スタチン服用中の「だるさ・筋肉痛」…還元型CoQ10でどう考える?ミトコンドリア視点で解説

目次
現在販売されているスタチン系薬剤(日本)一覧|ストロング/スタンダード早見
ここでは、日本で流通している代表的なスタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)を「成分(一般名)ベース」で整理しています。
同一成分でも後発品(ジェネリック)の販売名は多数あるため、迷ったら下の判別ツールと、最後のPMDA検索をご活用ください。
※「ストロング/スタンダード」「脂溶性/水溶性」は国内資料でよく使われる“整理の目安”です(個別の選択は医師判断が優先)。
スタチン(単剤)一覧|成分(一般名)ベース ストロング/スタンダードの目安つき
| 分類(目安) | 一般名(成分名) | 代表的な先発品(販売名) | 脂溶性/水溶性(目安) | メモ(使い分けのヒント) |
|---|---|---|---|---|
| ストロング | アトルバスタチン | リピトール | 脂溶性寄り(として扱われることが多い) | 併用薬(CYP系など)を含め、相互作用チェックが重要になりやすい |
| ストロング | ピタバスタチン | リバロ | (資料により整理が分かれることあり) | 国内で使用頻度が高いストロング群の一角として扱われることが多い |
| ストロング | ロスバスタチン | クレストール | 水溶性寄り(として扱われることが多い) | “水溶性寄り”として整理される文脈が多い |
| スタンダード | プラバスタチン | メバロチン | 水溶性寄り(として扱われることが多い) | 相互作用の観点で比較的扱いやすい文脈がある(個別評価が前提) |
| スタンダード | シンバスタチン | リポバス | 脂溶性寄り(として扱われることが多い) | “夜間に合成が亢進”の説明がされることがある(指導文脈) |
| スタンダード | フルバスタチン | ローコール | 脂溶性寄り(として扱われることが多い) | スタンダード群として整理されることが多い |
スタチンを含む「配合剤」一覧|日本で流通している代表例 成分の組み合わせで判別する
| 系統 | 一般名(成分) | 販売名(例) | 見分け方 |
|---|---|---|---|
| エゼチミブ+スタチン | エゼチミブ/アトルバスタチン | アトーゼット配合錠 | 「エゼチミブ+〜スタチン」の組み合わせ |
| エゼチミブ+スタチン | エゼチミブ/ロスバスタチン | ロスーゼット配合錠 | 「ロスバスタチン」=スタチンを含む |
| 降圧薬+スタチン | アムロジピン/アトルバスタチン | カデュエット配合錠 | 血圧薬+スタチンの“合剤” |
※配合剤は名称から成分が想像しにくいことがあります。お薬手帳の一般名(成分)を確認すると確実です。
後発品(ジェネリック)を“漏れなく”拾う方法|PMDAで一般名検索 販売名がずらっと出ます
- PMDA「添付文書情報検索」を開く
- 検索欄に一般名(例:ロスバスタチン/プラバスタチン/アトルバスタチン)を入力
- 販売名(先発・後発)が一覧で表示されるので、お薬手帳の名称と照合
自分が服用している薬はスタチン系?かんたん判別ツール 販売名/一般名どちらでもOK
ヒント:一般名の語尾が「〜スタチン」ならスタチン系の可能性が高いです。
※このツールは“目安”です。最終確認はお薬手帳・添付文書・医療者への確認で行ってください。
還元型コエンザイムQ10(CoQ10)× ミトコンドリア × スタチン(コレステロール薬)
ポイントは、「スタチンの通り道(メバロン酸経路)」と 「ミトコンドリアの発電(ATP産生)」がつながっていること。
体調の“サイン”を見ながら、安全に・期限を切って整える選択肢としてご活用ください。



まずは“土台のエネルギー設計”から LINE無料漢方相談はこちら
服薬状況も含めて安全に整理 漢方的体質セルフチェック
あなたの「証(タイプ)」の傾向を把握 LINE友だち追加(相談の入口)
気軽に質問→続けられる設計へ
※「飲み方・量・相互作用(ワルファリン等)」は個別に確認が安心です。迷ったら先に相談がおすすめです。
ミトコンドリアとCoQ10の役割
- ミトコンドリア:細胞の“発電所”。栄養(糖・脂質)からATP(エネルギー)を作ります。
- CoQ10:発電ライン(電子伝達)を助け、エネルギー産生に関わる成分です。
スタチンとCoQ10が話題になる理由
- スタチンはLDLを下げる一方、同じ道(メバロン酸経路)によりCoQ10側にも影響しうると考えられます。
- ただし「CoQ10低下=必ず症状」ではありません。筋肉症状(SAMS)が出る方は対策候補として検討されます。
ミトコンドリアの“発電”とCoQ10 ATP(エネルギー)・電子伝達・疲れやすさの理解に
体がだるい・踏ん張れない・回復が遅い…そんな時、まず整理したいのが「発電の材料」と「発電の回路」です。 CoQ10は、ミトコンドリアの発電ラインで“電子の受け渡し”を助ける役割が知られています。

体感は一気に変わるより、「3日で体感の変化 → 3週間で習慣の変化 → 3ヶ月で土台の変化」の時間軸で積み上がりやすい考え方です。
なぜスタチンで“筋肉の違和感”が話題になる? SAMS(スタチン関連筋症状)を安全に見分ける
スタチンは脂質管理に有用な一方、体質や条件によって筋肉痛・こわばり・だるさなどが気になる方がいます(SAMS)。 まずは「別の原因がないか」を含めて、落ち着いて整理するのが安全です。
- 太もも・ふくらはぎの筋肉痛
- こわばり/重だるさ
- 力が入りにくい感じ
- 運動後の回復が遅い感覚
【赤信号】 広範な筋肉痛+強い脱力/発熱/赤色尿(コーラ色)などがある場合は、 まれに重い筋障害が疑われるため、早めの受診が推奨されます。
服薬中の自己判断の中断はリスクもあります。症状が強い場合は、医療者と一緒に量・種類・服用間隔などの選択肢を検討します。
CoQ10を足すと楽になる?(エビデンスの温度感) 「効く人もいるが、全員に確実ではない」前提で設計
研究では、痛みの軽減を示唆する報告がある一方、結果が一貫しない整理もあります。 そこで現場では、“試すなら安全に・期限を切って”という使い方が現実的です。
| Step 1 | 原因鑑別(甲状腺、ビタミンD不足、相互作用、運動負荷、体調変化など)を確認 |
|---|---|
| Step 2 | 試すなら食後で(脂溶性なので油を含む食事のあと) |
| Step 3 | 2〜4週間で「筋肉痛・だるさ・回復感」をチェックし、方針を見直す |
還元型(ユビキノール)と酸化型(ユビキノン)の違い 「形」より「吸収設計」と「飲み方」が大事なことも
- 還元型(ユビキノール):抗酸化側で語られやすい形
- 酸化型(ユビキノン):食品にも多い形。体内で相互に変換されます
臨床的には、製剤(吸収設計)や食後摂取など、実際の使い方で差が出ることもあります。 「どちらが絶対に上」と断定せず、合う設計を作るのが現実的です。
試すならこの設計(飲み方・目安量・チェック方法) “まず1つ変えるならここ”を明確に
① 飲み方:CoQ10は脂溶性のため、基本は食後(油を含む食事のあと)がおすすめです。
② 目安量:一般的に100〜200mg/日の範囲で検討されることが多い考え方です。
③ 期限:2〜4週間で体感(筋肉痛・だるさ・回復感)を見直し、合わなければ次の手へ。
チェックのコツ(続けられる設計)
- 「朝のだるさ」「階段」「運動後の回復」の3点をメモ
- 体調が揺れる日は“増減しない”が安全(特に併用薬がある場合)
- 変化が小さくても“睡眠・食事・運動”の土台と一緒に整える
併用注意(ワルファリン等)と安全の考え方 「自己判断で増やさない」だけでリスクが下がります
- ワルファリンなど抗凝固薬を使用中の方は、自己判断で追加・増量せず医師/薬剤師に共有を。
- 筋肉症状がある場合は、相互作用薬(例:一部抗菌薬・抗真菌薬など)や体調変化も含めて見直し対象です。
- 強い症状・赤信号がある場合は、早めの受診を優先してください。
“禁止”よりも、量と変動を安定させることが大切な場面があります。安全に続けるための設計は、LINE相談で一緒に整理できます。
中医学の言葉でまとめると(気虚+血虚の方向) 脾(消化吸収=土台)を立てて、巡りを整える
スタチン中の「だるさ・筋肉の重さ」が強い方は、 中医学では 気虚(エネルギー不足タイプ)+(場合により)血虚(栄養不足タイプ) に傾くことがあります。
その場合、脾(消化吸収=土台)を立てる+巡りをつけるが体感につながりやすい考え方です。 現代栄養的には、CoQ10は「ミトコンドリア側の補助」として整理すると分かりやすくなります。
毎日の“土台”に(できることから1つ)
- 味噌汁・野菜スープを“定番”に(胃腸=脾を助ける)
- 海藻・きのこ・豆を足して、腸のエサ(プレバイオティクス)を増やす
- よく噛む(目安30回)=消化のスイッチ
よくある質問(FAQ) 購入前の不安をここで解消
Q. スタチンを飲んでいます。CoQ10は併用できますか?
併用が検討されることはありますが、体質・症状・併用薬によって変わります。 特に抗凝固薬などがある場合は、自己判断で開始/増量せず医療者へ共有が安心です。
Q. いつ飲むのがよいですか?
脂溶性のため、基本は食後(油を含む食事のあと)が目安です。
Q. どれくらいで実感しますか?
個人差があります。目安として2〜4週間で「筋肉痛・だるさ・回復感」を見直し、 合わなければ方針を切り替えるのが現実的です。
Q. 還元型の方が必ず良いですか?
体内で相互に変換されるため、形だけで決めず、吸収設計や食後摂取など “使い方”も含めて選ぶのが安心です。
Q. 筋肉痛が強いときはどうすれば?
強い筋肉痛、脱力、発熱、赤色尿などがあれば早めの受診が推奨されます。 自己判断でスタチンを中止せず、医師へ相談してください。
Q. どれを選べばいいか迷います。
服薬状況・食事・運動量・不調の出方で最適解が変わります。 ほどよい堂ではLINE無料相談で「続けられる設計」を一緒に整理できます。
ほどよい堂の考え方|“土台”から整える
ほどよい堂は、栄養(材料)・循環(巡り)・吸収=腸活(使える腸)の3本柱で、 その人の「今の状態」を整理しながら、続けられる形に落とし込みます。

参考文献(読みたい方へ)
本ページは一般的な情報提供を目的とし、診断・治療・処方の代替ではありません。サプリメントは医薬品ではなく、効果を断定するものではありません。 持病治療中・妊娠授乳中・処方薬(特に抗凝固薬など)を使用中の方は、開始や増量の前に主治医・薬剤師へご相談ください。 強い筋肉痛、脱力、発熱、赤色尿などがある場合は、早めの受診をご検討ください。
監修者・免責事項
本記事の信頼性を高めるため、監修者情報と免責事項をまとめています。 体質の整理(中医学)と、現代の栄養学・生活習慣の視点を両輪で扱い、誠実な表現を心がけています。
Supervisor / Reviewer
監修者情報

監修:河邊 甲介(薬剤師/中医薬膳師)
漢方薬局「ほどよい堂」代表
宮崎県川南町にて、漢方 × 薬膳 × 腸活のトリプルアプローチによる健康相談を行っています。 体質の言語化と、日常で“続く整え方”をセットでご提案しています。
- 栄養:細胞は“食べたものでしか作られない”
- 循環:巡りが整うと、酸素・栄養が届きやすくなる
- 吸収(腸活):食べるだけでなく“吸収できる腸”を育てる
ほどよい堂の情報を見る クリックで開閉
迷ったままにしない。まずは「無料漢方相談」で、体質を整理しませんか?
薬剤師/中医薬膳師が、あなたの状態を“体質の言葉”で分かりやすく整理。 目的やライフスタイルに合わせて、薬膳素材・漢方茶(ブレンド)を丁寧に組み立て、整える一歩をお届けします。
人気健康誌 Tarzan(ターザン) にも紹介(2025年2月発売)|特集「漢方で不調を整える」
「自分の場合はどう整える?」が気になる方へ。
ほどよい堂では、体質(気・血・津液/陰陽・寒熱など)の整理と、食事・生活の整え方をセットでご提案しています。
免責事項 クリックで開閉
本記事は一般的な情報提供を目的としており、診断・治療・処方の代替ではありません。 症状が強い/長引く/不安が大きい場合は、医療機関・専門家へご相談ください。
- 体質・状態・既往歴により、最適な対処は異なります。
- 妊娠中・授乳中・服薬中・通院中の方は、自己判断での実施を避け、必ず確認してください。
- 記事内容は、予告なく更新・変更する場合があります。

