体質診断チャートの使い方|チェックが割れた時の“読み解き”方(複合タイプ対応)(無料チェック付き)
- 「体質診断をやったら、2〜3タイプに割れた…」
- 「どれが本命かわからない」
- 「当たってる気もするけど、対策が決めきれない」
結論から言うと、タイプが割れるのは普通です。
中医学の体質は“固定ラベル”ではなく、季節・睡眠・食事・ストレスで日々ゆらぐ 動的平衡。
だからこそ大事なのは、結果を「当てる」より “整える順番”に変換することです。
この記事では、体質診断チャート(8タイプ:気虚/陽虚/血虚/陰虚/気滞/湿熱/瘀血/痰湿)が割れたときの読み解きルールを、八綱弁証(虚実・寒熱)×脾=土(腸活)を軸に、実用的にまとめます。
無料:体質診断セルフチェック(3分) への導線も置いています。
目次
まず安心:複合タイプは“むしろ標準”

多くの人は、こんな形で混ざります。
- 仕事ストレス → 気滞(巡り停滞) が強い
- 胃腸が弱い → 気虚(エネルギー不足) が土台
- 冷えがある → 陽虚(温める力不足) が絡む
- その結果、むくみやだるさ → 痰湿(たまり) も出る
つまり、体質診断は「一択を当てるゲーム」ではなく、どこから整えると一番ラクになるかを見つけるための道具です。
体質診断チャートの“読み解き”3原則

原則1:最優先は「虚実(足りない/詰まる)」を決める
八綱弁証の中でも、実用性が高いのが 虚実。
- 虚(足りない):疲れやすい/冷える/乾く/回復しない
- 実(詰まり・たまり):張る/重い/ベタつく/痛みが固定/イライラ
ここを外すと、
「足りない人が引き算しすぎる」
「詰まりの人が足しすぎる」
が起きて遠回りになります。
原則2:次に「寒熱(冷え/こもり)」を決める
- 寒(冷え):温めるとラク、下腹・腰・足が冷たい
- 熱(こもり):のぼせ、口のねばつき、赤み、寝汗
冷えタイプが“冷やす腸活”をすると悪化しやすい、など
方向性のミスを防ぐ鍵になります。
原則3:最後に「土台=脾(消化吸収)」をチェックする
脾(ひ=土)は、気血水を作る工場。
土台が弱いと、どのタイプもブレやすいです。
脾が弱りやすいサイン
- 食後眠い/胃もたれ/ガス
- 便が安定しない
- 甘いものが欲しい
- 体が重い
土台が揺れているときは、まず“脾を守る”が最短です。
チャートが割れた時の「4ステップ」読み解き法

STEP1:主訴(いちばん困っている症状)を1つ決める
体質は混ざるので、まずは1つに絞ります。
例)
- PMSが最優先
- 冷えとむくみが最優先
- 眠りが最優先
主訴が決まると、対策がブレません。
STEP2:点数トップ2〜3を「役割」で分ける
割れたタイプを、こう分類します。
- 主軸(メイン):主訴に直結するタイプ
- 土台(ベース):回復力や胃腸を左右するタイプ(気虚・陽虚・脾弱りが多い)
- 派生(サブ):結果として出ているタイプ(痰湿・瘀血・湿熱など)
例)
- PMS+張りが主訴 → 主軸:気滞
- 疲れやすい → 土台:気虚
- むくみもある → 派生:痰湿
これで「何を先にやるか」が見えます。
STEP3:整えるポイントを決める
ほどよい堂の考え方に合わせると、ポイントはこうなりやすいです。
- 栄養(つくる):材料を入れる
- 循環(巡らす):届ける
- 腸活(受け取る):吸収できる腸にする
中医学で言い換えるなら
脾(作る)× 肝(巡らす)× 肺(守る)× 腎(貯める) のイメージ。
さらに、体質タイプの並べ方のコツはこれ。
- 虚(気虚・血虚・陰虚・陽虚)が強い → 先に“補う/守る”
- 実(気滞・瘀血・痰湿・湿熱)が強い → 先に“巡らす/減らす”
- ただし冷えが強い(陽虚)なら「温める」を先に挟む
STEP4:やることは“1〜2個”に絞る(3日で体感→3週間で習慣)
複合タイプの人ほど、やることを増やしがち。
でも体質改善は、積み上げが勝ちです。
- 3日:体感の変化
- 3週間:習慣の変化
- 3ヶ月:土台の変化
まずは「1〜2個」を3日やって、体感を確認しましょう。
よくある複合パターンと“読み解き例”

ここからは、実際に多い組み合わせを例にします。
パターンA:気滞+気虚(ストレス+疲れ)
✅起きやすい症状
- PMS、ため息、張り
- 疲れやすい、胃腸が弱い
✅読み解き
- 主軸:気滞(巡り停滞)
- 土台:気虚(エネルギー不足)
✅整える順番
1)脾を守る(噛む+汁物)
2)巡りのスイッチ(散歩・深呼吸)
パターンB:陽虚+痰湿(冷え+むくみ)
✅起きやすい症状
- 冷え、朝が弱い
- むくみ、だる重い
✅読み解き
- 主軸:陽虚(温める力不足)
- 派生:痰湿(たまり)
✅整える順番
1)温める(冷たい飲食の頻度を下げる+湯船)
2)軽く動く(かかと上げ・食後10分)
3)汁物で脾を助ける
パターンC:血虚+瘀血(栄養不足+巡り詰まり)
✅起きやすい症状
- くすみ、クマ、肩こり固定
- 乾燥、眠り浅い
✅読み解き
- 土台:血虚(血=栄養不足)
- 主軸:瘀血(巡り詰まり)
✅整える順番
1)材料(たんぱく+温かい食事)
2)巡らせる(温め+軽い運動)
パターンD:痰湿+湿熱(たまり+こもり熱)
✅起きやすい症状
- ベタつき、ニキビ
- 口のねばつき、重だるさ
✅読み解き
- 主軸:湿熱(湿+熱)
- 土台:脾弱り(痰湿を生みやすい)
✅整える順番
1)甘い飲み物・夜食の頻度を下げる(引き算)
2)味噌汁+海藻/きのこ/豆を“少し”定番化
チェックが割れた人ほど効く「共通の最初の一手」

複合タイプで迷う人は、まずこれが安定します。
- 一口30回を目安に噛む(消化のスイッチ=脾=土)
- 味噌汁・野菜スープを毎日1杯(温め+腸活の土台)
- 食後10分歩く(循環のスイッチ)
“やることを増やす”より、“土台を固める”ほうが結果が出やすいです。
▶無料:体質診断セルフチェック(3分)

タイプが割れても大丈夫。
チェック結果から「主軸」「土台」「派生」を整理すると、やることが1〜2個に絞れます。
監修・ご相談について
ほどよい堂では、薬剤師が中医学(気血水・八綱弁証)と腸活の視点で、無理のない養生提案を行っています。セルフチェック結果をもとに、LINEからのご相談も可能です。
※本記事は健康情報としての一般的な内容です。治療中の方、妊娠中の方、服薬中の方は、必ず主治医・薬剤師にご相談ください。

