乳酸菌生産物質って何?効果・成分・サプリを徹底解説!

乳酸菌生産物質と
バイオジェニックス理論

乳酸菌生産物質と
腸内フローラ

乳酸菌生産物質と
サプリメント

「乳酸菌生産物質」は
ヒトの健康に
必要不可欠な物質

乳酸菌生産物質とは

腸内細菌は、発酵・代謝を行う過程で様々な物質を生み出しています。

その中で、善玉菌と呼ばれるビフィズス菌や乳酸菌が生み出した成分が「乳酸菌生産物質」です。

別名「乳酸菌代謝産物」ともいわれます。

代謝(metabolism)とは、生命維持活動に必須なエネルギーの獲得や,成長に必要な有機材料を合成するために生体内で起るすべての生化学反応のことを言います。

乳酸菌生産物質には、人間が健康的な生活を送る際に必要な物質(短鎖脂肪酸、ペプチド、ビタミン、ミネラル、菌体成分/死菌体など)が多種含まれています。

ビフィズス菌・乳酸菌が作り出した多種類に渡る代謝産物こそ、腸内フローラに影響し、人間の健康をも密接に関連しています。

腸内フローラを介することなく身体に直接作用し、様々な健康効果を発揮する成分を総称して「バイオジェニックス」と呼んでいます。

代表的なものに「乳酸菌生産物質、生理活性ペプチド、植物性ポリフェノール、カロチノイド、DHA、ビタミン」などが挙げられます。

乳酸桿菌

乳酸菌生産物質の効能効果

乳酸菌生産物質の代表的な効果は次の通りです。

  • 免疫力アップ
  • アレルギーを予防する
  • がん予防
  • 肥満を抑制
  • 糖尿病、高血圧、高脂血症の予防
  • 便秘、下痢の改善
  • 脂肪肝の予防、肝機能改善
  • 発毛促進
  • 口臭予防
  • ストレス緩和

加齢によって腸内で悪玉菌の代表である大腸菌やその仲間が増え、善玉菌である乳酸菌が少なくなってきます。

また、高齢になると,芳香族アミノ酸代謝に関与する遺伝子が増加し,短鎖脂肪酸代謝に関与する遺伝子が減少するため、加齢に伴う腸内細菌叢の変化は,腸内細菌叢の代謝能力の変化を反映しているともいえます。※1

乳酸菌生産物質を作ってくれる食事から善玉菌を常に補い続けることは容易ではありません。

それに加えて減少していく善玉菌によって人の腸だけでは、乳酸菌生産物質を潤沢に作るのは難しいと言わざるを得ません。

そこで、乳酸菌生産物質を体外で作り、体に取り入れるという方法が考えられました。

乳酸菌生産物質を直接取り入れることのメリット

乳酸菌生産物質の体内への吸収は、自分の腸内フローラを直接介しません。

乳酸菌生産物質は小腸に直接到着し、作用を発揮できるため、効率よく人の健康を維持してくれます。

プロバイオティクス+プレバイオティクス+バイオジェニックス(ポストバイオティクス®)の3本柱で腸活をして、心身の健康を保ちましょう!

参考文献

※1:(日老医誌 2016;53:318―325)
薬剤師
河邊甲介

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