TゾーンとUゾーンで異なる?部位別に見るニキビの漢方的原因と治し方完全ガイド

▶はじめに——漢方でニキビを根本改善

「ニキビ 漢方」「大人ニキビ 治し方」などで検索してここに辿り着いたあなたは、きっと市販薬やスキンケアだけでは満足できない“慢性的な肌荒れ”に悩んでいることでしょう。

漢方医学は 気・血・水 の巡りと 五臓六腑 のバランスを整え、体内から炎症を鎮めることでニキビを根本からケアします。

本記事では、ニキビの成因・体質別の漢方処方・食養生・症例までを網羅的に解説。

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目次

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ニキビの種類と原因を徹底解説|皮膚科と漢方で違う診断とケアのアプローチ

宮崎県川南町の漢方薬局ほどよい堂で行うニキビ改善のための漢方相談の様子
ニキビ体質の根本改善をめざす漢方相談
ほどよい堂(宮崎県川南町)

ニキビは、現代の皮膚科領域では「尋常性痤瘡(じんじょうせいざそう)」と呼ばれ、毛穴に皮脂や角質が詰まり、アクネ菌などの常在菌が炎症を引き起こすことで発症します。

多くは思春期に発症しやすいですが、近年では20代以降にも「大人ニキビ」として慢性化するケースが増えています。

漢方医学では、ニキビは単なる「肌トラブル」ではなく、身体内部のバランスの乱れ、つまり「気・血・水」の巡りの異常や五臓(特に肺・脾・肝・腎)の働きの乱れとして捉えます。

西洋医学が局所の治療を重視するのに対し、漢方は体質全体を見て、内側からの根本改善を目指すのが特徴です。

皮膚科学におけるニキビ(尋常性痤瘡)の分類

皮膚科の世界では、ニキビは次のように段階的に進行していく疾患と考えられています。

  • 面皰(めんぽう):皮脂が毛穴に詰まった状態。
    • 黒ニキビ(開放性面皰):酸化して黒く見える。
    • 白ニキビ(閉鎖性面皰):皮膚に覆われ白く見える。
  • 丘疹(きゅうしん):面皰に炎症が起き、赤く腫れる段階。
  • 膿皰(のうほう):炎症が進み、膿が溜まる状態。
  • 結節(けっせつ)・嚢腫(のうしゅ):深部にまで炎症が及び、痛みを伴う腫れを形成。
  • 瘢痕(はんこん)・痘痕(とうこん):治癒後に皮膚に残る痕や凹凸。

また、出現しやすい部位にも特徴があります。

  • 思春期ニキビは皮脂分泌が活発なTゾーン(額・鼻すじ)に出やすく、
  • 大人ニキビはホルモンバランスの影響やストレスなどでUゾーン(あご・フェイスライン・首元)に現れやすくなります。

漢方での「粉刺」概念と体質分類

漢方医学では、ニキビは「粉刺(ふんし)」または「肺風粉刺」などと呼ばれ、体内にこもった熱・湿・瘀血・虚のアンバランスが引き起こすと考えられています。

代表的な漢方的ニキビの原因と分類は以下の通りです:

  • 熱毒(ねつどく)型:赤く腫れた炎症性ニキビ。辛いもの、脂っこいものが原因。
  • 湿熱(しつねつ)型:膿が溜まりやすい、じとっとしたニキビ。ジュースやスイーツ、脂肪分の摂りすぎ。
  • 肺熱(はいねつ)型:白ニキビ。呼吸器の弱さや乾燥に由来。
  • 瘀血(おけつ)型:紫や黒っぽいニキビで、血の巡りの悪さが背景に。冷えや婦人科疾患が関連。
  • 気虚・血虚型:治りにくい・慢性的なニキビ。全身のエネルギー・血が不足している状態。

このように、漢方では「ニキビ=表面的な皮膚のトラブル」ではなく、身体全体の乱れの現れと考え、食事や生活習慣、心身の状態までを統合して改善していくのが特徴です。


ニキビの原因を西洋医学と漢方で比較!ホルモン・食生活・ストレス別の根本原因を解説

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ニキビは「毛穴の詰まり」と「皮脂の過剰分泌」が基本的な要因ですが、その背後には 食生活・ホルモンバランス・ストレス・消化器の弱り など、さまざまな内的要因が関わっています。

漢方では「気・血・水のバランス」「五臓六腑の失調」をベースに考え、ニキビの発症原因は体内の乱れの現れと捉えます。

以下に主な原因を西洋医学と漢方の両視点から解説し、比較しやすいように表でまとめます。

ニキビの原因一覧【西洋医学×漢方医学 比較表】

原因カテゴリ西洋医学の捉え方漢方医学の捉え方よく出る症状
ホルモンの乱れ思春期のアンドロゲン増加やPMSによる黄体ホルモンの増加腎虚・気滞・血熱・肝鬱顎・フェイスラインのニキビ、生理前の悪化
皮脂の過剰分泌遺伝的要因・ストレス・食事の影響湿熱・熱毒Tゾーンや鼻まわりの脂性肌ニキビ
ストレス自律神経の乱れがホルモンに影響肝気鬱結・肝脾不和イライラ、眠りが浅い、ニキビが繰り返す
食生活脂質・糖質過多、栄養バランスの偏り脾胃湿熱・食積・痰湿胸や背中のニキビ、膿を伴うニキビ
便秘・腸内環境の悪化毒素排泄が滞るため、皮膚に現れる大腸湿熱・脾虚・気滞肌がくすむ、吹き出物が多い
睡眠不足・過労成長ホルモンの分泌低下、修復能力の低下気血両虚・腎精不足ニキビが治りにくい、顔色が悪い
血流の悪さ末端の循環障害、代謝低下瘀血・血虚紫・黒っぽいニキビ、冷え、生理痛

それぞれの原因についての解説

① ホルモンバランスの乱れ

特に女性は月経前にホルモンが変動し、体に熱がこもるためニキビが出やすくなります。

漢方では 腎の弱り(腎虚)や肝気鬱結による熱の停滞 としてアプローチします。

② ストレス

ストレスは自律神経を乱し、交感神経優位になると皮脂分泌が増え、腸の動きも鈍くなります。

漢方では「肝」の疏泄作用が失調し、「肝脾不和」を引き起こすとされます。

③ 食生活の乱れ

油っこいもの、甘いもの、生もの、冷たい飲食の摂りすぎは、脾胃に湿熱を生じさせ、皮脂分泌を増加させます。

ファストフードやスナック、ジュースは代表的な悪化要因。

④ 腸内環境・便秘

便通が悪くなると、体内の不要物が皮膚から排泄されようとし、ニキビの原因になります。

漢方では「大腸湿熱」や「痰湿」として排泄機能の調整を重視します。

⑤ 睡眠・過労

睡眠不足や疲労の蓄積は、体の回復機能を低下させ、「腎精の消耗」や「気血の不足」につながり、ニキビの治癒も遅れがちになります。

⑥ 血流の悪さ(瘀血)

長引くニキビや同じ場所にできるニキビは、「血」の巡りが悪くなっている可能性があります。

これは「瘀血(おけつ)」と呼ばれ、女性では冷えや婦人科トラブルと関係することも。

まとめ:ニキビの原因は「内側」にある

多くの方がスキンケアや外用薬で表面だけの対処をしがちですが、ニキビは体の内側から現れる「内証外現」の典型です。

漢方では、その人の体質・生活背景・内臓機能の状態をもとに「弁証論治(べんしょうろんち)」を行い、最も適した改善策を選びます。

次の章では、あなた自身の体質タイプに応じた【体質セルフチェック】を行い、ニキビの根本原因を特定していきましょう。


ニキビは内臓のSOS?漢方体質セルフチェックでわかる“あなたの肌トラブルの根本原因”

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ニキビは肌表面の問題のように見えて、実は体の内側の不調を映し出す「内証外現(ないしょうがいげん)」の症状。

漢方では「気(エネルギー)」「血(栄養)」「水(体液)」の巡りや五臓六腑の働きが乱れることでニキビが現れると考えます。

まずは、あなたのニキビ体質がどれに該当するかをセルフチェックしてみましょう。

あなたのニキビタイプを診断!体質セルフチェック表

以下のチェックリストで、各体質ごとの特徴やニキビの傾向を見ていきます。

該当項目が多い体質が、あなたの「今の状態」に最も近いと考えられます。

体質タイプ代表的な症状ニキビの特徴よく使う漢方薬
🔥 血熱タイプ顔が赤い、のぼせやすい、口が渇く、イライラしやすい、生理前に悪化赤く腫れるニキビが多い、熱感や痛みあり黄連解毒湯、十味敗毒湯、加味逍遥散
💧 湿熱タイプ胃腸が弱い、油ものが好き、口内炎、便秘ぎみ、体が重だるい黄ニキビ(膿を伴う)、オイリー肌、背中や胸にできやすい排膿散及湯、防風通聖散、清上防風湯
🌬 肺熱・燥タイプ鼻・喉が乾燥しやすい、風邪をひきやすい、咳が出やすい白く小さなニキビ、額・小鼻周辺に多い清上防風湯、瀉白散
🩸 瘀血タイプ肩こり、頭痛、顔色がくすむ、生理痛や経血に塊が多い紫~黒色で硬く長引くニキビ、生理前悪化桂枝茯苓丸、田七人参、桃核承気湯
🌀 気滞タイプストレスに弱い、怒りっぽい、ため息が多い、胸やお腹が張る生理前に悪化、顎まわりにできやすい逍遥散、加味逍遥散、柴胡疏肝散
⚡ 気血両虚タイプ疲れやすい、顔色が白い、食欲がない、冷えやすいなかなか治らない、治っても再発しやすい補中益気湯、当帰芍薬散、人参湯
🌱 腎虚タイプ足腰がだるい、耳鳴り、不眠、生理不順、老化が早いと感じるフェイスライン・首にニキビが出る、ホルモン乱れと関連瀉火補腎丸、八味地黄丸、六味丸

チェックポイント:該当数を数えてみましょう

各タイプの特徴に3つ以上当てはまった場合、あなたはその体質傾向が強いと考えられます。

複数の体質が混在することも多く、特に「湿熱+瘀血」「気滞+血熱」などの組み合わせでニキビが悪化しやすくなります。

なぜ体質診断が大切なの?

漢方の基本は「同病異治(どうびょういち)」——同じニキビでも体質が違えば処方も違うという考え方です。

例えば、「赤く腫れたニキビ」でも、「熱が強すぎる人」と「血の流れが悪い人」では使う漢方薬が全く異なります。

そのため、体質を見極めてから治療を始めることが、ニキビ改善への近道です。

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赤ニキビ・白ニキビ・紫ニキビ…タイプ別に効く漢方薬と体質別の治し方ガイド

漢方医学では、ニキビの見た目や出現する部位、悪化のタイミングなどから体質と証(しょう)を見極め、その人に合った処方で根本から改善を目指します。

ここでは代表的なニキビのタイプ別に、特徴・体質傾向・おすすめ漢方薬・生活アドバイスまでを詳しく解説します。

🔴 赤ニキビ(血熱タイプ)

特徴肌が赤く腫れ、熱っぽく、痛みを伴う。生理前やストレス後に悪化しやすい。
よくある体質血熱・肝熱・肝鬱化火(ストレスによる熱)
伴う症状口の渇き・目の充血・便秘・イライラ・生理前悪化
主な部位頬、額、フェイスライン

おすすめ漢方薬:

  • 十味敗毒湯(じゅうみはいどくとう):赤み・腫れを発散し膿を抑える
  • 黄連解毒湯(おうれんげどくとう):強い炎症とイライラを鎮める
  • 加味逍遥散(かみしょうようさん):PMSやストレスによる悪化に

生活養生ポイント:
・辛い物、甘い物、チョコレートは控える
・睡眠時間をしっかりとる
・ローズヒップや菊花茶などで肝熱を鎮める

🟡 黄ニキビ(湿熱毒タイプ)

特徴黄色く化膿し、じゅくじゅくして膿がたまるタイプ。脂っこい肌に多い。
よくある体質湿熱・脾胃湿熱
伴う症状便秘、下痢の繰り返し、体が重い、食後のもたれ、にきび跡が残りやすい
主な部位胸・背中・フェイスライン・首筋

おすすめ漢方薬:

  • 排膿散及湯(はいのうさんきゅうとう):膿を排出し炎症を鎮める
  • 清上防風湯(せいじょうぼうふうとう):顔の炎症と熱を取る
  • 防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん):肥満傾向・便秘タイプに適応

生活養生ポイント:
・油物・乳製品・スイーツの過食を避ける
・はと麦、緑豆、もやし、冬瓜などの利湿食材を活用
・日々の入浴で汗をかく習慣も◎

⚪ 白ニキビ(肺熱・燥タイプ)

特徴小さな白っぽいブツブツ。毛穴に詰まった皮脂が原因。
よくある体質肺熱・燥証
伴う症状喉や鼻が乾燥しやすい、咳、皮膚の乾燥、風邪を引きやすい
主な部位額、鼻、小鼻まわり(Tゾーン)

おすすめ漢方薬:

  • 清上防風湯:顔の中心部の熱と油を冷ます
  • 瀉白散(しゃはくさん):肺にこもった熱と乾燥を取る
  • 炙甘草湯(しゃかんぞうとう):乾燥が強い場合に補陰として併用

生活養生ポイント:
・朝の洗顔後はしっかり保湿
・白きくらげ、梨、百合根、れんこんで肺の潤いUP
・空気が乾燥している時は加湿器を使う

🟣 紫ニキビ(瘀血タイプ)

特徴繰り返し同じ場所にでき、硬く触れると痛みがある。色が紫がかっている。
よくある体質瘀血・血熱瘀阻
伴う症状冷え、肩こり、生理痛、月経時に血塊、唇や舌が暗紫色
主な部位あご、フェイスライン、こめかみ、生理前悪化しやすい

おすすめ漢方薬:

  • 桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん):血流を改善し女性の体を整える
  • 温経湯(うんけいとう):瘀血と冷えを同時に改善
  • 田七人参(でんしちにんじん):血流促進・止血・再生を助ける

生活養生ポイント:
・冷えと瘀血に注意し、下半身の温活を意識
・シナモン、紅花、黒豆、山査子など血行促進食材を活用
・適度な有酸素運動を取り入れて血流改善

🌀 混合タイプ・慢性型ニキビ

特徴複数のニキビタイプが混在し、なかなか治らない。体調や周期によって変化。
よくある体質気血両虚・腎虚・瘀血・湿熱のミックス
伴う症状疲れやすい、冷え、便秘と下痢が交互、治ってもすぐ再発
主な部位顔全体、フェイスライン、背中、胸部など広範囲

おすすめ漢方薬(体調に応じて調整):

  • 補中益気湯(ほちゅうえっきとう):気を補い、脾胃機能を改善
  • 六君子湯(りっくんしとう):胃腸の虚弱がある人に
  • 瀉火補腎丸(しゃかほじんがん)/ 知柏地黄丸(ちばくじおうがん):腎虚と熱を同時にケア

まとめ:ニキビタイプ別に処方を見極めるのが改善の近道

ニキビは見た目が似ていても、原因や体質が異なれば治療法も変わります。

漢方では「症状ではなく人を診る」ことを基本とし、全身を見て処方を決めることで、ニキビの根本改善と再発防止を目指します。

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ニキビに効く漢方薬を徹底比較|十味敗毒湯・桂枝茯苓丸など主要処方の効果と選び方

漢方薬局ほどよい堂(宮崎県川南町)での漢方相談風景|体質に合わせた漢方薬の提案
宮崎県川南町・ほどよい堂にて
体質に合わせた漢方相談を実施

漢方では、「何に効くか」ではなく、「誰に合うか」を重視して処方を選びます。

同じ“ニキビ”であっても、体質・ニキビの色・場所・伴う症状によって選ばれる薬は大きく異なります。

ここでは、ニキビ治療においてよく使われる代表的な漢方薬を中心に、その効果・適応タイプ・使い分けのポイントを表にまとめてご紹介します。


ニキビ治療によく使う代表的漢方薬一覧

漢方薬名主な作用適応するニキビタイプ特徴・補足
十味敗毒湯(じゅうみはいどくとう)清熱解毒・排膿・抗炎症赤ニキビ、化膿タイプ急性期の赤みや腫れに。皮膚疾患全般にも応用される。
黄連解毒湯(おうれんげどくとう)強力な清熱・解毒・鎮静赤・黄ニキビ、イライラやのぼせあり熱感が強い人、精神的に興奮しやすいタイプに。
排膿散及湯(はいのうさんきゅうとう)膿を排出、化膿抑制黄ニキビ(膿みやすいタイプ)オイリー肌で膿がたまりやすいタイプに。
清上防風湯(せいじょうぼうふうとう)顔面の熱を冷ます・湿熱を取る白ニキビ、Tゾーンのニキビ顔の中心部(額・鼻)に皮脂が多いタイプにおすすめ。
桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)瘀血の改善・ホルモン調整紫ニキビ、生理前に悪化するタイプ血流が悪く、冷えや婦人科症状がある人に。
当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)血虚・冷えの改善、ホルモン調整色白・冷え性・慢性ニキビ体力が弱く冷えが強い女性におすすめ。
加味逍遥散(かみしょうようさん)肝鬱を解きストレス緩和ストレスで悪化する赤・紫ニキビPMSや精神的ストレスに影響されやすい方に。
瀉火補腎丸(しゃかほじんがん)腎虚+火を鎮めるフェイスライン、ホルモン性の大人ニキビ更年期・慢性化・首〜あごラインに出る場合に。
半夏瀉心湯(はんげしゃしんとう)胃腸機能の調整・湿熱の改善口周りのニキビ・胃弱タイプ食後の不快感・腹部膨満感がある人に。
芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)筋肉の緊張緩和・ホルモン調整高アンドロゲン性のニキビテストステロン優位の体質に対応。
六君子湯(りっくんしとう)胃腸虚弱の補強冷え・胃腸虚弱に起因する慢性ニキビ体力がない、元気が出ない人に。
補中益気湯(ほちゅうえっきとう)脾気虚・疲労体質の改善繰り返すニキビ・治りにくいタイプ免疫力と消化力の底上げに。

漢方薬の選び方・使い分けのポイント

  • 🔥 赤く熱を持つニキビ →「清熱解毒」系(十味敗毒湯・黄連解毒湯)で炎症を鎮める
  • 🧪 膿が出る・じゅくじゅく系ニキビ →「排膿」「湿熱除去」系(排膿散及湯・清上防風湯)
  • 🟣 硬く残る紫ニキビ・同じ場所に繰り返す →「瘀血除去」系(桂枝茯苓丸・田七人参)
  • 💧 冷え性・疲れやすい体質 →「補血補気」系(当帰芍薬散・補中益気湯)
  • ストレス・PMSによる悪化 →「肝気鬱結緩和」系(逍遥散・加味逍遥散)
  • 🌱 胃腸虚弱・食べ過ぎ・口周りのニキビ →「脾胃を整える」系(半夏瀉心湯・六君子湯)

漢方薬を使う際の注意点

  • 早期治療が鍵!:炎症が進む前の「面皰〜丘疹」段階での治療が最も効果的です。
  • 体質に合っていない処方は逆効果:体が冷えている人に清熱薬を多用すると、消化機能が落ちたり、だるさが出ることがあります。
  • 自己判断せず専門家へ相談を:混合タイプやホルモン関連は複雑で、症状に波があることも。ほどよい堂の漢方相談をご活用ください。

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ニキビは生活が9割?スキンケアだけに頼らない、漢方がすすめる習慣・食事・睡眠改善法

漢方薬を服用していても、日々の生活習慣が乱れていては効果が半減してしまいます。

ニキビの改善には「薬に頼る」だけでなく、「自分で治す力=正気(せいき)」を高めることが大切です。

ここでは、ほどよい堂がおすすめするニキビ改善のための生活養生法を項目ごとにご紹介します。

① 正しい洗顔・スキンケアのポイント

項目内容
✔ 洗顔料の選び方低刺激・無香料・弱酸性の洗顔料を使用(ニキビ用ではなく“肌にやさしい”が基準)
✔ 洗顔方法ゴシゴシ洗いはNG。泡をしっかり立て、指が肌に触れないくらい優しく洗う。
✔ 洗顔のタイミング朝・夜の1日2回で十分。洗いすぎると皮脂のバリアが壊れる。
✔ タオルの扱い清潔なタオルでポンポンと押さえるだけ。こすらない。
✔ 保湿ケア洗顔後すぐに水分→油分の順に保湿。漢方では“乾燥=肺の不調”と考えるため、外部からの潤いも重要。

ワンポイント薬膳ケア:
肌の乾燥が強い人には、百合根・白きくらげ・ナツメ入りの潤いスープがおすすめです。

② ストレスと自律神経の整え方

ストレスはニキビの“隠れた主因”。

漢方では「肝気鬱結(かんきうっけつ)」と呼ばれ、情緒が乱れることで自律神経やホルモンの働きに影響し、気血の流れが悪くなります。

ストレス軽減方法実践例
深呼吸・瞑想1日5分、静かな場所でゆっくり腹式呼吸を行う
入浴習慣ぬるめの湯に10〜15分。生姜や陳皮の入浴剤も◎
眠る前のルーティン寝る前1時間はスマホを見ない・カモミールティーを飲むなど習慣化
自然とのふれあい公園や海、森林浴など、自然に触れる時間を週1回以上つくる
アロマ・ハーブ活用ラベンダー、ローズ、ベルガモットなど「肝」の緊張を和らげる香りを取り入れる

③ 食事と薬膳的ニキビケア

漢方では、「肌は脾の鏡」といわれ、消化機能(脾胃)の不調が肌に現れると考えます。

特にニキビ体質の方には以下のようなポイントが大切です。

✅ 避けたい食品(湿熱・痰湿・炎症の原因)

食品カテゴリ具体例
脂っこいもの揚げ物、ラーメン、唐揚げ、フライドポテト
甘いものチョコレート、ケーキ、砂糖たっぷりの菓子パン
冷たいものアイスクリーム、冷たいジュース、生野菜のとりすぎ
乳製品・加工食品チーズ、ヨーグルト、スナック菓子

✅ 積極的に取りたい薬膳食材

効果食材例
清熱解毒ゴーヤ、緑豆、セロリ、きゅうり、トマト
利湿排膿はと麦、冬瓜、大根、おくら、緑茶
瘀血改善黒豆、紅花、シナモン、黒きくらげ、山査子
補気補血鶏むね肉、にんじん、ナツメ、黒ごま、長芋
潤い補給白きくらげ、梨、百合根、はちみつ、クコの実

④ PMS・月経周期と漢方調整

ニキビが月経前に悪化する場合は、「肝気鬱結」+「血熱」が絡んでいる可能性が高く、周期に応じて漢方薬を調整するのが有効です。

時期体の状態おすすめ処方
月経前(7〜10日前)気滞・血熱・便秘・イライラ加味逍遥散・桂枝茯苓丸・黄連解毒湯
月経中瘀血・血熱・腹痛当帰芍薬散・温経湯・桃核承気湯
月経後〜排卵期気血両虚・疲れやすい補中益気湯・人参湯・四物湯

日々の生活の「小さな積み重ね」が、肌に表れる

ニキビは“体内の状態を映す鏡”です。

どんなに高価な化粧水を使っても、便秘、寝不足、ストレスだらけの生活では改善は難しいもの。

だからこそ、「内側から整える」漢方的な生活スタイルが大切になります。

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まとめ|ニキビを根本から治す4つの柱|体質・生活(腸活)・食事(薬膳)・漢方で実践するトータルケア戦略

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ニキビは見た目の問題にとどまらず、体内環境・ホルモンバランス・生活習慣・心の状態すべてが関係している“全身性のサイン”です。

だからこそ、漢方医学のように体質から読み解き、内側から整えるアプローチが、本当の意味での「根本治療」となります。

ここでは、ニキビ改善に向けて今日から実践できる4つのトータルケアの柱を整理しました。

【1】洗顔・スキンケア:肌のバリアを守る第一歩

  • 1日2回、泡で優しく洗顔し、しっかり保湿する
  • 刺激の少ないスキンケア用品を使用(アルコールや香料NG)
  • ニキビは絶対に“潰さない”ことが鉄則
  • 洗顔後の清潔なタオル・枕カバーの使用も重要

📝 POINT:摩擦と乾燥は肌の大敵。物理的・環境的刺激を極力減らすことが◎

【2】ストレス・自律神経ケア:肝気のめぐりをなめらかに

  • 深呼吸・ストレッチ・自然に触れる時間を毎日5分でも確保
  • 入浴やアロマで“リラックス時間”を意識的に作る
  • イライラ・焦り・モヤモヤを感じたら、まず深呼吸
  • PMSや月経の乱れには、周期に合わせて漢方薬を調整

📝 POINT:「心が乱れると、肌も乱れる」——肝と心のケアがニキビ予防のカギ

【3】薬膳・腸活を中心とした食事養生

  • 肌の健康は「脾胃=消化吸収力」から
  • 油っこい・冷たい・甘すぎる食べ物は湿熱を助長するので控える
  • 発酵食品、食物繊維、五行に基づいた旬の食材を選ぶ
  • 1口30回を意識して、よく噛んで食べる

📝 POINT:「何を食べるか」だけでなく「どう食べるか」も肌に影響します

【4】体質に合った漢方薬・サポート商品を選ぶ

  • ニキビのタイプに応じて清熱・補血・理気・化瘀などの漢方処方を使い分ける
  • PMSや胃腸の弱りなど、ニキビの裏にある体質の弱点にも同時にアプローチ
  • 症状だけで選ばず、「自分の証(しょう)」に合わせて漢方薬を使うことが効果への近道

📝 POINT:「自己判断」ではなく、「専門家の診断」が安心・安全な体質改善の第一歩です

最後に――ニキビ改善は、あなたの“内なる力”を呼び覚ます旅

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『ほどよい堂』は、ただの漢方薬局ではありません。

山の風、鳥のさえずり、海の輝き――この自然豊かな環境そのものが、癒しの力を持っています。

ご来店された方が、心地よい空間でリラックスしながら、自分自身の身体と心の声に耳を傾けられるような“居場所”でありたいと願っています。

日常の喧騒から少し離れ、ゆったりとした時間を過ごすことで、自然と「整う」感覚を取り戻してみませんか?

■ アクセス・営業時間

店名:漢方・薬膳処 ほどよい堂
所在地:宮崎県児湯郡川南町(峠の里展望台近く)
※詳細なアクセスは公式ホームページをご覧ください。
営業時間:10:00~18:00(月曜日定休、火曜日は不定休)
駐車場あり/予約優先制

■ ご相談・ご予約はこちらから

・漢方相談(初回カウンセリングは約60分)
・薬膳アドバイス、食養生プラン作成
・オンライン相談(Zoom対応)

[ほどよい堂の漢方相談お問い合わせ方法]

ご相談は基本的にご予約制となっておりますが、時間的な余裕がある場合は飛び入りでの相談もお受けしております。

まずは、下記のいずれかの方法でご連絡ください。

次の予約サイト、LINE、電話のいずれかの方法からアクセスをお願いいたします。

▶予約サイト: https://coubic.com/kampo-hodoyoido

▶LINE: https://lin.ee/bfO3lv9

▶電話:0983-32-7933

※ご来店、オンライン相談に関わらず漢方的な体質診断が必要ですので、予め問診の提出をお願い致します。

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著者プロフィール

河邊甲介 (薬剤師)

KOSUKE KAWABE

▷有資格

  • 薬剤師
  • 中医薬膳師:本草薬膳学院(学長:辰巳洋)にて資格取得
  • 薬膳素材専門士:本草薬膳学院(学長:辰巳洋)にて資格取得
  • ペットフーディスト

▷経歴

  • 福岡大学薬学部卒
  • 総合病院薬剤部・調剤薬局にて勤務
  • 2024年1月より宮崎県川南町(峠の里)にて漢方×薬膳×腸活のお店「ほどよい堂」を開局

身体とこころの安心をお届けします

薬剤師であり、漢方×薬膳×腸活の専門家として、「ほどよい堂」を運営しています。
中医学的体質診断を基に、個別に最適な健康アドバイスを提供し、無料相談も実施中。
健康に関するお悩みを漢方や薬膳、腸活でサポートし、体質改善を目指します。
健康維持や未病対策に関心のある方は、ぜひご相談ください。

お気軽にお問い合わせください。0983-32-7933受付時間 10:00-18:00 [ 月曜定休・火曜不定休 ]

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