脾が弱ると腸が漏れる?中医学×現代医学でわかるリーキガット対策|セルフチェック20項目付き

  • 「腸活をしているのに、疲れやすい」
  • 「肌荒れやアレルギーが増えた気がする」
  • 「ストレスが続くとお腹が不安定」

そんなとき、現代医学では腸のバリア機能低下(リーキガット症候群)という視点が注目されています。

そして中医学でも、実はとても似た見方があります。

中医学では、消化吸収を担う中心は脾(ひ=胃腸のはたらき全般)

この「脾」が弱ると、食べたものをうまく消化・吸収できず、不要なものが体内に停滞しやすくなり、めぐり・水分代謝・気分の安定まで乱れやすくなる——という考え方です。

この記事では、

  • 中医学の「脾」と現代医学の「腸バリア」
  • リーキガット対策の実践ポイント
  • 腸活の“三位一体”(プロバイオティクス/プレバイオティクス/バイオジェニックス)
  • ほどよい堂で推薦している腸活アイテム(クロレラ/玄米酵素

まで、ブログ記事として読みやすくまとめます。


目次

リーキガットとは?腸のバリアが弱ると起こりやすいこと

腸漏れ(リーキガット症候群)が悪化し強い不調を感じる状態を表したセルフチェック用イラスト|ほどよい堂

現代医学の視点:腸粘膜バリアの「ゆるみ」

腸は、栄養を取り込みながら、有害なものは体内に入れないように守る“門番”です。

ところが、ストレス、食生活、睡眠不足、過度な飲酒、薬の影響などが重なると、腸のバリアが弱り、未消化物や刺激物が通り抜けやすくなる状態が起こり得ます。

これが一般に「リーキガット(腸漏れ)」と呼ばれます。

中医学の視点:脾虚(ひきょ=消化吸収の弱り)→湿(しつ=余分な停滞)

中医学では、脾が弱ると

  • うまく「気血(きけつ=エネルギーと栄養)」を作れない
  • 余分な水分(湿)がたまりやすい
  • だるさ、むくみ、メンタルの不安定、肌トラブルなどに波及しやすい

と考えます。

現代でいう腸バリアの低下が疑われる状態は、中医学的には「脾の弱り(脾虚)」を土台に、湿(停滞)/気滞(きたい=巡りの渋滞)/血虚(けっきょ=栄養不足)が絡むパターンとして整理しやすいのが特徴です。


脾=腸の弱り具合を中医学と現代医学の両面からチェックしませんか?

腸漏れ(リーキガット症候群)を3分で見える化できるセルフチェック総合イラスト|ほどよい堂

気になる方は、まずチェックから始めてください。

中医学では「脾」が弱ると、腸が漏れる。

食べたものが“異物”となり体を攻撃する状態が、現代の「リーキガット症候群」。

脾=腸の弱り具合を中医学と現代医学の両面からチェックしませんか?

★腸漏れ・リーキガットセルフチェック表(合計20項目)

【身体の症状編】
☐ 便秘や下痢を繰り返す
☐ お腹が張りやすい、ガスが溜まりやすい
☐ 食後に腹痛や不快感を感じる
☐ 慢性的に疲れが抜けない
☐ 関節や筋肉のこわばり・痛みがある
☐ 肌荒れや湿疹、アトピーが出やすい
☐ 頭痛やめまいが起こりやすい
☐ 花粉症やアレルギー症状が年々ひどくなる
☐ 冷え性、手足の冷えが気になる
☐ 舌に白苔や歯形が目立つ

【心と自律神経編】
☐ イライラ、不安、落ち込みやすい
☐ 集中力が続かない、記憶力が低下している
☐ 睡眠の質が悪く、熟睡感がない
☐ 気候や環境の変化に体調を崩しやすい

【生活習慣編】
☐ 甘い物・小麦製品(パン、菓子)をよく食べる
☐ 食品添加物・加工食品を頻繁に摂る
☐ よく噛まずに早食いしがち
☐ お酒やコーヒーを毎日飲んでいる
☐ ストレスが多く、発散できていない
☐ 抗生物質や薬をよく使う(または過去に長期間使った)

✅判定の目安
▶0~4個:腸内バリアは比較的健全。引き続き腸活を意識しましょう
▶5~9個:腸漏れ予備軍。腸内環境の改善を意識した食生活を
▶10個以上:腸漏れの可能性大。中医学的な弁証論治による対策をおすすめ

腸漏れセルフチェック、おつかれさまでした!

いくつ当てはまりましたか?
チェック項目が多かった方は、腸内環境のバランスが乱れ、
“腸のバリア(腸粘膜)”が弱っているサインかもしれません。

この状態を放っておくと、
✔ アレルギー症状の悪化
✔ 慢性的な疲労や肌荒れ
✔ 自律神経の乱れ
✔ そして“未病”のまま体調が崩れていく……

といったトラブルにつながる恐れがあります。

「今の自分に合った整え方がわからない…」そんな方のために、ほどよい堂では《中医学×腸活×薬膳》の視点から、一人ひとりに合わせたオンライン健康相談を行っています。

漢方薬、食材、生活習慣のアドバイスまで、あなたの“腸と体”にちょうどいいバランスをご提案します。

「じゃあ、どう整えたらいいの?」という疑問も出てきたのではないでしょうか?

そんなときは、LINEでいつでもご相談いただけます


セルフチェック結果から読む「中医学的タイプ」簡易判定

漢方薬局ほどよい堂監修の漢方的8体質セルフチェックで体質診断する女性のイラスト

ここからは、チェック表の傾向から“ざっくりタイプ”を言語化します(精密には個別相談で組み立てます)。

① 脾虚タイプ(消化吸収の弱り)

  • 食後の不快感、疲れが抜けない
  • 便秘と下痢が交互
  • 舌に歯形、白苔が出やすい

治則(ちそく=整え方):健脾(けんぴ=脾を強める)+温養(おんよう=冷えを散らす)
養生:よく噛む、温かい汁物、甘いものの頻度を下げる

② 肝脾不和タイプ(ストレス×胃腸)

  • お腹の張り、ガス、イライラ
  • 気候変化で体調がブレる

治則:疏肝(そかん=巡りを通す)+健脾
養生:深呼吸・散歩・香り・入浴で交感神経を下げる

③ 湿滞タイプ(余分な停滞が多い)

  • だるい、むくみ、重い感じ
  • 食後眠い、頭がぼんやり

治則:化湿(かしつ=湿をさばく)+健脾
養生:冷たい飲食を控える、発酵・海藻・きのこ・豆を定番に

④ 血虚・陰虚寄りタイプ(栄養/潤い不足)

  • 肌荒れ、乾燥、眠りが浅い
  • 集中力が続かない

治則:補血(ほけつ=栄養を補う)/養陰(よういん=潤いを補う)+健脾
養生:タンパク+良質脂質、温かいスープ、夜更かしを減らす


ほどよい堂式:腸活は「三位一体+バリア」の視点で整える

腸活で腸内環境を整えることを意識した女性を描いた漢方的ケアイラスト|ほどよい堂

腸を整えるときは、どれか1つだけではなく、セットで考えると続けやすくなります。

① プロバイオティクス(善玉菌)

発酵食品など。「入れる」だけでなく相性と継続がポイント。

② プレバイオティクス(エサ)

発酵性食物繊維・海藻・きのこ・豆。腸内細菌の“燃料”。

③ バイオジェニックス(菌が作る有用成分)

発酵によって生まれる成分など。“整える材料”を補う視点。

+リーキガット(腸バリア)

腸の粘膜を守るには、刺激の頻度を下げつつ、栄養・休養・巡りを立て直すのが基本です。


今日からできる「脾=腸」を守る習慣(禁止より、置き換え)

白湯を飲んで体を内側から整える養生習慣を表した、ほどよい堂の漢方イメージ

まず1つ変えるなら「よく噛む」

目安は一口30回
よく噛む=消化のスイッチが入り、脾(胃腸)を助けやすくなります。

毎日の定番は「味噌汁 or 野菜スープ」

温かい汁物は、脾をいたわりながら水分代謝も整えやすい選択。
具は、海藻・きのこ・豆腐・根菜などが相性◎。

甘い物・小麦・加工品は“ゼロ”より「頻度設計」

完全NGにすると続かないので、

  • 週○回まで
  • 甘味は飲むより“噛む形”
  • 代わりにナッツや焼き芋、温かいお茶

のように現実的に。


腸活アイテムで「つくる/守る/巡らす」を底上げする

セルフケアは食事と生活が土台ですが、忙しい方ほど“継続できるサポート”があると整いやすくなります。

そこで、ほどよい堂でおすすめしやすい腸活アイテムが クロレラ玄米酵素 です。

クロレラ(バイオリンク)|緑のまるごと食品で“基礎食”を作る

チクゴ株クロレラ「バイオリンク」販売紹介画像|漢方薬局ほどよい堂で細胞力と栄養補給をサポート

中医学×栄養学で見ると「脾の材料」になりやすい

脾(胃腸)は、食べたものから気血を作る場所。つまり“材料の質”が大切です。

クロレラは、タンパク質・クロロフィル・ビタミンミネラル・食物繊維・多糖体などを含むまるごと食品として、日々の「つくる/守る/巡らす」を支えやすい位置づけです。

摂り方のイメージ(段階設計)

  • 維持量:まずは少量から習慣化(毎日続けやすい量)
  • しっかり整える量:体調の土台を作りたい時期に段階的に増やす

※具体量は体格・食事・体調で変わるため、ほどよい堂の相談で調整がおすすめです。

玄米酵素|発酵の力で「巡りとリズム」を支える

玄米酵素F100で腸内環境を底上げする、漢方薬局ほどよい堂の発酵健康食品

忙しい人ほど“ベースの底上げ”に向く

玄米由来の栄養と発酵のアプローチは、

  • 食生活が乱れがち
  • しっかり噛めない日が多い
  • 腸活を何から始めるか迷う

という方の“入口”になりやすい選択肢です。

ほどよい堂からのご購入で特典プレゼント中


3日・3週間・3ヶ月の整え方ロードマップ

目標達成までの流れを示すステップ図で、無料の漢方相談で悩みを解決するイメージ

3日:体感の変化を作りにいく

  • 温かい汁物を1日1回
  • よく噛む(30回)
  • 夕方以降の甘い飲み物を減らす

+必要に応じてクロレラ/玄米酵素で土台を補う

3週間:習慣が変わる

  • 朝のリズム(起床→白湯→軽い朝食)
  • 食後の軽い散歩
  • 週の“外食・甘い物”の頻度設計

3ヶ月:体質の土台が変わる

  • 胃腸が落ち着くと、気分・睡眠・肌にも波及しやすい
  • バリアを守る生活が当たり前になる
  • 季節変化に揺れにくくなる土台が育ちやすい

こんな方は「オンライン健康相談」がおすすめ

  • チェックが10個以上で、何から変えるべきか分からない
  • 食事制限が続かない/反動が出る
  • 便や肌、睡眠など“複数の不調が同時にある”
  • 脾虚+ストレスなど、複合タイプが疑われる

ほどよい堂では《中医学×腸活×薬膳》で、証(タイプ)→背景→治則→具体策の順に、あなたの生活に落とし込みます。


ほどよい堂で腸活アイテムを選ぶなら|クロレラ・玄米酵素で“腸の土台”へ

腸内環境が整い元気に働く腸のイラスト|腸活で健康をサポートするイメージ

腸活は「入れる」だけでなく、脾(胃腸)を守り、バリアを育て、巡りを整えることが鍵になります。

そのために、毎日の食事と休養をベースにしつつ、続けやすいサポートとして

を取り入れるのは、忙しい現代人にとって合理的な選択になりやすいです。


まとめ|脾=腸を守ると、未病のうちに整えやすい

漢方や養生の大切なポイントをわかりやすく伝える、ほどよい堂の解説イメージ

リーキガットが気になる状態は、現代医学では腸バリアの視点、中医学では脾(消化吸収)の視点で整理できます。

セルフチェックで当てはまる項目が多い方ほど、

  • よく噛む
  • 温かい汁物
  • 甘い物・加工品の頻度調整
  • ストレスケア(入浴・香り・軽い運動)

を“できるところから1つ”積み重ねるのが近道です。

そして、続けやすい腸活アイテムとして、クロレラ/玄米酵素を上手に使うと、整うスピード感が出やすくなります。

ほどよい堂
薬剤師 河邊

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