外食・コンビニ総菜で栄養が心配な大学生へ|不足しやすい栄養と“クロレラ×腸活×漢方”で整える方法
外食・総菜で栄養が心配…を「出す×入れる」腸活で解決へ
外食や総菜は手軽でおいしい一方、野菜・たんぱく質・鉄・ビタミンB群・食物繊維が不足しやすく、油・糖・塩は多くなりがちです。
中医学では「食=血=細胞」。“脾(ひ)=消化吸収の土台(=土)”を守ることが、学びの集中力や免疫・メンタルの土台にもつながります。

外食・総菜で“栄養の穴”が起きる理由
カロリーは足りているのに、材料(たんぱく・ビタミン・ミネラル・食物繊維・フィトケミカル)が足りない状態は、いわゆる「新型栄養失調」になりやすいと考えられます。
特に一人暮らしは「忙しさ」「コスパ」「味の魅力」で、選択が偏りやすいのが現実です。
まず1つ変えるなら、①汁物を足す/②野菜・海藻・きのこを足す/③たんぱく質を確保のどれか1つでOK。
忙しさ・コスパ・味の「3要因」と、起こりやすい偏り 読む
| 理由 | 現実 | 中医学的に起こりやすいこと |
|---|---|---|
| 忙しさ | 授業・バイト・課題で自炊が続かない | 脾(消化吸収)が疲れ、だるさ・食後眠気(気虚)に |
| コスパ | 食材ロス・光熱費が気になる | 炭水化物偏重→血(栄養)が作れず血虚に |
| 味の魅力 | 濃い味・揚げ物・即席が“満足” | 油・塩過多→痰湿(むくみ・重だるさ)に傾きやすい |
※「当てはまる=悪い」ではありません。体質と生活に合う“戻し方”を作るのが目的です。
中医学で見る:脾(土)を守る「出す×入れる」腸活
中医学では、脾胃(ひい)=消化吸収の要が食べ物から気(エネルギー)・血(栄養)・津液(うるおい)を作り、全身へ届けると考えます。
外食・総菜中心のときほど、「何を食べるか」+「吸収できる腸(バリア)」の両方が大切です。
・出す:溜め込みやすいもの(不要物)をためない → 排泄の流れを作る
・入れる:不足しがちな材料(たんぱく・鉄・ビタミンB群・食物繊維)を埋める
・続ける:3日で体感/3週間で習慣/3ヶ月で土台…の時間軸で「無理なく」積み上げ
腸活3点セット:プロ・プレ・バイオジェニックス+リーキーガット 読む
- プロバイオティクス:善玉菌(ヨーグルト、発酵食品など)
- プレバイオティクス:菌のエサ(海藻・きのこ・豆・発酵性食物繊維)
- バイオジェニックス:菌が作る有用成分(発酵由来の成分など)
- リーキーガット:腸バリア低下。外食・加工食品・ストレス・睡眠不足が重なると揺らぎやすい
“土(脾)”が整うと、気血水が巡りやすくなる——腸活は「吸収の底上げ」です。
今日からの「噛ミング30」:外食ほど効く、最強の脾サポート 読む
- 目安:1口30回(全部じゃなくてOK。まずは最初の5口だけでも)
- よく噛む=消化のスイッチ → 胃腸の負担が減り、満足感も上がりやすい
- 食後の眠気が強い人ほど、噛む・温かい汁物・野菜から食べるが効きやすい
不足・過剰になりやすい栄養(データ視点)
外食・総菜は便利ですが、食物繊維・鉄・ビタミンB群・良質たんぱくが不足しやすく、油・糖・塩が多くなりがちです。
ここを“構造”として理解すると、改善が一気にラクになります。
不足しやすい栄養/余りがちな栄養(要点まとめ) 開く
不足しやすい
- 食物繊維:便通・腸内環境に。外食は野菜量が少なくなりやすい
- 鉄:特に女性は不足しやすく、立ちくらみ・集中力低下に
- ビタミンB群:糖質代謝・脳機能に必要。精製食品中心だと欠けやすい
- 良質たんぱく:材料不足は疲れやすさ・筋力低下へ
余りがち
- 油:揚げ物・炒め物が続くと、重だるさ(痰湿)へ
- 糖:菓子パン・甘い飲み物・スイーツで過剰になりやすい
- 塩:加工食品・外食は高めになりがち(むくみの一因にも)
(表)よくある1週間例:不足栄養マップ 開く
| 曜日 | 食事例 | 不足しやすい | 過剰になりやすい |
|---|---|---|---|
| 月 | 朝:菓子パン+コーヒー/昼:ラーメン/夜:唐揚げ弁当 | 食物繊維・鉄・B群 | 油・塩 |
| 火 | 朝:抜き/昼:牛丼/夜:コンビニパスタ | たんぱく・食物繊維 | 塩・糖 |
| 水 | 朝:おにぎり1個/昼:からあげ定食/夜:スーパー寿司 | 野菜・鉄 | 油・塩 |
| 木 | 朝:トースト+マーガリン/昼:カレー/夜:焼きそば | B群・食物繊維 | 油・糖 |
| 金 | 朝:菓子パン/昼:うどん/夜:焼肉 | 鉄・野菜 | 油・塩 |
| 土 | 朝:寝坊で抜き/昼:ピザ/夜:居酒屋 | B群・食物繊維 | 油・塩・糖 |
| 日 | 朝:ホットケーキ/昼:ファストフード/夜:惣菜フライ | 鉄・野菜・食物繊維 | 油・糖 |
この偏りが続くと、中医学では「気血不足+痰湿」に傾きやすい——という見立てになります。
体質別:気虚・血虚・痰湿・瘀血・陰虚の対策(弁証→背景→養生)
ここは“体質ミスマッチ”をほどくパートです。証(タイプ)を組み立て → 背景を理解し → 治則(整え方)を決めます。
迷ったら、まずは体質セルフチェックから。
簡易チェック:いま「脾(消化吸収)」が疲れているサイン 開く
- 朝起きても疲れが残る/食後に眠くなる
- 便秘・下痢を繰り返す/お腹が張りやすい
- むくみやすい/胃もたれしやすい
- 顔色がくすむ・唇が白っぽい(血虚サイン)
当てはまるほど、まずは「温かい汁物+野菜(海藻・きのこ)+よく噛む」が効きやすいです。
気虚(ききょ)=エネルギー不足タイプ:だるい・集中が続かない 開く
背景:炭水化物で埋めがち/たんぱく不足 → 気が作れない。
治則:脾を補い、気を立てる(補気健脾)。
- 選び方:おにぎり+サラダチキン/豆腐/卵+具沢山味噌汁
- ちょい足し:納豆・豆・雑穀・海藻
- コツ:朝に温かい汁物(脾を温める)
血虚(けっきょ)=栄養不足タイプ:立ちくらみ・肌の乾燥・くすみ 開く
背景:鉄・葉酸・たんぱく不足/睡眠不足で造血が追いつかない。
治則:血を養う(補血)+脾を守り吸収を底上げ。
- 選び方:焼き魚・赤身肉・卵・豆腐/小松菜・ひじき・黒ごま
- ちょい足し:味噌汁にわかめ+乾燥野菜、ヨーグルト+果物(食べ過ぎ注意)
- コツ:カフェインで誤魔化さず、まず睡眠を確保
痰湿(たんしつ)=余分がたまりやすいタイプ:むくみ・重だるい・胃もたれ 開く
背景:油・塩が多い/冷たい飲み物/夜遅い食事で脾が疲れる。
治則:脾を助け、湿をさばく(健脾利湿)。
- 選び方:揚げ物→焼き・蒸しへ/サラダは「海藻・きのこ」系
- ちょい足し:大根・きのこ・わかめ・ひじき
- コツ:夜は汁物+主菜中心、主食は少なめに調整
瘀血(おけつ)=巡りが滞りやすいタイプ:肩こり・頭痛・生理痛 開く
背景:座りっぱなし+ストレス+栄養不足で巡りが落ちる。
治則:巡りを促し、温める(活血・温陽)。
- 選び方:青魚・玉ねぎ・酢・生姜/温かい汁物
- ちょい足し:歩く(朝散歩3〜10分)+深呼吸
- コツ:甘い飲み物を減らすなら「水・お茶・薄い味噌汁」へ置換
陰虚(いんきょ)=潤い不足タイプ:のどの渇き・寝汗・イライラ 開く
背景:夜更かし・カフェイン多用・辛いもの続きで“陰(潤い)”が消耗。
治則:潤いを養い、熱を落ち着かせる(養陰)。
- 選び方:豆腐・卵・白きくらげ・梨・ヨーグルト(冷えやすい人は量に注意)
- ちょい足し:温かいスープ+早め就寝(まず30分前倒し)
- コツ:寝る前のスマホ時間を短く(陰を守る)
“土(脾)”を守りながら、不足を埋め、余分をためない設計にしていきます。
クロレラ(バイオリンク)活用:栄養補給×腸の守りを同時に
クロレラ(バイオリンク)は、緑のまるごと食品として、たんぱく質・クロロフィル・ビタミンミネラル・食物繊維・多糖体などを含み、外食で生まれやすい“栄養の穴”を埋める発想と相性がよい素材です。
とくに「脾(土)」を守りたいときは、“入れる”だけでなく“受け取れる腸”を支える視点が大切です。
摂り方イメージ:維持量/しっかり整える量(段階設計) 開く
- 維持量:毎日コツコツ(例:朝・夜に分けて)
- しっかり整える量:忙しい時期・試験前などは「短期集中」の考え方も
- コツ:“気合い”より習慣の型(朝の味噌汁とセットなど)にする
※体調・体質・既往歴・服薬状況により適量は変わります。迷う場合はLINEでご相談ください。
【重要】ワルファリン(抗凝固薬)服用中の注意 必読
ワルファリン服用中は、食品・サプリの影響を受ける可能性があります。
自己判断で開始・増量せず、必ず主治医・薬剤師に相談してください。
1か月スタータープラン:朝・昼・夜の「型」で無理なく習慣化
続く人は、最初から完璧を目指しません。「型」→「増減ルール」の順で作ると、外食中心でも整えやすくなります。
まずはこの3点セット(最短ルート) おすすめ
- 朝:温かい汁物(味噌汁 or スープ)
- 昼:主菜(たんぱく)を確保(焼き魚・鶏・卵・豆)
- 夜:副菜(海藻・きのこ・豆)を足して腸を守る
この3点が揃うと、「脾(土)」が安定しやすく、3日で体感が出る人もいます。
忙しい週の“増減ルール”(崩れても戻せる) 開く
- 飲み会・揚げ物が続いたら:翌日は「汁物+野菜+たんぱく」を優先
- 朝が抜けたら:昼に“具沢山”を作る(スープ・サラダ・豆)
- 甘い飲み物を減らすなら:頻度を決めて、水・お茶・薄い味噌汁へ置換
「うちの子に合う型」を一緒に作れます
体質・生活リズム・予算に合わせて、外食でも続く“最適解”をご提案します。
※食事の写真だけでもOK/匿名OK。状況整理から一緒に行います。
コンビニ・スーパー“買い方改革”|主食・主菜・副菜・汁物・甘味
外食・総菜中心でも、買い方を少し変えるだけで「脾(土)」は守れます。
合言葉は“主菜(たんぱく)+副菜(海藻・きのこ)+汁物(温)”です。
(表)選び方早見表:迷ったらこれ 早見
| カテゴリ | 選び方 | 避けたい例 | 中医学的ねらい |
|---|---|---|---|
| 主食 | 雑穀おにぎり/具沢山サンド(卵・野菜) | 菓子パン/白米のみ | 脾を支え、血糖を安定 |
| 主菜 | 鶏むね・焼き魚・冷しゃぶ・卵・豆腐 | 揚げ物中心 | 気血の材料を確保 |
| 副菜 | 海藻サラダ・きのこ・ひじき・豆 | マヨ多め系 | 腸を守る(プレバイオ) |
| 汁物 | 具沢山味噌汁/スープ(温) | 冷たい飲み物だけ | 脾胃を温め吸収UP |
| 甘味 | 果物+発酵食品(量は控えめ) | ケーキ・甘味過多 | 脾の負担を増やしにくい |
3秒“ちょい足し”レシピ:忙しくても腸活できる 開く
- インスタント味噌汁に乾燥わかめ+乾燥野菜
- 惣菜サラダに海藻・きのこを足す(売ってなければ「ひじき煮」でもOK)
- 主菜が弱い日は卵/豆腐/納豆を1つ足す
「まず1つ変えるならここ」→ 汁物を足すが最も戻しやすいです。
Q&A|保護者の不安・学生のリアル
よくある疑問をまとめました(押すと開きます)。
外食ばかりでも、最低限これだけは守るといい?開く
答え:「主菜(たんぱく)+副菜(海藻/きのこ/豆)+汁物(温)」の3点です。ここが揃うと、脾(土)が安定しやすくなります。
朝食を抜きがち。どう戻す?開く
答え:まずは「温かいスープだけ」からでOK。3日→3週間→3ヶ月の時間軸で、少しずつ型を作るのが続きます。
便秘・下痢を繰り返す…腸活は何から?開く
答え:「噛む(噛ミング30)」「温かい汁物」「海藻・きのこ・豆(プレバイオ)」の順が取り入れやすいです。リーキーガットが疑われる場合は、負担になる食品を整理しつつ“受け取れる腸”を育てます。
サプリは何を選べばいいか迷う開く
答え:体質・食生活・目的で変わります。まずは体質セルフチェックで方向性を整理し、必要ならLINEで状況を共有してください(写真だけでもOK)。
クロレラはいつ飲むのが続く?開く
答え:「朝の味噌汁(スープ)とセット」にすると続きやすいです。外食が続く週は“増減ルール”で調整すると挫折しにくくなります。
漢方も検討したい。いきなり高額は不安開く
答え:ほどよい堂では、漢方薬は1包から相談できます。体質や生活状況を見て、必要最小限から組み立てられます。
※体調不良が強い/急な体重減少/貧血が疑われるなどの場合は、医療機関での確認もご検討ください。
監修者・免責事項
本記事の信頼性を高めるため、監修者情報と免責事項をまとめています。 体質の整理(中医学)と、現代の栄養学・生活習慣の視点を両輪で扱い、誠実な表現を心がけています。
Supervisor / Reviewer
監修者情報

監修:河邊 甲介(薬剤師/中医薬膳師/薬膳素材専門士/ペットフーディスト)
漢方薬局「ほどよい堂」代表
宮崎県川南町にて、漢方 × 薬膳 × 腸活のトリプルアプローチによる健康相談を行っています。 体質の言語化と、日常で“続く整え方”をセットでご提案しています。
- 栄養:細胞は“食べたものでしか作られない”
- 循環:巡りが整うと、酸素・栄養が届きやすくなる
- 吸収(腸活):食べるだけでなく“吸収できる腸”を育てる
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迷ったままにしない。まずは「無料漢方相談」で、体質を整理しませんか?
薬剤師/中医薬膳師が、あなたの状態を“体質の言葉”で分かりやすく整理。 目的やライフスタイルに合わせて、薬膳素材・漢方茶(ブレンド)を丁寧に組み立て、整える一歩をお届けします。
人気健康誌 Tarzan(ターザン) にも紹介(2025年2月発売)|特集「漢方で不調を整える」
「自分の場合はどう整える?」が気になる方へ。
ほどよい堂では、体質(気・血・津液/陰陽・寒熱など)の整理と、食事・生活の整え方をセットでご提案しています。
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本記事は一般的な情報提供を目的としており、診断・治療・処方の代替ではありません。 症状が強い/長引く/不安が大きい場合は、医療機関・専門家へご相談ください。
- 体質・状態・既往歴により、最適な対処は異なります。
- 妊娠中・授乳中・服薬中・通院中の方は、自己判断での実施を避け、必ず確認してください。
- 記事内容は、予告なく更新・変更する場合があります。


