薬用酒を手作りしてみよう|初心者でも簡単!おすすめの漢方生薬・効能・レシピ付き【保存版】

保存版 初心者でもはじめやすい「薬用酒(薬膳酒)」ガイド

目次

薬用酒を手作りしてみよう|生薬の選び方・基本手順・おすすめレシピ・注意点まで

市販の薬草酒のように「自分に合うブレンド」を目指しつつ、家庭で安全に楽しむためのポイントをまとめました。
中医学(漢方)の視点と、日々の食事・腸活(吸収)につながる考え方をセットで整理しています。

※本記事はセルフケア情報です。体調・体質・服薬状況により合う合わないがあります。妊娠授乳中・持病・服薬中の方は必ず専門家へご相談ください。

薬用酒(薬膳酒)のイメージ:生薬を漬け込んだ瓶

まず押さえる3つの要点

① 生薬×アルコール
成分が引き出されやすいのが特徴。
② 1ヶ月→3ヶ月
香り/コクは熟成で変化。
③ 体質に合わせる
冷え/疲れ/巡り/乾燥で選び方が変わる。

迷ったら、「体質セルフチェック」→「無料相談(LINE)」の順がスムーズです。素材の相性・分量・飲み方まで一緒に整理できます。

薬用酒とは?|漢方の知恵を活かした“自然派ドリンク”

薬用酒(やくようしゅ)の基本

薬用酒は、生薬(しょうやく)やハーブ、果実などを、焼酎・ホワイトリカーなどのアルコールに漬け込んで作る“薬草酒/ハーブリキュール”の一種です。
アルコールは抽出の助けになるため、素材の香りや成分が引き出されやすいのが特徴です。

中医学で見る:なぜ“酒”がベース?

中医学では、酒は「巡らせる」方向に働くと捉えられ、気(き)・血(けつ)・津液(しんえき)のバランスを整える補助として活用されてきました。
とくに、脾(ひ)=消化吸収(“土”)が整うと全身が整いやすい(土王説)という考えとも相性がよいアプローチです。

薬用酒の“歴史”もざっくり知っておく ひらく

薬草を酒に漬ける文化は、地域ごとに形を変えながら受け継がれてきました。
中国では黄酒(老酒)に薬草を漬ける習慣があり、ヨーロッパでもハーブリキュールが親しまれてきた背景があります。
つまり薬用酒は、昔から世界中で「自然の恵みを暮らしに活かす」知恵として根付いている存在です。

薬用酒に使う生薬・素材のイメージ

体質に合わせると、薬用酒は“続けやすい習慣”になります

「冷えに寄せる?」「巡りを重視?」「乾燥ケア?」——同じ薬用酒でも設計が変わります。
ほどよい堂では、体質と目的に合わせたブレンド設計を無料相談でサポートしています。

手作り薬用酒の魅力|自分好みに調整できる“漢方的セルフケア”

手作りが向いている理由

  • カスタマイズ:素材・度数・甘味(氷砂糖/はちみつ等)を目的に合わせて調整しやすい
  • 鮮度:必要な分だけ仕込めるので、素材の香りを楽しみやすい
  • プロセスが楽しい:仕込み→熟成を待つ時間が“整える時間”になりやすい

“健康×美容”を同時に意識しやすい

生薬の組み立て次第で、温め巡り消化サポート潤いなど、狙う方向性を作れます。
ただし薬用酒は“魔法のドリンク”ではありません。食事・睡眠・活動とセットで取り入れるほど、生活が整いやすくなります。

ほどよい堂の軸:①栄養(つくる)②循環(巡らす)③吸収=腸活(受け取る)で、日々のセルフケアを組み立てます。

初心者向け|薬用酒づくりの基本セット(材料・道具)

まず揃えるもの(失敗しにくい最小セット) ひらく

材料

  • 生薬・ハーブ・果実:クコの実、ナツメ、生姜、どくだみ、桂枝(シナモン系)など
  • お酒(アルコール):焼酎/ホワイトリカーが扱いやすい(目安:25〜35度)
  • 甘味料(任意):氷砂糖、はちみつ、砂糖など(味に合わせて調整)

道具

  • 広口瓶(果実酒用):3L前後が使いやすい
  • 計量カップ/スプーン:後から甘味を調整するときに便利
  • 清潔な布巾/キッチンペーパー:水気を残さないのが重要

ベースのお酒は、腐敗しにくさの観点では35度前後が安心。ワイン/日本酒/ブランデーなどでも作れますが、まずは焼酎・ホワイトリカーが失敗しにくいです。

素材から揃えたい方へ

ほどよい堂では、薬用酒に使いやすい生薬素材・薬膳素材を取り扱っています。
「この素材ある?」「体質に合わせて組みたい」なども気軽にご相談ください。

薬用酒の基本的な作り方|初心者でも迷わない「7ステップ」

手順(保存版)ひらく
  1. 素材を選ぶ(目的を決める:冷え/疲れ/巡り/潤い/消化など)
  2. 下処理(乾燥素材はそのまま/生姜や果実は洗って→水気を完全に拭く)
  3. 清潔な広口瓶に入れる(目安:素材合計で100〜200g程度からスタート)
  4. アルコールを注ぐ(瓶の8割程度まで。フタを閉めて軽くなじませる)
  5. 熟成(冷暗所へ。最初の4〜5日は1日1回やさしく揺らして成分を均一に)
  6. 甘味を足す(任意)(目安:1ヶ月後。氷砂糖は数回に分けてでもOK)
  7. 取り出し→濾過→仕上げ熟成(2〜3ヶ月を目安に取り出し、フィルターで濾過→さらに1ヶ月寝かせると角が取れやすい)

ポイント:水分が残るとカビの原因になりやすいので、「水気ゼロ」を徹底すると失敗しにくいです。

薬用酒をさらに楽しむコツ|熟成・保存・濾過で味が変わる

熟成でどう変わる?ひらく
  • 1ヶ月目:香りが立ちやすく、輪郭がシャープに感じやすい
  • 3ヶ月目以降:角が取れてコクが出やすい(ブレンドの“まとまり”が増しやすい)

「好みの飲み頃」を探すのも薬用酒の楽しみの一つです。

保存環境のポイント(カビ・異臭対策)ひらく
  • 冷蔵庫は必須ではありませんが、直射日光を避けた涼しい場所に保管
  • 梅雨〜夏は湿気が多いので、時々状態をチェック
  • 異臭・カビが出た場合は、安全のため廃棄を推奨
濾過で雑味を減らす(仕上がりがクリアに)ひらく

2〜3ヶ月を目安に素材を取り出し、キッチンペーパーやコーヒーフィルターで濾すと、雑味が少なくまとまりやすくなります。
取り出した素材は料理に再利用できることもありますが、アルコールが残るため味見しながら少量で活用してください。

薬用酒に使いやすい生薬一覧|作用・組み合わせのヒント

ここでは、薬用酒に活用しやすい素材を「方向性(温め/巡り/潤い/消化など)」と「相性のよい組み合わせ」の観点で整理しています。
体質や目的で“合う素材”は変わるため、迷ったら体質チェック→相談が近道です。

生薬・薬膳素材リスト(代表例) ひらく
素材(例)狙う方向性(目安)相性のよい組み合わせ(例)ひとことメモ
アンゼリカ(西洋当帰)養血・温め(血虚=栄養不足タイプ)紅花/龍眼肉/ナツメ女性の“血”の土台を意識したいときに。
ウコン巡り・コンディション調整丁子/桂枝/紅花飲酒習慣がある方は“量の管理”を丁寧に。
エゾウコギ(五加皮系)補腎・筋骨(腎虚=回復の貯金不足タイプ)杜仲葉/黄精/桑の枝疲れが抜けにくい・年齢による体力低下が気になるとき。
黄精滋養・補腎・潤いクコの実/ナツメ/杜仲葉“土台の滋養”寄りの設計に。
陳皮(オレンジピール)理気(気滞=ストレス停滞タイプ)・消化山査子/決明子/はとむぎ香りがまとまりやすく、飲み口を整えやすい。
菊花清熱・目のケア決明子/桑の葉/クコの実PC疲れ・頭が熱っぽいと感じる時の方向性に。
枳殻気の巡り・張り感のケア陳皮/山査子胸やお腹の“つかえ”を感じやすいタイプに。
北沙参 / 玉竹潤い(陰虚=潤い不足タイプ)白きくらげ/枇杷葉/クコの実乾燥・喉・肌の“カサカサ”方向に。
丁子(クローブ)温め・胃腸のサポートウコン/桂枝/陳皮スパイス感。入れすぎると香りが強く出やすい。
黒枸杞 / 桑の実潤い・美容寄り龍眼肉/ナツメ/女貞子“美容酒”の方向性に組み込みやすい甘み。
桂枝 / よもぎ温め・巡り(寒証=冷えタイプ)紅花/丁子/クロモジ冷えが強い方は“温め過ぎ”にも注意。
決明子(焙じ)スッキリ・巡り山査子/陳皮/桑の葉ほうじ茶風味で飲みやすく設計しやすい。
毛人参(高麗人参)補気(気虚=エネルギー不足タイプ)炙甘草/ナツメ/黄精胃腸が弱い方は“量”を控えめから。
紅花 / 鶏血藤活血(お血=巡り停滞タイプ)桂枝/アンゼリカ/龍眼肉女性の“巡り設計”に使われやすい組み合わせ。
山査子食のサポート(食積=食べ過ぎ停滞タイプ)陳皮/決明子/金柑脂っこい食事が続いたときの方向性に。
白きくらげ / 松の実潤い・美容・腸のうるおいクコの実/ナツメ/玉竹乾燥が気になる季節の“しっとり設計”に。
バラ茶(玫瑰花)/ ジャスミン理気・香り(気分のゆらぎ)蘇梗/陳皮/薄荷香りで“続けやすさ”を作りたいときに。
薄荷(ペパーミント)清涼・スッキリ菊花/ネトル/バラ茶夏向きの設計に。冷えタイプは量に注意。
夜交藤 / 合歓皮安神(緊張・ストレス)龍眼肉/ナツメ/ラベンダー“一日の終わり”に寄せた設計の方向性。
龍眼肉 / ナツメ補血・安心感夜交藤/バラ茶/白きくらげ甘みがあり、飲み口が丸くなりやすい。
めぐすりの木目のケア・スッキリ菊花/クコの実/決明子目の疲れが続く方向性の設計に。
どくだみ / クロモジスッキリ・香り生姜/桑の葉/決明子香りの好みで“割り方”も工夫すると◎。

※名称や作用の捉え方は、中医学での一般的な方向性を“目安”として整理しています。体質・体調により適する素材は変わります。

「これとこれ、合う?」を最短で解決

薬用酒は“組み合わせ”で印象が変わります。
冷え・疲れ・ストレス・乾燥など、今の状態に合わせてブレンドの方向性を一緒に決めましょう。

目的/体質別|薬用酒の組み立て方(漢方の“型”で迷わない)

冷えが主役:寒証(かんしょう=冷えタイプ)

方向性:温める巡らせる

  • 例:桂枝/生姜/よもぎ+(紅花など)
  • 注意:のぼせやすい方・熱っぽい方は“温め過ぎ”に注意

疲れが主役:気虚(ききょ=エネルギー不足タイプ)

方向性:補気脾(消化吸収)を助ける

  • 例:高麗人参(毛人参)/ナツメ/黄精+(炙甘草など)
  • コツ:胃腸が弱い方は“少量から”設計

気分の張り:気滞(きたい=ストレス停滞タイプ)

方向性:香り巡り消化

  • 例:陳皮/バラ茶/ジャスミン+(山査子など)
  • 割り方:炭酸割り・お湯割りで香りが立ちやすい

乾燥が主役:陰虚(いんきょ=潤い不足タイプ)

方向性:潤いしっとり設計

  • 例:白きくらげ/玉竹/北沙参+(クコの実など)
  • 注意:甘みを足す場合は“量”を調整して続けやすく

「どの型か分からない」「混ざっている気がする」場合は、セルフチェックが役立ちます。
👉 漢方的体質セルフチェック

ほどよい堂おすすめ薬用酒レシピ|“目的別”に3本

ほどよい堂の生薬素材イメージ
レシピ① どくだみ×生姜|スッキリ設計の薬用酒ひらく

材料(目安:3L広口瓶)

  • どくだみ(乾燥):約50g
  • 生姜(スライス):約50g(皮ごとOK/水気を拭く)
  • ホワイトリカー:1.8L
  • 甘味(任意):氷砂糖 100〜150g(好みで)

作り方(要点)

  • 乾燥どくだみはそのまま投入、生姜は水気を完全に拭いて投入
  • 1ヶ月ほど置く →(甘味を足すなら)追加してさらに熟成

飲み方のヒント

  • 香りが強いと感じるとき:炭酸割り/レモン少量で飲みやすく
  • 冷えタイプは:生姜量を控えめに調整するのも手
レシピ② 高麗人参×ナツメ×クコの実|滋養寄りの薬用酒ひらく

材料(目安:3L広口瓶)

  • 高麗人参(スライス乾燥):30〜40g
  • ナツメ:50g(種抜き推奨)
  • クコの実:50g
  • 焼酎(25度程度):1.8L
  • 甘味(任意):はちみつ 大さじ2〜3

作り方(要点)

  • 素材→焼酎を注ぎ、1ヶ月漬けてから味を見つつ甘味を追加
  • さらに1〜2ヶ月寝かせるとまとまりやすい

こんなときに

  • 疲れが抜けにくい/体力の底上げをしたいと感じる時の方向性
  • 胃腸が弱い方は少量から(割って飲むのもOK)
レシピ③ 桂枝×生姜×はちみつ|ぽかぽか美容酒ひらく

材料(目安:3L広口瓶)

  • 桂枝:30〜50g
  • 生姜(スライス):約50g
  • ホワイトリカー:1.8L
  • はちみつ:大さじ3〜5(好みで)

作り方(要点)

  • 桂枝+生姜+ホワイトリカーで1ヶ月 → はちみつを追加 → さらに熟成

ポイント

  • 冷えが気になる季節に“続けやすい”設計
  • 熱っぽさが出やすい方は、桂枝の量を控えめに調整

「レシピを自分用に微調整したい」方へ

体質・生活リズム・お悩み(冷え/疲れ/ストレス/乾燥)に合わせて、素材の足し引きを一緒に組み立てます。

薬用酒の飲み方と注意点|安心して楽しむための基本

飲むタイミング(目安)ひらく
  • 食前:香りを楽しみつつ、食事の時間に気持ちを切り替えたいときに
  • 就寝前:リラックス寄りに組んだものを“少量”ゆっくり(飲酒に弱い方は無理しない)

アルコールが苦手な方は、お湯割り・水割り・ロックなどで度数を調整し、量を控えめに。

飲み過ぎは逆効果になりやすいひらく

薬用酒は“薬っぽい”設計でも、基本はアルコールです。飲み過ぎると肝臓や睡眠に負担がかかりやすくなります。
少量で、続けやすい形に整えるのがコツです。

薬用酒だけでなく、“漢方薬”の選択肢も

体質や目的によっては、薬用酒よりも漢方薬の方が取り入れやすいこともあります。
ほどよい堂では漢方薬が1包から購入できる仕組みもご用意しています。

よくある質問(FAQ)|失敗しないためのQ&A

Q1. どのくらい漬ければ飲めますか?ひらく

目安は最低1ヶ月。味が尖りやすいので、可能なら2〜3ヶ月で一度素材を取り出し、濾過してからさらに寝かせると“まとまり”が出やすいです。

Q2. 甘味料は最初に入れてもいい?ひらく

最初から入れると抽出がゆっくりになることがあるため、1ヶ月後を目安に後入れが管理しやすいです。氷砂糖は溶けにくいので数回に分けて加えてもOK。

Q3. カビっぽい…どう判断する?ひらく

異臭、明らかなカビ、糸を引くような変化がある場合は安全を優先し、廃棄を推奨します。原因の多くは水気残りなので、仕込み時の拭き取りを丁寧に。

Q4. ベースのお酒は何がいい?ひらく

初心者は焼酎・ホワイトリカーが扱いやすいです(目安:25〜35度)。腐敗しにくさを重視するなら35度前後が安心。香りを楽しみたい場合は、素材に合わせて選ぶのもおすすめです。

Q5. 自分に合う生薬が分かりません…ひらく

体質(冷え/疲れ/ストレス/乾燥など)でおすすめが変わるため、体質セルフチェック無料相談が近道です。分量や割り方、飲むタイミングも含めて整理できます。

まとめ|薬用酒は“セルフケアの第一歩”|迷ったらプロに任せるのが早い

薬用酒は、素材選び・熟成・飲み方の工夫で“続けやすい習慣”になりやすい一方、体質や体調によって合う設計が変わります。
「自分の型が分からない」「失敗したくない」「美容寄りにしたい」など、方向性に迷ったらぜひご相談ください。

※本記事は一般的な情報提供を目的としています。体調に不安がある場合や服薬中の方は、必ず医師・薬剤師などの専門家へご相談ください。

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本記事の信頼性を高めるため、監修者情報と免責事項をまとめています。 体質の整理(中医学)と、現代の栄養学・生活習慣の視点を両輪で扱い、誠実な表現を心がけています。

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ほどよい堂|漢方×薬膳×腸活のトリプルメソッド(監修者紹介イメージ)

監修:河邊 甲介(薬剤師/中医薬膳師/薬膳素材専門士/ペットフーディスト)
漢方薬局「ほどよい堂」代表

宮崎県川南町にて、漢方 × 薬膳 × 腸活のトリプルアプローチによる健康相談を行っています。 体質の言語化と、日常で“続く整え方”をセットでご提案しています。

  • 栄養:細胞は“食べたものでしか作られない”
  • 循環:巡りが整うと、酸素・栄養が届きやすくなる
  • 吸収(腸活):食べるだけでなく“吸収できる腸”を育てる
漢方相談 薬膳(食養生) 腸活(消化吸収) セルフケア設計
所在地:〒889-1301 宮崎県児湯郡川南町川南26197-1(峠の里内)
TEL:0983-32-7933
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