【体質別】薬膳茶の選び方|8タイプ診断で“あなたに合う一杯”が見つかる|ほどよい堂

「薬膳茶って、体に良さそうだけど…結局どれを選べばいいの?」

そんな迷い、すごく自然です。

薬膳は“体質と季節に合わせて選ぶ”のが基本。

つまり、いまのあなたに合う一杯がわかると、薬膳茶はぐっと続けやすくなります。

ほどよい堂では、中医学の「気・血・水」バランスから8タイプ体質診断を行い、その結果に合わせた体質別薬膳茶や、相談ベースのオーダーメイド薬膳茶まで揃えています。

だから「選べない」「失敗したくない」人でも、最短ルートで“合うお茶”にたどり着ける設計です。

この記事では、

  • 体質(8タイプ)の読み解き方
  • 体質別の薬膳茶の選び方
  • 薬膳素材の使い方
  • 続け方のコツ

を、漢方×薬膳×腸活(脾ケア)の視点で、日常語に落として整理します。

目次

はじめに|薬膳茶は「からだの声に合わせて変わる飲みもの」

薬膳茶は、いわば“飲む養生”。
ただし、サプリみたいに「これを飲めばOK」という単一の正解はありません。

なぜなら、からだは動的平衡(常に入れ替わりながらバランスを保つシステム)だから。
季節・ストレス・睡眠・食事・運動の影響で、体の状態は揺れます。
つまり薬膳茶は、“いまの偏り”をそっと整えるための道具なんです。

ほどよい堂が提案する薬膳茶も、まさにこの発想。
体質の偏りを見立て、合うブレンドを選びやすいように体質別(8タイプ)で設計されています。

薬膳茶・薬膳素材で整う理由|土(脾)=腸を中心に気血水が巡る

宮崎県川南町の漢方薬局「ほどよい堂」の漢方相談。生薬の紹介。

中医学の基本:気・血・津液(しんえき=潤い)/陰陽・虚実で“ズレ”が起きる

中医学では、体の働きを大ざっぱに

  • 気(き)=エネルギー/働く力
  • 血(けつ)=栄養と潤いを運ぶもの
  • 津液(しんえき)=体を潤す水分

として捉えます。

この3つが

  • 足りない(虚:きょ)
  • 滞る(滞:たい)
  • 余る/偏在する

ことで、さまざまな不調が出る、という見立てです。

土王説×腸活の接続|脾(ひ=消化吸収)が整うと全身がラクになる

宮崎県川南町の漢方薬局ほどよい堂での漢方相談風景|土王説に基づいた腸活アドバイスの様子

中医学の土王説では、脾(ひ)=消化吸収の要(かなめ)
脾が整うと、

  • 気が作られ
  • 血が充実し
  • 津液がめぐり

全身の巡りがスムーズになる、と考えます。

現代でいうなら、腸が整うほど、全身の代謝・免疫・メンタルが安定しやすいという話に近いです。

腸活も

  • プロバイオティクス(善玉菌)
  • プレバイオティクス(エサ)
  • バイオジェニックス(菌の作る有用物質)

に加え、腸のバリア(リーキガット)を守る視点が大切。

薬膳茶は、この“土(脾/腸)ケア”を無理なく日常に組み込む手段として、とても相性がいいんです。

まずはここから|8タイプ体質診断で“自分の現在地”を知る

ほどよい堂の薬膳茶は、8タイプ体質(気・血・水/熱・寒の偏り)に基づいています.

診断では「今のあなたの偏り」を可視化し、合うお茶まで提案できるのが特徴。

8タイプ早見|よくあるサインと養生方向

漢方薬剤師
河邊

あくまで“傾向”の目安です。
混在もしょっちゅうあります。

  • 気虚(ききょ=エネルギー不足タイプ)
    疲れやすい/風邪ひきやすい/声が小さい
    補気(ほき:エネルギー補給)+脾ケア
  • 気滞(きたい=ストレス停滞タイプ)
    胸やお腹の張り/ため息/イライラ
    疏肝理気(そかんりき:気を巡らす)
  • 血虚(けっきょ=栄養と潤い不足タイプ)
    めまい/貧血傾向/肌や髪が乾く
    養血(ようけつ:血を補う)
  • 瘀血(おけつ=血の滞りタイプ)
    肩こり/冷えのぼせ/生理痛
    活血(かっけつ:血を巡らす)
  • 陰虚(いんきょ=潤い不足・ほてりタイプ)
    口や喉の渇き/寝汗/のぼせ
    滋陰(じいん:潤いを補う)
  • 痰湿(たんしつ=余分な水・脂の停滞タイプ)
    むくみ/体が重い/胃もたれ
    化痰利湿(かたんりしつ:余分をさばく)
  • 陽虚(ようきょ=温める力不足タイプ)
    冷え/下痢しやすい/朝がつらい
    温陽(おんよう:温めて底上げ)
  • 湿熱(しつねつ=熱と湿がこもるタイプ)
    ベタつき/吹き出物/だる重い
    清熱利湿(せいねつりしつ:熱と湿を抜く)

体質は“固定じゃない”|3日→3週間→3ヶ月の変化軸

体質は一生タグ付けされたものではなく、生活で動きます。
目安として

  • 3日で体感の変化
  • 3週間で習慣の変化
  • 3ヶ月で体質の土台の変化

が起きやすい。

だから薬膳茶は、「いまの偏りに合わせて選び、変わったらまた調整する」
という付き合い方がいちばん自然です。

【体質別】ほどよい堂の薬膳茶の選び方(最重要)

ここからは、ほどよい堂の体質別(8タイプ)薬膳茶の選び方を、生活の言葉で整理します。

体質別ラインナップが揃っているので、診断結果に沿って選ぶだけで迷いにくいのが強みです。

気虚・陽虚|だるさ/冷え/朝がつらい人の選び方

共通テーマは「エネルギー不足+脾の弱り」。

  • 朝が苦手
  • 休んでも疲れが抜けにくい
  • 冷えると胃腸も弱る
    こんなときは、補う+温める方向の薬膳茶が合いやすくなります。

養生のコツはシンプルに

  • 温かい汁物(味噌汁・野菜スープ)を定番に
  • 甘い飲み物を“噛む甘味”へ置き換える
  • 1口30回で脾のスイッチを入れる

ほどよい堂では、気虚・陽虚向けの体質別ブレンドが用意されていて、“元気チャージ/芯から温まる”方向の設計です。

気滞・瘀血|イライラ/巡り/生理・肩こり系の選び方

共通テーマは「巡りの渋滞」

  • ストレスで胸やお腹が張る
  • 生理前に気分が乱れやすい
  • 肩や首がガチガチ
  • 冷えると痛みやすい

こういうときは、“気血を巡らせる”方向の薬膳茶がフィットしやすいです。

養生のポイントは

  • 香りのよいお茶で“呼吸を深くする”
  • 夕方〜夜に軽い散歩で気を動かす
  • デスクワークは“こまめに肩甲骨を回す”

ほどよい堂の気滞・瘀血向けブレンドは、リラックスと巡りサポートの発想で作られています。

血虚・陰虚|乾燥/不眠/めまい/更年期ゆらぎの選び方

共通テーマは「栄養と潤い不足」

  • 眠りが浅い
  • ふわっとめまい
  • 肌・髪・粘膜が乾く
  • ほてりやすいのに手足は冷える

こんなときは、“補って潤す”方向が基本。

養生のコツは

  • たんぱく質+鉄+ビタミンB群などの材料不足に注意
  • 夜はスマホ光を減らし、入眠の“潤い時間”を作る
  • 甘味は“量より質(なつめ・黒ごまなど)”へ

ほどよい堂では、血虚・陰虚に合わせた潤い・美容系ブレンドも揃っていて、肌や睡眠のゆらぎケアの土台づくりに役立てやすい設計です。

痰湿・湿熱|むくみ/重だるさ/肌荒れ・ベタつきの選び方

共通テーマは「余分がさばけない」

  • 体が重い、朝むくむ
  • 胃もたれ、食後眠い
  • 肌や頭皮がベタつく
  • 口の中が粘る

こんなときは、“さばいて出す/熱を冷ます”方向のお茶が合いやすいです。

養生ポイントは

  • 発酵性食物繊維(海藻・きのこ・豆)を“毎日の定番”に
  • 小麦・甘い飲み物・脂の質を少しずつ調整
  • “早食い→噛む”だけでも脾と腸内細菌が喜びます

ほどよい堂の痰湿・湿熱向けブレンドは、余分な湿や熱を整える方向で設計されています。

【お悩み別】いま困っている不調から選ぶ薬膳茶

体質がわかっても、現実は「いま困ってるのはこれ!」が先ですよね。
そこで、症状→体質の“翻訳”をざっくり置いておきます。

  • 胃腸の弱り/腸活したい
    → 気虚・痰湿がベースに多い
  • 冷え/むくみ
    → 陽虚・痰湿・瘀血の混在が多い
  • 眠り/自律神経の乱れ
    → 血虚・陰虚・気滞が絡みやすい
  • PMS・更年期ゆらぎ
    → 気滞+血虚/瘀血の組み合わせが多い
  • 肌のゆらぎ(乾燥/吹き出物)
    → 血虚・陰虚 or 湿熱・痰湿の方向で分かれやすい

ほどよい堂ECでは「お悩みで選ぶ」導線も整っているので、
症状ベースで選びつつ、体質で微調整するのが最短ルートです。

薬膳素材の使い方|「お茶+ひとさじ薬膳」で養生が日常になる

薬膳茶に慣れてきたら、ぜひ薬膳素材も生活へ。
“お茶の時間”と“食卓”をつなぐと、養生が一気に日常化します。

まず揃えるなら3方向:補う/巡らす/さばく

  • 補う(気血を足す)
    なつめ・枸杞(くこ)・竜眼肉など
    → 疲れやすさ、乾燥、ゆらぎの土台に
  • 巡らす(気血の流れ)
    陳皮・ばら・山査子など
    → 気分や巡り、食後の重さに
  • さばく(余分を抜く)
    はとむぎ・とうもろこしひげ・発酵系食材
    → むくみ・重だるさ・湿の停滞に

ほどよい堂の薬膳素材は、単味でもセットでも選べるので、ライフスタイルに合わせやすいのが魅力です。

使い方のコツ:味噌汁・スープ・ヨーグルトに“追い薬膳”

難しく考えなくて大丈夫。

  • 朝の味噌汁に“なつめ1〜2粒”
  • 夜のスープに“枸杞ひとつまみ”
  • ヨーグルトに“薬膳素材少量トッピング”

みたいに、いつもの定番に足すだけでOKです。

「一物全体(丸ごと食べる)」「身土不二(季節と土地)」の視点で、手元にある食材を活かすほど、薬膳は自然に続きます。

ほどよい堂の強み|“専門家が伴走する薬膳”だから続く

漢方薬局ほどよい堂での漢方相談の様子|宮崎県川南町の自然に囲まれた空間でオーダーメイド薬膳茶をご提案

薬膳茶って、続けるほど体が繊細に反応するので、“合うブレンドに出会えるか”がすごく大事。

ほどよい堂は

  • 体質診断で今を見立て
  • 8タイプ別のブレンドを用意し
  • 必要ならオーダーメイド(相談→調合)まで行ける

という“伴走型の設計”になっています。

「どれ買うべきか不安」
「混在体質でむずかしい」
「早く整えたい」

そんな人ほど、診断+相談ルートが合いやすいと思います。

続け方ガイド|効果を焦らない“養生のリズム”がコツ

24時間の自然な体内リズムを表すイラスト図(ほどよい堂)

薬膳茶は“効かせるもの”というより、整いやすい土台を作るもの
だから、焦らないほうが結果は早かったりします。

生活に落とす3ステップ

  1. :脾(腸)と気を立てる一杯
  2. :巡りと切り替えの一杯
  3. :潤いと回復の一杯

時間帯で“役割”を決めると、
毎日のルーティンにスッと入ります。

よくあるつまずきQ&A

QA

味が苦手かも…

最初は薄めでOK。香りを楽しめたら勝ちです。

どれを選んでも合わない気がする

体質混在の可能性大。診断や相談ルートへ。

忙しくて続けられない

まず“1日1杯だけ固定”から。3週間で習慣が作られやすいです。

迷ったらこれ|初めての人の最短ルート

疑問・悩み

最後に、いちばん迷いにくい導線を置いておきます。

セルフ体質チェックで現在地を知る
→ 診断結果に沿って体質別茶へ。

タイプ混在/失敗したくない人はオーダーメイド初回へ
→ 薬剤師が状態を整理してブレンド。
→ 変化に合わせて内容調整も可能。

ほどよい堂
漢方薬剤師

「自分で選ぶ不安」を、専門家の伴走でショートカットできるのが、ほどよい堂の良さだと思います。

まとめ|薬膳は“特別”じゃなく、毎日できるセルフケア

薬膳茶の選び方は、シンプルに言うと

  1. 体質(8タイプ)で現在地を知る
  2. 体質に合うお茶を選ぶ
  3. 生活に落として続ける
  4. 変化したらまた微調整する

これだけです。

薬膳は、がんばるための健康法じゃなく、
“すでにがんばっている人の体を労わる技術”。

まずは今日、あなたに合う一杯から。
その一杯が、3日後の軽さや、3週間後のリズムや、3ヶ月後の土台に、ちゃんとつながっていきます。

腸活×薬膳×漢方—体質に寄り添う専門店
ほどよい堂

はじめての薬膳でも大丈夫。
オンライン体質診断に答えるだけで、
あなた専用の薬膳茶がご自宅に届きます。

専門資格を持つ薬剤師が、
あなたの「今」に必要な素材を厳選。
もっと心地よく、もっと健やかに。

ほどよい堂と一緒に、
体と心を整えるやさしい習慣をはじめましょう。

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