
- 「薬膳茶を飲んでみたけど、ピンとこない」
- 「どれを選べばいいか分からない」
それ、あなたのせいじゃなくて “タイプ違い” の可能性が高いです。
薬膳茶は、体質(気・血・津液/陰陽)×季節×悩みで“合う方向”が変わります。
この記事では、はじめてでも迷子にならないように、8タイプ(気虚・陽虚・血虚・陰虚・気滞・瘀血・痰湿・湿熱)で整理し、あなたに合う一杯へつなげます。
まず結論:薬膳茶の選び方は「タイプ→悩み→季節」の順が最短

初心者が失敗しない順番はこれです。
- ①タイプ(8タイプ)で“方向性”を決める
- ②悩み(今いちばん困る1つ)で優先順位を決める
- ③季節で“微調整”する(春夏秋冬で体の負担が変わる)
この順にすると、薬膳茶が「続く味・続く目的」に落ちやすくなります。
8タイプ診断は「体のクセ」を読む(中医学の弁証の考え方)

中医学では、体の状態を 証(しょう)=パターンとして言語化します。
同じ“冷え”でも「温める力が足りない」のか「巡りが悪い」のかで、選ぶ方向が変わる…という発想です。
- 気(き):エネルギー・推進力
- 血(けつ):栄養・潤いを運ぶもの
- 津液(しんえき):体の潤い(うるおい)
- 脾(ひ)=土:消化吸収の要(腸活の土台)
体質は固定じゃなく、入れ替わる前提(動的平衡)。
3日で体感/3週間で習慣/3ヶ月で土台の目安で見ていくと続きます。
1分でできる|8タイプ簡易チェック(当てはまる“多いタイプ”が近い)

1分でできる|8タイプ簡易チェック(当てはまる“多いタイプ”が近い)
「薬膳茶が合わない気がする」「どれを選べばいいか迷う」時は、まず体質(証=パターン)の方向性を決めるのが近道です。
この簡易チェックは診断ではなく“いまの傾向”の目安。複合タイプも普通です。
- 直感でOK:当てはまる項目が多いタイプを選ぶ
- 上位1〜2タイプをメモ(割れてもOK)
- 次の「タイプ別の選び方」で、薬膳茶の方向性(温める/潤す/巡らす…)へ落とし込む
疲れやすい・食後にぐったり
- 疲れやすい
- 風邪をひきやすい
- 食後にぐったり
冷え・朝が弱い
- 冷える
- 朝が弱い
- 温かいもので楽
顔色・乾燥・ふらつき
- 顔色が冴えない
- 乾燥しやすい
- めまい・ふらつき
ほてり・寝汗・乾く
- ほてり
- 寝汗
- 喉や肌が乾く
ため息・張る・モヤモヤ
- ため息が増える
- 張る感じ
- イライラ・モヤモヤ
コリ・クマ・痛みが固定
- コリが強い
- クマ・くすみ
- 痛みが固定
むくみ・重だるい
- むくみ
- 重だるい
- 食後に眠い
ベタつき・口苦い・赤み
- ベタつき
- 口が苦い
- 赤み・ニキビ
体質は固定ではなく、季節・睡眠・食事・ストレスで揺れます。
目安:3日で体感のヒント/3週間で習慣/3ヶ月で土台。まずは「今の傾向」を掴んで、次の一杯を選びやすくしましょう。
8タイプ早見表(テーブルにすると使いやすい)

| 体質タイプ | ひとことで | こんなサイン |
|---|---|---|
| 気虚(ききょ) | エネルギー不足 | 疲れやすい/だるい/風邪をひきやすい |
| 血虚(けっきょ) | 栄養不足 | 顔色が冴えない/乾燥/めまい |
| 陰虚(いんきょ) | 潤い不足 | ほてり/乾燥/寝汗 |
| 陽虚(ようきょ) | 冷えタイプ | 冷える/温めたい/朝が弱い |
| 気滞(きたい) | ストレス停滞 | ため息/張る/イライラ |
| 瘀血(おけつ) | 巡りの滞り | こり/暗いクマ/痛みが固定 |
| 痰湿(たんしつ) | 水分・重だる | むくみ/重い/食後眠い |
| 湿熱(しつねつ) | こもり熱 | ベタつき/口苦い/赤み・ニキビ |
【タイプ別】薬膳茶の選び方(治則→おすすめの方向→続け方)
ここからが本題です。
各タイプを 弁証論治(①証→②背景→③治則・養生)でまとめます。
※“薬膳茶の方向性”なので、効果は断定せず「〜しやすい」と表現します。
気虚(ききょ)|電池切れしやすい「気が足りない」タイプ

①証(タイプ)
気虚=エネルギー不足タイプ
②背景(なぜ起きる?)
忙しさ・睡眠不足・食事の乱れで消化吸収(脾=土)が落ちると、気が作られにくくなります。
現代的には「カロリーは足りてるのに、たんぱく質・ビタミンミネラルが不足する=新型栄養失調」も絡みやすいです。
③治則・養生(どう整える?)
✅補気健脾(ほきけんぴ)=気を補って胃腸を助ける
- 薬膳茶:やさしい甘み・穀物系、胃腸に負担が少ない方向
- 食:味噌汁・野菜スープを定番に/よく噛む(1口30回)
- 休養:まず睡眠の底上げ(短時間でも“同じ時刻に”)
陽虚(ようきょ)|冷える「温める力が弱い」タイプ

①証
陽虚=冷えやすいタイプ
②背景
冷えは「熱が足りない」だけでなく、血流・筋肉量・睡眠不足でも強まります。
③治則・養生
✅温陽散寒(おんようさんかん)=温める力を助ける
- 薬膳茶:温め方向(ただし“熱すぎ”が苦手なら薄めに)
- 食:冷たい飲み物・生ものを連発しない
- 休養:入浴・首/足首/お腹の保温、軽い運動で巡りもセット
血虚(けっきょ)|乾く・ふらつく「栄養が足りない」タイプ

①証
血虚=栄養不足タイプ
②背景
血は「栄養を運ぶもの」。睡眠不足・月経・偏食などで不足しやすいです。
③治則・養生
✅補血養血(ほけつようけつ)=血を養う
- 薬膳茶:やさしい甘み・“満たす”方向
- 食:たんぱく質+鉄+亜鉛+ビタミンB群を“毎食ちょこちょこ”
- 休養:夜更かしを減らす(血は夜に養われやすい)
陰虚(いんきょ)|ほてる・乾く「潤い不足」タイプ

①証
陰虚=潤い不足タイプ
②背景
ストレス・睡眠不足・辛いもの/アルコール過多で“乾きやすい”方向へ。
③治則・養生
✅滋陰潤燥(じいんじゅんそう)=潤いを補う
- 薬膳茶:潤す・落ち着かせる方向(強い刺激は控えめ)
- 食:汁物、豆腐、白きくらげ等“潤い系”を定番に
- 休養:睡眠の質(寝る前スマホ・夜食を減らす)
気滞(きたい)|張る・詰まる「ストレス停滞」タイプ

①証
気滞=ストレスで巡りが滞るタイプ
②背景
ストレスは“肝(かん)=調整役”を乱し、胃腸(脾)にも影響して張りやすくなります。
③治則・養生
✅疏肝理気(そかんりき)=気を巡らせる
- 薬膳茶:香り・軽さ・巡り方向(胃腸が弱い人は濃さ注意)
- 食:早食いは張りを悪化しやすい → よく噛む
- 休養:軽い運動、深呼吸、情報遮断(“切り替え”が薬)
瘀血(おけつ)|固定した痛み・くすみ「巡りの滞り」タイプ

①証
瘀血=血の巡りが滞るタイプ
②背景
冷え・同じ姿勢・睡眠不足で“流れ”が固まりやすくなります。
③治則・養生
✅活血化瘀(かっけつかお)=巡りを促す
- 薬膳茶:巡らせる方向(温めだけで変わらない冷えにも)
- 食:血流を意識した“温かい食事+たんぱく質”
- 休養:座りっぱなしを分断(1時間に1回立つ)
痰湿(たんしつ)|むくみ・重だる「水分がさばけない」タイプ

①証
痰湿=余分な水分が停滞タイプ
②背景
脾(消化吸収)が弱ると、体の水分バランスが崩れやすいです。
③治則・養生
✅健脾化痰利湿(けんぴかたんりしつ)=胃腸を整え、余分をさばく
- 薬膳茶:軽くする・さばく方向(甘い飲み物は頻度を決める)
- 食:海藻・きのこ・豆、味噌汁、野菜スープを定番に
- 腸活:プロ(菌)+プレ(エサ)+バイオジェニックス(有用成分)の三位一体
湿熱(しつねつ)|ベタつき・赤み「湿+熱がこもる」タイプ

①証
湿熱=こもり熱タイプ
②背景
脂っこい食事・甘い飲み物・夜更かしなどで“熱と湿”が絡みやすい。
③治則・養生
✅清熱利湿(せいねつりしつ)=熱をさまし、余分をさばく
- 薬膳茶:すっきり方向(冷やしすぎ注意。胃腸が弱ければ薄め)
- 食:甘い飲み物は“完全NG”より頻度設計。水・お茶・薄味噌汁へ置換
- 休養:睡眠不足はこもり熱を後押ししやすい
複合タイプの読み解き(当たり前に“混ざります”)

体質は1つに決めなくてOK。よくある組み合わせはこれです。
- 気虚×痰湿:疲れやすい+むくみ・重だる
- 血虚×気滞:栄養不足+ストレスで張る
- 陰虚×瘀血:乾く・ほてる+くすみ・コリ
- 陽虚×瘀血:冷え+巡りの滞り
✅コツ:いちばんつらい悩みを1つ決めて、そこから整える。
(欲張るほど迷子になりやすいです)
薬膳茶の飲み方(続く人の共通ルール)

薄めスタートが正解
- 最初は薄め → 体調を見て調整
- “濃い=効く”ではありません
飲むタイミングの目安
- 胃腸が弱い:食後
- 夜が弱い:刺激少なめ(カフェインや香り強いものは調整)
- 続けるコツ:1日の固定枠を作る(朝/夕/寝る前など)
変化の目安(動的平衡)
- 3日:体感(眠り・冷え・お腹の反応など)
- 3週間:習慣(飲む時間が固まる)
- 3ヶ月:土台(胃腸・巡り・肌などが整いやすくなる)
注意点(初心者がつまずきやすいところ)

- 妊娠中・授乳中・服薬中・持病がある方は、無理せず事前相談
- お腹が緩くなる/眠れない/動悸っぽい等が出たら、濃さ・回数を落とす or 中止
- “痩せ茶”系の強い健康茶は、成分によっては下痢などを起こしやすいので慎重に
よくある質問(FAQ)

薬膳茶の選び方|よくある質問(FAQ)
薬膳茶は「体質(気・血・津液/陰陽)×季節×お悩み」で“合う方向”が変わります。迷ったら、まずは薄め・少なめから。
薬膳茶(漢方茶)って何ですか?普通のお茶とどう違う?
薬膳茶は、日々の体調サインを中医学の「証(しょう=体質パターン)」で整理し、 “今のあなたに合う方向”へ寄せる飲み方です。 いわゆる医薬品の代わりではなく、毎日のセルフケア(飲む養生)として取り入れるイメージです。
※体調や体質により合う・合わないがあるため、無理せず調整する前提で使います。
「体質(証)で選ぶ」ってどういう意味?
同じ「冷え」でも、
・温める力が足りない(陽虚)
・巡りが滞っている(瘀血/気滞)
など“原因の方向”が違うことがあります。
そこで、気(エネルギー)・血(栄養と潤い)・津液(うるおい)や、陰陽・脾(胃腸)を手がかりに、最初の一手を選びます。
自分は8タイプのどれに近い?簡単に見分けるコツは?
当てはまる“多いタイプ”が今の傾向です(混ざるのも普通です)。
- 気虚:疲れやすい/風邪をひきやすい/食後にぐったり
- 陽虚:冷える/朝が弱い/温かいもので楽
- 血虚:顔色が冴えない/乾燥/めまい・ふらつき
- 陰虚:ほてり/寝汗/喉や肌が乾く
- 気滞:ため息/張る/イライラ・モヤモヤ
- 瘀血:コリが強い/クマ・くすみ/痛みが固定
- 痰湿:むくみ/重だるい/食後眠い
- 湿熱:ベタつき/口苦い/赤み・ニキビ
迷ったら「いちばん困っている悩み」を1つ決めて、そこから整えるのが近道です。
どれを選べばいいか分からない時、選ぶ順番は?
迷うほど、タイプ → 悩み → 季節の順で選ぶのが早いです。 “体質の方向”が決まると、季節の揺れにも対応しやすくなります。
気虚(ききょ)タイプに合う薬膳茶の方向性は?
気虚=エネルギー不足タイプ。治則の方向は「補気(ほき)=気を補う」。
- 薬膳茶:やさしく底上げする方向(無理に刺激しない)
- 食:たんぱく質を“毎食ちょこちょこ”+温かい汁物を定番に
- 休養:頑張りすぎを分割して回復を確保
陽虚(ようきょ)タイプに合う薬膳茶の方向性は?
陽虚=冷えタイプ。治則の方向は「温陽(おんよう)=温める力を助ける」。
- 薬膳茶:温める方向(冷たい飲み方は控えめ)
- 食:冷えやすい人ほど“温かい食事+よく噛む”を基本に
- 休養:冷えやすい日は入浴・足元保温などで巡りをサポート
血虚(けっきょ)タイプに合う薬膳茶の方向性は?
血虚=栄養不足タイプ。治則の方向は「補血養血(ほけつようけつ)=血を養う」。
- 薬膳茶:やさしい甘み・“満たす”方向
- 食:たんぱく質+鉄+亜鉛+ビタミンB群を“毎食ちょこちょこ”
- 休養:夜更かしを減らす(血は夜に養われやすい)
陰虚(いんきょ)タイプに合う薬膳茶の方向性は?
陰虚=潤い不足タイプ。治則の方向は「滋陰潤燥(じいんじゅんそう)=潤いを補う」。
- 薬膳茶:潤す・落ち着かせる方向(強い刺激は控えめ)
- 食:汁物、豆腐、白きくらげ等“潤い系”を定番に
- 休養:睡眠の質(寝る前スマホ・夜食を減らす)
気滞(きたい)タイプに合う薬膳茶の方向性は?
気滞=ストレス停滞タイプ。治則の方向は「疏肝理気(そかんりき)=気を巡らせる」。
- 薬膳茶:香り・軽さ・巡り方向(胃腸が弱い人は濃さ注意)
- 食:早食いは張りを悪化しやすい → よく噛む
- 休養:軽い運動、深呼吸、情報遮断(切り替えが薬)
瘀血(おけつ)タイプに合う薬膳茶の方向性は?
瘀血=巡りの滞りタイプ。治則の方向は「活血化瘀(かっけつかお)=巡りを促す」。
- 薬膳茶:巡らせる方向(温めだけで変わらない冷えにも)
- 食:血流を意識した“温かい食事+たんぱく質”
- 休養:座りっぱなしを分断(1時間に1回立つ)
痰湿(たんしつ)タイプに合う薬膳茶の方向性は?
痰湿=余分な水分が停滞タイプ。治則の方向は「健脾化痰利湿(けんぴかたんりしつ)=胃腸を整え、余分をさばく」。
- 薬膳茶:軽くする・さばく方向(甘い飲み物は“頻度を決める”)
- 食:海藻・きのこ・豆、味噌汁、野菜スープを定番に
- 腸活:プロ(善玉菌)+プレ(エサ)+バイオジェニックス(有用成分)の三位一体
湿熱(しつねつ)タイプに合う薬膳茶の方向性は?
湿熱=こもり熱タイプ。治則の方向は「清熱利湿(せいねつりしつ)=熱をさまし、余分をさばく」。
- 薬膳茶:すっきり方向(冷やしすぎ注意。胃腸が弱ければ薄め)
- 食:甘い飲み物は“完全NG”より頻度設計。水・お茶・薄い味噌汁へ置換
- 休養:睡眠不足はこもり熱を後押ししやすい
体質が混ざる(複合タイプ)って普通?どう読み解く?
普通です。よくある組み合わせ例:
- 気虚×痰湿:疲れやすい+むくみ・重だる
- 血虚×気滞:栄養不足+ストレスで張る
- 陰虚×瘀血:乾く・ほてる+くすみ・コリ
- 陽虚×瘀血:冷え+巡りの滞り
コツ:いちばんつらい悩みを1つ決めて、そこから整える(欲張るほど迷子になりやすい)。
体質が変わった気がします。飲み替えの目安は?
体質は季節・年齢・腸の状態で揺れます。 目安として「3日で体感/3週間で習慣/3ヶ月で土台」を区切りに、いまのサインを見直すと続けやすいです。
※“合っている感”が薄い時は、タイプ違い(方向違い)の可能性もあります。
飲むと不調が出たら?妊娠中・授乳中・服薬中の注意点は?
次のような時は、無理せず「薄める・回数を減らす・中止」を優先してください。
- お腹がゆるくなる/眠れない/動悸っぽい などが出た
- 妊娠中・授乳中・服薬中・持病がある
- “痩せ茶”系など、強い健康茶で下痢などが出やすい体質
迷ったら相談が近道です:LINE無料漢方相談 / 体質診断+オーダーメイド薬膳茶(初回)
まとめ|あなたに合う薬膳茶は“体のクセ”から決まる

- 薬膳茶は「体質に合うと続きやすい」
- 8タイプで方向性を決めると失敗が減る
- 季節で微調整、悩みは1つに絞る
- 3日→3週間→3ヶ月で整える設計が現実的
迷ったら最短ルート

