慢性的に調子が悪いのに原因が分からない…。もしかしたら腸が原因かもしれません!腸漏れ(リーキーガット症候群)

リーキーガット症候群
(腸管漏出症候群)

原因不明の症状や
長引く体調不良

リーキーガット症候群と
腸内細菌

腸内環境悪化が
様々な不調に
つながる理由とは⁉

慢性不調は腸漏れの初期症状かも(リーキーガット症候群)

腹痛、下痢、便秘、お腹のはり、消化不良、原因不明の熱、筋肉痛、関節痛、胸やけ、息切れ、吐き気、抜け毛、不眠症、記憶力低下、集中力低下、不安感、疲労感、口臭、神経過敏、食欲不振、ニキビ、じんましん、喘息、アトピー性皮膚炎など慢性的に様々な症状があるのに通常行われている病院での検査(血液検査・画像検査)では異常がない場合は「リーキーガット症候群(腸管漏出症候群)」の可能性があります。

腸管は「絨毛」という無数のヒダが覆っており、正常な場合はその表面は「上皮細胞」と呼ばれる細胞が隙間なく密接していて、不要な異物を体内に入れない関門としての役割を果たしています。

しかし、何らかの原因によって上皮細胞間に隙間ができて異物が侵入してしまうことがあります。これを「腸漏れ(リーキーガット)」といいます。

腸のバリア機能が壊れ、身体に有害な物質が体内に入り込むことによって起こるさまざまな症状をまとめて「リーキーガット症候群」と呼んでいます。

リーキーガットによって起こる不調のメカニズム

腸漏れにより、有害物質が血液中に入り込んでくると、身体はこれらの物質を「異物」と判断して免疫システムを作動させます。

バリア機能が壊れた腸では、絶えず異物が侵入してくるため、過剰な免疫反応による炎症が起こり、自己免疫疾患である「クローン病」や「潰瘍性大腸炎」といった炎症性腸疾患を発症することもあります。

また、免疫応答による炎症性サイトカインが血液の流れに沿って全身に拡がることで、身体のあらゆる部分に慢性的な炎症が起きるため、全身にさまざまな不調が現れるのです。

リーキーガット症候群の原因となる生活習慣とは

食品添加物、糖質の過剰摂取、小麦のグルテンや牛乳のカゼイン、アルコール、消炎鎮痛剤・抗生物質・ステロイド剤などの長期服用、ストレス、睡眠不足などによって腸内フローラが悪化(ディスバイオーシス)することにより、腸の粘膜を傷付け、炎症が起きるため、タイトジャンクションが緩んでリーキーガット(腸漏れ)が起きてしまいます。

また、低血糖、ストレス、慢性炎症などにより副腎由来のコルチゾールが枯渇すると腸の炎症が抑えられずディスバイオーシスが起こります。

腸漏れにより有用菌が減り、エネルギー源である短鎖脂肪酸がさらに減ることで、ますます腸漏れが進み負のサイクルに陥ってしまうのです。

リーキーガットの治療(食事・栄養成分)

腸内フローラの改善
プレバイオティクス+プロバイオティクス=シンバイオティクスを行う。

粘膜の修復
粘膜を修復してくれる蛋白質、ビタミンB、ビタミンA、ビタミンD、亜鉛などを摂取する。
※ビタミンD:腸内細菌の多様性と関連している。免疫調節作用があるため、アレルギー性疾患にも良い。

生活習慣の改善
①食事:砂糖、グルテン、カゼイン、アルコール、カフェインといった食材を減らす。
②運動:有酸素運動など適度な運動を行う。
③睡眠:睡眠の質と量どちらも大切。

腸漏れ(リーキーガット)と腸内フローラの悪化(ディスバイオーシス)には「酸素」が関連している⁉

腸内細菌は、小腸から大腸まで、自分の住みやすい場所に分布しています。

強酸である胃酸のある胃や十二指腸では菌数が少なく、小腸(空腸~回腸)、大腸と次第に多くなっていきます。

小腸には空気(酸素)が存在しやすいので、酸素の有無に関係なく生育できる細菌(通性嫌気性菌)である乳酸捍菌が多く住み着いています。

盲腸から大腸になると、殆ど無酸素状態になり、酸素の嫌いな細菌(偏性嫌気性菌)が多くなります。

ビフィズス菌は偏性嫌気性菌の代表であり、同じような性質をもつ菌としてバクテロイデス菌やユウバクテリウム菌なども有名です。

ここで問題になってくるのが、リーキーガット(腸漏れ)状態になると、酸素が腸に漏れ出てしまうことなのです。

そうして、漏れ出た酸素の影響で腸内細菌のバランスが変化し、腸内フローラはどんどん悪化していくことになります。

大腸内に酸素が入ってくると、それまでいた偏性嫌気性菌であるビフィズス菌・酪酸菌などの有用菌は生息できなくなり、逆に酸素があると生きられる好気性の「大腸菌」などの有害菌が増えてしまいます。

そうなると善玉菌が作り出していた短鎖脂肪酸が減少し、腸内を弱酸性の状態に保つことが出来なくなり、ますます有害菌が繁殖していくのです。

また、短鎖脂肪酸(主に酪酸)はエネルギー源として腸の活動を支えているため、短鎖脂肪酸の減少により蠕動運動が低下するため、有害菌が増えるという負のスパイラルに陥ってしまうのです。

酪酸菌とビフィズス菌との関係

酪酸菌によって作られた酪酸は、大腸内の酸素を多く利用し大腸の蠕動運動をサポートしています。

そのため、この酪酸の働きによって酸素があると活動が抑制される偏性嫌気性菌であるビフィズス菌が住みやすい環境となり、酪酸菌が多いとビフィズス菌も増えやすくなるのです。

酪酸菌のエサになりやすいのは、不溶性食物繊維です。

酪酸菌を増やし、育てるために酪酸菌のエサとして有効な食品は、玄米・もち麦・海藻類と言われています。これらの食材を積極的に摂るようにしましょう。

参考文献

公益財団法人 腸内細菌学会HP

酪酸菌を含んでいる整腸剤

・強ミヤリサン錠
・ビオスリーHi錠
・フェカルミンスリーE顆粒

整腸剤は菌数が多い方が効果が期待できます。また、複数の種類の菌を同時に摂取する方が腸内環境を整える効果が期待できます。

強ミヤリサン錠は1錠に約1億〜10億個の酪酸菌が含まれており、飲むだけで手軽に酪酸菌をとることができます。

脾の健康が鍵!漢方でリーキーガット症候群を治療する方法

リーキーガット症候群と漢方薬

リーキーガット症候群は、腸の壁が損傷して腸内の有害物質が血流に漏れ出す状態を指します。

この症状は消化不良、アレルギー反応、慢性的な炎症などを引き起こすことがあります。

西洋医学では薬物療法が一般的ですが、漢方医学では「脾」を整えることが症状の改善に有効とされています。

この記事では、漢方で「脾」を整える方法について詳しく解説します。

漢方で「脾」を整える

漢方医学において、「脾」は消化吸収を担う重要な臓器とされています。

脾の機能が低下すると、食べ物から必要な栄養素を十分に吸収できなくなり、リーキーガット症候群の症状が悪化する可能性があります。

漢方薬は、脾の機能を高め、消化吸収を促進することで、腸の健康をサポートします。

漢方薬の使用方法と注意点

漢方薬は自然由来の成分で作られているため、副作用が少ないとされていますが、個々の体質によって効果や反応が異なる場合があります。

漢方薬を使用する際は、専門家に相談し、自分の症状や体質に合った処方を受けることが重要です。

また、長期的な視点で継続的に使用することが効果的です。

食事とライフスタイルの改善

漢方薬による治療に加えて、日常生活で脾をサポートする方法も重要です。

バランスの取れた食事を心がけ、消化に良い食品を積極的に摂取しましょう。

特に、温かい食べ物や飲み物は脾の機能を助けるとされています。

また、過度なストレスは脾の働きを妨げるため、リラクゼーションや適度な運動を取り入れてストレスを軽減することも大切です。

小まとめ

リーキーガット症候群の症状を改善するためには、漢方で「脾」を整えることが有効です。

例えば、『六君子湯』、『補中益気湯』、『四君子湯』などの漢方薬を使用し、脾の機能を強化することで、消化吸収の改善が期待できます。

また、食事やライフスタイルの見直しも併せて行うことで、より効果的な治療が可能となります。

漢方の知恵を取り入れて、リーキーガット症候群を克服しましょう。

漢方薬とは

漢方薬の効果と服用方法

漢方薬は、自然由来の成分を用いて体のバランスを整え、さまざまな病気や症状を改善する伝統的な医療法です。

リーキーガット症候群のような消化器系のトラブルにも効果的とされています。

ここでは、漢方薬の効果と代表的な服用方法であるエキス剤、丸剤、煎じ薬について詳しく解説します。

エキス剤の効果と服用方法

エキス剤は、漢方薬の成分を抽出した液体または粉末状の製剤です。

エキス剤は次のような特徴と効果があります。

  • 吸収が早い:液体状または粉末状であるため、体内への吸収が速く、効果が早く現れます。
  • 使いやすい:水やお湯に溶かして飲むだけなので、手軽に服用できます。
  • 保存が容易:乾燥した粉末状のものは長期間保存が可能です。

服用方法:エキス剤は、通常1日2~3回、食前または食間に服用します。粉末状のエキス剤は、コップ1杯のぬるま湯に溶かして飲むのが一般的です。

丸剤の効果と服用方法

丸剤は、漢方薬の成分を粉末にして蜜や水で練り合わせ、小さな球状に成形したものです。

丸剤の特徴と効果は以下の通りです。

  • 持ち運びが便利:小さな粒状であるため、外出先でも手軽に服用できます。
  • 徐々に効果が現れる:消化器官でゆっくりと溶けるため、持続的な効果が期待できます。
  • 味や匂いが少ない:エキス剤や煎じ薬に比べて、味や匂いが軽減されているため、服用しやすいです。

服用方法:丸剤は、通常1日2~3回、適量の水と一緒に服用します。食前または食間に飲むことが推奨されます。

煎じ薬の効果と服用方法

煎じ薬は、漢方薬の原料を水で煮出して作る伝統的な製剤です。

煎じ薬の特徴と効果は次の通りです。

  • 高い有効成分の抽出:煮出すことで薬草の有効成分が最大限に抽出され、効果が高いとされています。
  • 個別処方が可能:患者の症状や体質に応じて、医師が個別に処方するため、より効果的な治療が可能です。
  • 自然な成分:添加物を使わないため、自然な形での治療が期待できます。

服用方法:煎じ薬は、自宅で原料を煮出して服用します。通常、1日2回、朝晩に煎じた薬液を飲むことが一般的です。煎じる時間や量は、医師の指示に従って行います。

小まとめ

漢方薬にはエキス剤、丸剤、煎じ薬といったさまざまな服用方法があり、それぞれに独自の特徴と効果があります。

エキス剤は吸収が早く、丸剤は持ち運びが便利で、煎じ薬は高い有効成分の抽出が期待できます。

リーキーガット症候群のような消化器系の症状には、適切な漢方薬を選び、正しい方法で服用することが重要です。

専門家の指導の下、自分に合った漢方薬を見つけて健康を取り戻しましょう。

漢方薬を用いたリーキーガット症候群の治療

リーキーガット症候群は、腸の壁が損傷し、腸内の有害物質が血流に漏れ出す状態です。

この症状は、消化不良、アレルギー反応、慢性炎症などを引き起こします。

漢方医学では、リーキーガット症候群の根本原因を「脾虚」と捉え、脾の機能を強化することで症状の改善を目指します。

この記事では、脾虚を改善するための漢方薬とその治療方法について詳しく解説します。

脾虚とは?

脾虚は、漢方医学において「脾」の機能が低下している状態を指します。

脾は食べ物から栄養を吸収し、全身にエネルギーを供給する役割を果たしています。

脾虚が進行すると、消化不良や栄養不足、免疫力の低下などが生じ、リーキーガット症候群のような消化器系の問題が発生しやすくなります。

漢方薬のリーキーガット症候群へのアプローチ

リーキーガット症候群は、腸の壁が損傷し、有害物質が血流に漏れ出す状態で、消化不良、アレルギー、慢性炎症などを引き起こします。

漢方医学では、この症状の原因を脾の機能不全と捉え、脾の状態に応じた治療法を提案します。

ここでは、脾の状態ごとに適した漢方薬とその効果を解説します。

脾気虚:おなかが弱い

脾気虚は、脾の気が不足し、消化機能が低下している状態を指します。

以下の漢方薬が効果的です。

  • 代表的な症状:おなかが弱く、食欲不振、疲れやすい、下痢しやすい
  • 推奨漢方薬
    • 補中益気湯:消化吸収を助け、疲労感を改善します。
    • 四君子湯:脾の機能を高め、消化不良を改善します。

脾陽虚:おなかが冷えている

脾陽虚は、脾の陽気が不足し、体が冷えている状態を指します。

以下の漢方薬が効果的です。

  • 代表的な症状:おなかが冷え、冷飲食で症状が悪化する、温かいものを好む、顔面蒼白
  • 推奨漢方薬
    • 人参湯/理中湯(附子理中湯):脾の陽気を補い、体を温め、消化機能を高めます。
    • 大建中湯:内臓の冷えを改善し、消化機能を強化します。

脾陰虚:おなかが乾いている

脾陰虚は、脾の陰液が不足し、乾燥した状態を指します。

以下の漢方薬が効果的です。

  • 代表的な症状:唇の乾燥、指のささくれ、便の先硬後軟
  • 推奨漢方薬
    • 参苓白朮散:脾の陰を補い、乾燥を改善します。
    • 四君子湯六味丸:消化機能を助けながら、体の潤いを保ちます。

推奨食材:山芋、はとむぎ、豆類は脾陰虚の改善に役立ちます。これらの食材は体を潤し、消化機能を助けます。

脾虚湿盛:おなかが弱いために、浮腫んでいる

脾虚湿盛は、脾の機能が低下し、体内に湿気が溜まっている状態を指します。

以下の漢方薬が効果的です。

  • 代表的な症状:おなかが弱く、浮腫みやすい
  • 推奨漢方薬
    • 当帰芍薬散:血行を促進し、体内の湿気を取り除きます。
    • 防已黄耆湯:体内の水分代謝を改善し、浮腫みを減らします。

小まとめ

リーキーガット症候群に対する漢方薬のアプローチは、脾の状態に応じて適切な治療を行うことが重要です。

「脾気虚、脾陽虚、脾陰虚、脾虚湿盛」といった状態ごとに、適切な漢方薬を使用することで、症状の改善が期待できます。

専門家の指導のもと、自分の症状に合った漢方薬を選び、総合的な治療を行いましょう。

健康な腸を取り戻し、快適な生活を送りましょう。

脾とリーキーガット症候群

脾の役割とリーキーガット症候群への影響

リーキーガット症候群は、腸壁のバリア機能が低下し、未消化の食物や毒素が血流に漏れ出す状態を指します。

この状態は消化不良や慢性炎症などの様々な健康問題を引き起こします。

漢方医学では、脾の機能がこの症状に大きく影響すると考えられています。

以下では、脾の役割とリーキーガット症候群への影響について、主要な概念を詳しく解説します。

脾は運化を主る

「脾は運化を主る」とは、脾が食べ物を消化し、栄養を吸収し、からだの隅々まで栄養を運搬する機能を担っていることを意味します。

脾が健全であれば、食物の消化・吸収がスムーズに行われ、体に必要な栄養素が効率よく取り込まれます。

しかし、脾の機能が低下すると、消化不良や栄養吸収不良が起こり、リーキーガット症候群の症状が悪化する可能性があります。

脾は気血を生む源

「脾は気血を生む源」とは、脾が食物から得た栄養を元に、体内のエネルギー(気)や血液・栄養成分(血)を生成する役割を果たしていることを指します。

脾の機能が低下すると、気血の生成が不十分になり、全身のエネルギー不足や貧血などの症状が現れます。

これにより、体全体の健康状態が悪化し、リーキーガット症候群の症状も悪化します。

脾は血を統める(脾不統血)

「脾は血を統める」とは、脾が血液を体内で適切に循環させる役割を担っていることを意味します。

脾の機能が低下すると、血液の統制がうまくいかず、出血や貧血(脾不統血)などの問題が発生することがあります。

これにより、腸壁の健康が損なわれ、リーキーガット症候群の症状が悪化することがあります。

脾は肌肉四肢を主る

「脾は肌肉四肢を主る」とは、脾が筋肉や四肢の健康を維持する役割を果たしていることを意味します。

脾の機能が低下すると、筋肉の力が弱まり、四肢が疲れやすくなります。

これにより、体全体の代謝が低下し、消化機能も悪化するため、リーキーガット症候群の症状がさらに悪化することがあります。

脾は口に開竅し、その華は唇にある

「脾は口に開竅し、その華は唇にある」とは、脾の健康状態が口や唇の状態に反映されることを意味します。

脾が健全であれば、唇は色艶が良く、健康的に見えます。

しかし、脾の機能が低下すると、唇が乾燥したり、色が悪くなったりします。

このような口や唇の状態は、消化器系の問題、特にリーキーガット症候群の兆候であることが多いです。

小まとめ

脾は、消化吸収、気血の生成、血液の統制、筋肉や四肢の健康維持、口や唇の状態など、体全体の健康に重要な役割を果たしています。

脾の機能が低下すると、これらの機能が損なわれ、リーキーガット症候群の症状が悪化することがあります。

漢方医学の視点から、脾の健康を維持し、改善することがリーキーガット症候群の治療にとって非常に重要です。

適切な漢方薬と生活習慣の改善により、脾の機能を強化し、健康な腸を取り戻すことが可能です。

脾の健康を保つための食事と養生法

脾は消化吸収や栄養の運搬、体内の水分バランスを維持する上で重要な役割を果たしています。

特にリーキーガット症候群の予防や改善には、脾の機能を高める「健脾(けんぴ)」と、体内の余分な水分や湿気を排出する「利水(りすい)」の食べ物を取り入れることが大切です。

ここでは、脾の健康を保つための具体的な食事と養生法について詳しく解説します。

脾の機能を高める「健脾」の食べ物

「健脾」とは、脾の機能を強化し、消化吸収を促進することを指します。

以下の食べ物は脾の健康をサポートし、全身のエネルギー供給を助けます。

  1. 山芋
    • 効果:消化吸収を助け、胃腸の機能を強化します。
    • 使用法:すりおろしてとろろにしたり、炒め物やスープに加えて摂取します。
  2. 大豆
    • 効果:豊富なタンパク質を含み、脾の機能を高めます。
    • 使用法:納豆、豆腐、味噌などに加工して摂取します。
  3. いんげん豆
    • 効果:消化を助け、エネルギーを補給します。
    • 使用法:サラダや煮物にして摂取します。
  4. ひよこ豆
    • 効果:栄養価が高く、消化吸収を促進します。
    • 使用法:サラダやフムスにして摂取します。
  5. じゃがいも
    • 効果:消化を助け、エネルギーを補給します。
    • 使用法:スープや蒸し料理、炒め物に加えて摂取します。
  6. 枝豆
    • 効果:脾を強化し、消化を助けます。
    • 使用法:茹でてそのまま食べたり、サラダに加えて摂取します。
  7. オクラ
    • 効果:粘り気があり、消化吸収を助けます。
    • 使用法:サラダや煮物、炒め物に加えて摂取します。
  8. 人参
    • 効果:消化を助け、脾を強化します。
    • 使用法:サラダやスープ、煮物に加えて摂取します。

湿を排出してくれる「利水」の食べ物

「利水」とは、体内の余分な水分や湿気を排出し、むくみや湿気による体調不良を改善することを指します。

以下の食べ物は体内の湿気を排出し、脾の負担を軽減します。

  1. 小豆
    • 効果:利尿作用があり、体内の余分な水分を排出します。
    • 使用法:お粥やスープに加えて摂取します。
  2. 金針菜
    • 効果:利尿作用があり、体内の水分代謝を促進します。
    • 使用法:サラダや炒め物、スープに加えて摂取します。
  3. はとむぎ
    • 効果:消化機能を整え、体内の余分な水分を排出します。
    • 使用法:お茶や雑炊にして摂取します。

脾の健康を保つための養生法

食事だけでなく、日常生活の中での養生法も脾の健康維持に重要です。

以下の方法を取り入れて、脾の機能を高めましょう。

  1. 温かい食べ物と飲み物
    • 理由:冷たいものは脾の機能を弱めるため、温かい食べ物や飲み物を摂取して脾を温めましょう。
    • :温かいスープ、ハーブティー
  2. 規則正しい食事
    • 理由:不規則な食事は脾に負担をかけます。決まった時間に食事をとり、消化を助けることが重要です。
    • :朝食を抜かず、1日3食を規則正しく摂取する。
  3. 適度な運動
    • 理由:運動は血液循環を促進し、消化機能を助けます。特にウォーキングやヨガなどの軽い運動が効果的です。
    • :毎日30分のウォーキング、週に数回のヨガ
  4. ストレス管理
    • 理由:ストレスは脾の機能を低下させます。リラックスできる時間を持ち、ストレスを軽減することが重要です。
    • :瞑想、深呼吸、趣味の時間

小まとめ

脾の健康を保つことは、リーキーガット症候群の予防や改善において非常に重要です。

脾の機能を高める「健脾」の食べ物や、「湿」を排出する「利水」の食べ物を積極的に取り入れ、日常生活の中での養生法を実践することで、脾の機能を強化し、全身の健康を維持しましょう。

バランスの取れた食事と生活習慣の改善を通じて、健康な体を手に入れましょう。

日常生活でできるリーキーガット症候群の予防法

リーキーガット症候群は、腸壁のバリア機能が低下し、未消化の食物や有害物質が血流に漏れ出すことで引き起こされる症状です。

この状態を防ぐためには、日常生活での腸内環境の改善が欠かせません。

以下では、「腸活」、「グルテンフリー」、「カゼインフリー」というキーワードに焦点を当て、リーキーガット症候群の予防法について解説します。

腸活

「腸活」とは、腸内環境を整えるための活動全般を指します。

腸内環境が整うことで、腸壁のバリア機能が強化され、リーキーガット症候群の予防に繋がります。

  1. プロバイオティクスの摂取
    • 効果:善玉菌を増やし、腸内フローラのバランスを整える。
    • :キムチ、納豆、味噌などの発酵食品を積極的に摂取する。乳酸菌サプリメントの摂取。
  2. プレバイオティクスの摂取
    • 効果:善玉菌のエサとなり、善玉菌の増殖を促進する。
    • :オリゴ糖、食物繊維が豊富な野菜(玉ねぎ、にんにく、アスパラガス、ブロッコリーなど)を摂取する。
  3. バイオジェニックスの摂取
    • 意味効果:バイオジェニックスは、「腸内フローラを介することなく、直接生体に作用し、免疫賦活、コレステロール低下作用、血圧降下作用、整腸作用、抗腫瘍効果、抗血栓、造血作用などの生体調節、生体防御、疾病予防・回復、老化制御などに働く食品成分で、乳酸菌体ペプチド、乳酸菌生産生理活性ペプチド、植物フラボノイド、DHA、EPA、ビタミンA・C・E、β-カロチン、CPPなどの食品成分」が該当します。
    • :乳酸菌生産物質のサプリの摂取。おすすめ商品:「ビファインF」16種35株で構成される“複合乳酸菌Sixteens”が生み出す乳酸菌生産物質
  4. 食物繊維の豊富な食事
    • 効果:腸内環境を整え、便通を促進する。
    • :全粒穀物、果物、野菜、豆類、海藻類などをバランスよく摂取する。

グルテンフリー

「グルテンフリー」とは、小麦やライ麦、大麦などに含まれるタンパク質であるグルテンを除いた食事を指します。

グルテンは腸壁を刺激し、リーキーガット症候群を悪化させる可能性があるため、グルテンフリーの食事は予防に有効です。

  1. グルテンを含まない穀物の選択
    • :米、玄米、キヌア、そば、とうもろこしを主食として取り入れる。
  2. グルテンフリーの加工食品
    • :グルテンフリーのパン、パスタ、シリアルを選ぶ。
  3. グルテンを含む食品の回避
    • :パン、パスタ、ピザ、クッキー、ケーキなどの小麦製品を避ける。

カゼインフリー

「カゼインフリー」とは、乳製品に含まれるタンパク質であるカゼインを除いた食事を指します。

カゼインも腸壁を刺激し、リーキーガット症候群を悪化させる可能性があるため、カゼインフリーの食事は予防に役立ちます。

  1. 乳製品の代替品の利用
    • :アーモンドミルク、ココナッツミルク、オーツミルクなどの植物性ミルクを利用する。
  2. カゼインフリーの食品を選ぶ
    • :カゼインフリーのチーズ、ヨーグルト、アイスクリームを選ぶ。
  3. 乳製品を含む食品の回避
    • :牛乳、チーズ、ヨーグルト、バター、クリームなどの乳製品を避ける。

小まとめ

リーキーガット症候群の予防には、腸内環境を整える「腸活」、グルテンを避ける「グルテンフリー」、カゼインを避ける「カゼインフリー」の実践が重要です。

これらの方法を取り入れることで、腸壁のバリア機能を強化し、リーキーガット症候群を予防することができます。

日常生活の中でバランスの取れた食事と適切な生活習慣を心がけ、健康な腸を維持しましょう。

薬剤師
河邊甲介

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