ほどよい堂からの提案。土王説にヒントがあった!「土/脾=腸内環境」を整え、心と身体に活力を!「漢方×薬膳×腸活」のトリプル効果!
こんにちは、ほどよい堂です!
皆さんは「土王説」って聞いたことありますか?
中医学の五行説では、「土」は「脾」を司り、消化や吸収、そして私たちの腸内環境を整える大切な存在とされています。
「脾」が元気だと、食欲がわき、消化もスムーズ。
逆に調子を崩すと、食欲不振や疲れやすさが現れるんです。
そこで、ほどよい堂が提案するのが「漢方×薬膳×腸活」のトリプル効果!
腸内環境を整えることで、心と身体に元気を取り戻しましょう。
疲れた時には甘いものが欲しくなる理由も、中医学で説明できるんですよ。
さあ、「土」と「脾」を意識して、毎日をもっと健康的に、活力あるものに変えてみませんか?
目次
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土王説とは?陰陽五行説における「土」の中心的役割を解説
陰陽五行説は、古代中国から伝わる自然哲学で、「木・火・土・金・水」という五行の要素が相互に作用し、自然界の現象を説明する理論です。
その中で「土」が中心に位置する理論が土王説です。
土王説の基本的な考え方
土王説では、「土」が五行(木・火・土・金・水)の中心に位置し、全体の調和を保つ役割を果たしているとされます。
「土」は、安定、育成、変化の調整を象徴し、五行全体を支える重要な要素です。
また、「土」に関連する神獣として黄竜や麒麟が挙げられます。
特に日本では、東京・日本橋に設置された麒麟像が「土」の象徴として知られています。
このように、土王説は自然界や人々の暮らしに深く根付いた思想です。
土用とは?土王説に由来する期間
土用という言葉は、「土旺用事」または「土王用事」に由来しています。
この期間は、「土」の気が最も強く働くとされる、四季の終わりの18日間を指します。
具体的には以下の通りです。
- 春土用:立夏の前18日間
- 夏土用:立秋の前18日間
- 秋土用:立冬の前18日間
- 冬土用:立春の前18日間
この期間には、季節の変わり目として土の力が最大限に発揮されると考えられています。
そのため、土用の時期には農作業や建築など「土を動かす作業」を避けるといった伝統的な習慣もあります。
土王説の現代的な意味
現代では、土王説は主に健康や生活習慣、さらには風水や占いの分野でも活用されています。
「土」はバランスや安定を象徴するため、調和を大切にしたいときや、新しいことを始める際のタイミングに注目されています。
土王説を生活に取り入れるヒント
- 土用の期間を意識:この期間は体調管理を重視し、無理をしないように心がけましょう。
- 麒麟や黄竜のモチーフ:バランスや安定を象徴するアイテムとして活用すると、日常に「土」のエネルギーを取り入れられます。
土王説は、五行の中心に「土」を据えることで全体の調和を重視する考え方です。
「土用」や「麒麟像」など、土王説が現代の文化や習慣にどのように影響を与えているかを知ることで、日々の生活に活かせるヒントが見つかるかもしれません。
「土」とのつながりを感じながら、自然との調和を大切にした暮らしを始めてみませんか?
中医学における「脾」とは?五行の「土」に属する重要な臓器を徹底解説
中医学では、人体を五行説に基づいて理解します。
その中で、「脾(ひ)」は五行の「土」に属し、消化吸収や全身の気・血の運行に深く関わる重要な臓器です。
ここでは、西洋医学の脾臓とは異なる中医学における「脾」の役割を詳しく解説します。
中医学における「脾」の基本的な役割
「脾」は、消化吸収を中心とした以下のような機能を担っています。
中医学における「脾」は、消化吸収だけでなく、気・血・津液の生成や循環を司る重要な臓器です。
「五行」の「土」に属する脾は、生命力を補充する役割を担い、「後天の本」として私たちの健康を支えています。
日々の生活で脾を養う習慣を取り入れることで、心身の調和を図りましょう。
1. 栄養を全身に供給する
「脾」は、飲食物から取り込んだ栄養素を「水穀の精微」として吸収し、これを肺の「清気」と結合させることで「気」を作ります。
この気は、心・肺・肝・腎といった臓器の働きと連携しながら、全身の各組織に供給されます。
2. 血を作る
「脾」は気だけでなく、血の生成にも関わります。
脾の働きが正常であることは、体全体の血液循環と健康に直結します。
3. 統血作用
「脾」には、血液が血管外に漏れ出るのを防ぐ「統血」の機能があります。
この作用が低下すると、出血傾向が生じやすくなるため、脾を健全に保つことが重要です。
津液(体内の水分)代謝への関与
「脾」は津液の代謝にも深く関与しています。
飲食物から吸収した水分を全身に適切に配分し、不要な水分は排泄を促進します。
この機能が弱まると、むくみや水分代謝の乱れが発生します。
「脾」と生命力の関係
「脾」は「後天の本」と呼ばれ、生命力を支える後天的なエネルギーの源とされています。
一方で、「腎」は「先天の本」とされ、生まれつきの生命力を司るものです。
この両者のバランスが健康の鍵となります。
脾気の昇性とその重要性
「脾」は、吸収した栄養素を中焦(脾・胃)から上焦(肺)へ運ぶ「昇性」の働きを持っています。
この昇性が不足すると、胃下垂や脱肛、内臓の下垂などの症状が現れる可能性があります。
脾を健やかに保つための生活習慣
- 食事に注意:
脾を養うためには、消化に良い食べ物を選ぶことが大切です。中医学では、温かい飲食物が脾に優しいとされています。 - 適度な運動:
「脾」は筋肉と関連が深いため、適度な運動は脾の働きを活性化します。 - 冷えに注意:
脾の機能を維持するには体を冷やさないことが重要です。温かい服装や温かい飲み物を取り入れましょう。
中医学で考える「脾」の役割と腸活の関係性とは?
現代では「腸活」や「腸内細菌」が健康の鍵として注目されていますが、中医学ではこれに深く関係する臓器が「脾(ひ)」です。
「脾」は、消化吸収や気血の生成を担う重要な臓器であり、その機能が全身の健康に影響を及ぼします。
本記事では、「脾」と腸活の関係性を詳しく解説します。
「脾」の役割:消化器系の中心としての働き
中医学では「脾」は以下のような重要な機能を持つとされています。
1. 消化と吸収の中心
「脾」は胃と共に消化器系を形成し、食べ物を「水穀の精微」(栄養素)に変えて全身に供給します。
その出口は「口」とされ、脾の状態が良好であれば、食欲や味覚が正常に保たれます。
2. 気血の生成
「脾」は気血の源であり、脾が弱ると元気がなくなり、顔色が悪くなる、疲れやすい、痩せる、手足に力が入らないといった症状が出ることがあります。
3. 血液を保つ「統血」の機能
「脾」には血液が漏れないよう保つ働きがあり、この機能が低下すると、血便、不正性器出血、皮下出血などが現れる可能性があります。
「脾」と五行の関係:「黄」「甘」「思」に注目
五行説では、「脾」は以下の要素と深く関わります。
- 色:黄
脾が弱ると顔色が黄色みを帯びることがあります。 - 味:甘
疲れたときに甘いものが欲しくなるのは、「脾」の補養に関係しているとされます。 - 感情:思
考え事が多いと食欲が低下することは、「脾」の働きとつながっています。
ストレスと「脾」の関係:肝脾不和とは?
「脾」は肝の影響を受けやすい臓器です。ストレスが溜まると肝の「気の疎泄作用」(気の巡りを良くする働き)が低下し、「脾」の働きが乱れることがあります。この状態を肝脾不和といい、以下の症状が現れることがあります。
- 食欲不振
- 消化不良(胃が重い、軟便、腹痛)
- 気分の落ち込みや疲労感
「脾」と腸活:現代的な視点での理解
「脾」は中医学での消化器系全般を指し、近年注目される「腸内細菌」や「腸活」と深く重なります。
腸内環境を整えることは、「脾」を健やかに保つことと通じています。
腸活のポイントと「脾」の健康
- バランスの良い食事:
温かいスープや発酵食品を取り入れ、脾をサポートしましょう。 - ストレスケア:
肝脾不和を防ぐため、適度なリラックスを心がけることが重要です。 - 生活習慣の見直し:
良質な睡眠や適度な運動が「脾」の働きを促進します。
ほどよい堂からの提案。土王説にヒントがあった!「土/脾=腸内環境」を整え、心と身体に活力を!「漢方×薬膳×腸活」のトリプル効果!
ほどよい堂では、「漢方」「薬膳」「腸活」を組み合わせた健康アプローチを提案しています。
これにより、健康維持だけでなく美容やパフォーマンスの向上にもつながります。
「脾」を養う食材や生活習慣を取り入れて、心身のバランスを整えましょう。
「脾」は中医学における消化器系の中心であり、腸活との相性が抜群です。
脾を健康に保つことは、気血の生成や全身の活力を支える鍵となります。
ストレスを避け、バランスの良い食事と生活習慣で脾の働きを高めることを意識しましょう。
ほどよい堂では「漢方×薬膳×腸活」を取り入れた生活提案を行っています。
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著者プロフィール
河邊甲介 (薬剤師)
KOSUKE KAWABE
▷有資格
- 薬剤師
- 中医薬膳師:本草薬膳学院(学長:辰巳洋)にて資格取得
- 薬膳素材専門士:本草薬膳学院(学長:辰巳洋)にて資格取得
- ペットフーディスト
▷経歴
- 福岡大学薬学部卒
- 総合病院薬剤部・調剤薬局にて勤務
- 2024年1月より宮崎県川南町(峠の里)にて漢方×薬膳×腸活のお店「ほどよい堂」を開局
身体とこころの安心をお届けします
- 薬剤師であり、漢方×薬膳×腸活の専門家として、「ほどよい堂」を運営しています。
- 中医学的体質診断を基に、個別に最適な健康アドバイスを提供し、無料相談も実施中。
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