆるい・動悸・眠れない・発疹などが起こることもあります。 違和感が出たら中止し、原材料と症状を控えて相談してください。
Q15. ほどよい堂での相談では何を確認できますか?(漢方×薬膳×腸活)
「夜に飲める薬膳茶の選び方」「ノンカフェイン確認」「妊娠・授乳の注意」「薬との併用」などを、 体質(気血津液・陰陽)と脾(ひ=消化)=腸活の土台から整理します。 “出す→入れる→巡らす”の視点で、無理なく続くプランを一緒に設計します。
相談案内: ほどよい堂の漢方相談ページ
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まとめ:迷ったら「原材料→時間帯→体質」の順で決める

- 原材料:茶葉入り?刺激素材(カフェイン)や下剤系はない? (※森林政策局)
- 時間帯:夜はカフェインを避け、就寝前3〜4時間は控える (※厚生労働省)
- 体質:気滞・陰虚・陽虚…“いまの自分”に合わせて微調整
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「自分はカフェインに敏感?」「妊娠授乳中で安全に選びたい」「薬との併用が不安」など、状況を教えていただければ、体質(中医学)と生活条件に合わせて一緒に整理します。
